ホワイトソックスは、後1勝でリーグ優勝決定戦進出という状況下にあったのだが、そこからガーディアンズに3連敗を喫し、地区シリーズで敗退となってしまった。過去記事でも書いたのだが、ここ数年ホワイトソックスは低迷していたため、村上は弱小球団をどう変えるか?という部分にも注目が集まっていたのだが、村上の加入だけが原因ではないにしろ、チームの躍進に貢献したことは間違いないだろう。ヤクルトファン的な物言いをすると「俺達の村上がやってくれた!」というところだろうか?おそらくは村上にとって非常に大きな意味を持つメジャー1年目になったのではないだろうか?
「村上宗隆はシカゴ・ホワイトソックスへ! | ヤクルトファンの日記」
村上の今シーズンの成績は
127試合 454打数94安打 打率.207 ホームラン35本 打点77 OPS.825
というものになった。
村上は開幕戦にいきなり第1号ホームランを放つと、ここから3試合連続ホームランを放つなど、前半戦から快調にホームランの数を増やしていった。MLBファンに衝撃を与えるような活躍ぶりだったのではないだろうか?しかし20号ホームランを達成した後に右ハムストリングの肉離れにより1か月以上離脱することとなってしまった。それでも怪我明けもホームランを積み重ね、最終的にはシーズン35本のホームランを積み上げてみせた。個人的に開幕前に村上のシーズン成績の基準として考えていたのは、松井秀喜のヤンキースでのルーキーイヤーの数字である打率.287、本塁打16本、打点106、OPS.788という数字である。見比べてみるとホームラン数とOPSは村上に軍配が上がり、打率と打点は松井秀に軍配が上がっている。松井秀が海を渡ったのはすでに20年以上前であり、MLBの野球も変化、進化してきているため一概にどちらが上ということは出来ないのだが、スラッガーとして35本のホームランを積み重ねることが出来たことは立派だと感じる。ヤクルト時代からMLBでのプレーを意識して準備してきたことが伝わってくるようなプレーぶりだった。
波が大きいことだったり、三振数が多かったりすることについては、村上の課題ではあると思うのだが、長打を意識した打席でのアプローチ自体は今後も継続していってもらいたいと感じる。まだまだスタッツを上げていくことは可能だと感じる。
ちなみにヤクルトで大ブレイクした高卒2年目の数字は
143試合 511打数118安打 打率.231 ホームラン36本 打点96 OPS.814となっている。今シーズンの村上のスタッツにどこか類似している部分もあるように感じる。ここからMLBの投手の球筋に慣れてくることでもう少し打率、出塁率は上げることが出来そうである。
そして何よりチームの成績が上がったことについて、村上本人は喜んでいるはずである。私自身は、特別MLBを追っている訳ではないため、断片的にしか見ていないのだが、それでも今シーズンの村上に関しては、自身の魅力をしっかり伝えるシーズンになったのではないか?と考える。やはりヤクルトファンとしてこの活躍は嬉しいものがあった。
コンディション面に気を付けながら来シーズン以降もメジャーで数字を残し続けてもらいたい。
P.S 大谷という球史に残るスーパースターがいるため、少し目立ちづらくなっていますが、村上、岡本(ブルージェイズ)、鈴木(カブス)のスタッツも素晴らしいものがありますよね。長距離砲がMLBでも通用していることに驚きと喜びを感じています。
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コメント
当然、スワローズファンとして、村上選手のメジャー挑戦は応援していましたが、シーズン前の予想では、かなり厳しいのではないかと予想していました。
その理由は、速い高めストレートに 前年の 日本でも かなり苦戦していたため、さらに、速いストレートを投げるピッチャーが多いメジャーでは、なかなか結果が出ないのではないかと思っていたからです。
この予想をよい意味で裏切ってくれて 嬉しくなりました。
村上選手のパワーとハード・ヒットの技術が メジャーでも通用したと言えます。
ただ メジャーの今年 9月以降は、2打席に1回三振するという状態になっていて、
日本で三冠王を取ったシーズンも、最終盤に力みからか センターから逆方向への長打がなくなって、《村「神」様》のオーラが消えた悪い状態が、メジャーでも復活しないことを祈っています。
広角にホームランを打てたことが、三冠王につながった、その意識を忘れないでほしいと思います。