松本健吾が投げて打つ!澤井廉が打つ!

2026試合結果


ヤクルト4-0広島

マツダスタジアムで快勝である。マツダスタジアムでのゲームと言えば、広島ファンの相手を飲み込むような応援含めて戦いづらい印象があったのだが、最近はそういった雰囲気がなくなってきている。しかし、週末に関してはまだそういった雰囲気も残っており、それだけに昨日のカード初戦を獲っていたのは大きかった。今日は松本健が6回まで広島打線をノーヒットに抑えるなど8回無失点で先発として完璧な仕事を果たすと昨日の高梨に続いて自らタイムリーヒットを放ち、打撃でも勝利に貢献してみせた。投げて打っての大活躍である。そして昨日のゲームでは結果を残せなかった澤井が、今日もスタメンで起用されると2ランホームランを放ち、役割を果たしてみせた。「素晴らしい。」としか言いようがない快勝である。このメンバーでここまで勝ち星を積み重ねることは全く予想できなかった。それを現実のものとしている池山監督にヤクルトファンだけでなく、多くの野球ファンから熱視線が送られている。

松本健と言えばプロ初登板での快投が印象的である。→「快挙!と快挙! | ヤクルトファンの日記
この快投以降はプロの壁に苦しむこととなるのだが、昨シーズン途中からリリーフに活路を求め、結果を残すと、今シーズンはしっかり先発調整をする中で結果を残している。東海大菅生ー亜大ートヨタ自動車というエリートコースを歩み続けた総合力の高い投手なのだが、それ故突出した武器がなく、プロの世界で埋もれてしまう危険性もあるタイプの投手だった。1年目に結果を残せなかった事、2年目の前半戦も結果を残せなかったことから、伸びしろ的にも厳しい立場に追いやられたかな?と感じていたのだが、昨シーズン途中から1軍でも投手としての総合力の高さで勝負出来るようになってきた。今シーズンに関しては、緩急、高低、内外角の出し入れと多彩な球種を様々な引き出しで投げ込むことで先発として試合を作ってくれている。フォークという空振りを奪えるウイニングショットが通用するようになったことも飛躍に繋がっているのかもしれない。
今日は8回で102球を投げ、被安打1、与四球2の無失点と広島打線を抑え込んでみせた。2回の連続与四球、7回の野間に浴びた初ヒットの場面以外は、全く危なげのない投球だった。ロマン型の投手とは対極にいるような安定型の投手なのだが、小川や吉村の系譜を継げる先発右腕が登場したことはチームにとって非常に大きいことだと感じる。まだシーズン通して1軍で戦ったことがないため、そういったスタミナ面での不安はあるのだが、計算出来る投手が1人増えたことに喜びを感じている。
また今日は、打撃でも2回2アウト2,3塁の場面で広島先発岡本から先制2点タイムリーヒットを放ち、自らを助けてみせた。昨日の高梨もそうなのだが、投手の中でも打撃が良いとは言えない松本健が大事な場面で一本出してくれた。池山監督は、投手でも基本的には「打っていこう!」という考え方のようなのだが、割り切って打席に入ることでここまで結果が変わってくることに驚きを感じている。監督を評価する際に「モチベーター」という言葉が使われることがあるが、私はこれまで「モチベーター」というものはそれ程気にしていなかった。しかし、今シーズンの池山監督を見ていると采配という部分以前に選手達のメンタル面の安定という部分で大きな役割を果たしているように見えてくる。監督にとって大事な能力の一つなのだと気付かされた気がする。

今日のゲームのヒーローは松本健で間違いないのだが、野手陣で気を吐いてくれたのが澤井だった。中京大時代からそのマッチョマン体型が放たれる強烈な打球が注目されていたスラッガーなのだが、反面脆さも持ち合わせており、プロ入り3年間は、中々1軍で結果を残すことが出来なかった。守備面、走塁面ではアピールできるタイプの選手ではないため、とにかく打撃で結果が求められるのだが、まだまだ1軍の投手と相対す際の引き出しに乏しく、今はとにかく「打てる」と思ったボールを初球から積極的に打っていくことに活路を求めている印象である。昨日のゲームでも一塁手としてスタメン出場を果たしたのだが、結果が残せず、このままだと1軍に残ることも難しいというような立場に追い込まれてしまっていたのだが、今日は4回に広島先発岡本の浮いたツーシームを捉えると打球は右中間スタンドに飛び込む2ランホームランとなった。打った瞬間は、正直スタンドインするとは思わなかったのだが、パワーで深い右中間スタンドまで運んでみせた。このパワーが澤井の魅力である。長距離砲が少ないチーム事情もあるだけに、澤井にはこのチャンスを活かしてもらいたい。

今日は、ルーキー石井が6番ショートでスタメン起用され、明日はプロ3年目の石原が初先発のマウンドに上がる予定である。チーム内でも突出した選手が数少ない中で選手達を競争させながら戦っていく姿は、ある種の理想的な姿ではある。しかし、これまでこういった選手起用で結果を残してきた監督はおそらく非常に稀だったはずである。それをやってのけている池山監督はやはり只者ではないと感じる。




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コメント

  1. 超匿名 より:

     強力打線を擁するチームと呼ばれることはあっても、強力投手陣と呼ばれることはなかったと記憶しますが、シーズン終わった時にそう呼ばれる年になるんでしょうかね。投手力を感じさせる試合が多いです。
     澤井が1軍に定着してくれるようになるなら、ファンとしてもありがたいですね。

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