ヤクルト2-0DeNA
私は、開幕前ヤクルトは、セリーグ他の5球団に比べて戦力的に厳しいと考えていた。DeNA相手に開幕3連勝を飾った時も「望外」という言葉を使ったし、今でも野手陣の戦力は他球団に比べて劣っていると考えている。打って繋ぐ野球に関しても明確に得点力アップに繋がっているとは言い切れないと思っている。しかし、投手陣の奮闘もあり、ここまで12勝4敗という数字を残しており、現在セリーグの首位に立っている。だからと言って浮かれるつもりもないし、このままのペースで勝ち続けられるなんて思ってもいない。それでも今日の勝利含めて「運」だけで片付けてしまうのも違うのかな?と思っている。個人的に今年のヤクルトの一番のポイントとして上げさせてもらっていた投手陣の踏ん張り(チーム防御率2点台)と池山監督の積極的な采配が噛み合う中で好成績を残している。勝ち続けるにはそれなりの理由があるはずである。
その理由の一つは、やはり投手陣ということになるのではないだろうか?今日の先発松本健は、非常に丁寧なピッチングを披露してくれた。最終的なスタッツは、6回で76球を投げ、被安打3、与四死球2の無失点だった。ルーキーイヤーは初登板で無四球完封という離れ業を披露してくれたのだが、その後結果を残せず、昨シーズンはリリーフに回り出力を上げることで結果を残してみせた。今シーズンは再び先発に配置転換となったのだが、多彩な球種を丁寧に投げ込み、コントロールにも細心の注意を払っていることが伺える。入団時点である程度完成度が高い総合力で勝負するタイプの投手だったため、1年目で伸び悩んでしまった際には、厳しいかな?という印象も持ったのだが、大きくスタイルを変えることなく、1軍の舞台に舞い戻り結果を残してくれている。プロの水に馴染んで来たように感じる。凄みは感じないが、試合を作れる先発投手という意味では、近年のヤクルトらしい投手だと感じさせてくる。
7回からは、リランソー星ーキハダと1イニングずつ繋いでみせた。打球が直撃して以降、安定感に欠けていたリランソが今日はストレート中心の配球でDeNA打線を力で抑え込んだのが特に印象的だった。ストレートで押すことが出来るリランソ、星、キハダの三枚はヤクルトリリーフ陣の中でも貴重なパワー型投手である。
打線は、10安打で2得点ということで、今日も「繋がった」とは言い切れないゲームとなったのだが、積極的な仕掛けや気持ちの部分で上手く回っているのかもしれない。2回は2アウトランナーなしから7番武岡が四球を選ぶと続く8番松本健がプロ入り初ヒットとなるレフト前ヒットで繋ぎ、9番丸山和の先制タイムリーに繋げてみせた。武岡、松本健、丸山和の3人で2アウトランナーなしから1点を奪ったことに驚きを感じた。事を起こすための積極的な仕掛けがプラスに働く場面はあるのだなと今シーズンの池山采配を見ていると感じることが出来る。3回は先頭のサンタナがヒットで出塁したのだが、続く古賀がダブルプレーに倒れてしまい、一度はチャンスが潰えたように見えたのだが、2アウトランナーなしからオスナが2ベースを放つと、続く岩田のレフトフライをファンメルが落球し、ラッキーな形で2点目を奪うことに成功した。
1点目も2点目も思わぬ形での得点であり、DeNA側から見れば防がなければならない失点ということになると思うのだが、チームに勢いがあり、投手陣が仕事をするとこういった得点も勝利に繋がることとなる。現段階でもやはり打線が繋がっているとは思えないのだが、それでも勝てていることで、チーム全体として戦い方が固まりつつあるのではないだろうか?積極的に仕掛けて上手くいかなかったとしても投手陣が踏ん張れば、上手くいっていない部分を隠すことが出来る。ロースコアのゲームを上手く拾っていってもらいたい。
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