ヤクルト1-0ロッテ
負けていれば引きずってしまいそうなゲーム内容だったのだが、高橋ー星ーキハダの3投手のリレーでロッテ打線を完封したことで、増田のホームランを値千金の一発にしてみせた。打線をどう繋ぐか?という部分については、様々な意見が出てきそうなものだが、とりあえず投手陣が踏ん張ることで何とかチームの勢いは維持している。1-0の完封勝ちという結果の割には、良い内容だったと言い切れないゲームだったのだが、それでも勝ちは勝ちである。
昨日のゲームからランナーを出しても得点が奪えないシーンの連続でストレスが溜まる展開となっていた。ロッテ先発、ルーキー毛利の調子自体はそこまで良いようには思えなかったのだが、それでも得点を奪うことが出来ず、先発投手の責任イニングである5回を投げ切られてしまった。6回からは高野脩にスイッチしてきたのだが、ここで打席に入った増田が高野脩のストレートを捉えると打球は左中間スタンドに飛び込む先制ソロホームランとなった。多少甘いコースのボールだったとは言え、完璧に捉えなければホームランにはならない左中間スタンドへの一発と言うことで、増田のパンチ力と勝負強さを感じることが出来るホームランとなった。今日のゲームでヤクルト打線を10安打を放ち、3つの四球を選んでいたのだが、得点は増田のソロホームランによる1点のみだった。褒められるものではないのだが、それだけに増田のホームランが輝いて見えることとなった。
打線の繋がりという部分に関しては、元々「個」の能力というものは他球団に劣っていると感じていたし、コツコツと得点を積み上げていく策ではなく、獲れるときに一気に得点を奪いに行くスタイルで戦っているだけに、繋がりに欠けるゲームがあることは致し方ないと思うようにしている。首位争いを続けている限りは、無理に戦い方を変えなくても良いのではないだろうか?今日は、高橋が送りバント企図する場面があったが、高橋はある程度バントが出来る投手だと首脳陣が評価しているからこその送りバントだったのではないだろうか?今後もバントの企図含めて攻撃時の作戦には注目していきたい。
投手陣では、高橋が7回で102球を投げ、被安打2、無四球の無失点と期待し得る中でも最高の投球を披露してくれた。この投球が出来るのが高橋の凄さである。コントロールは多少アバウトでもゾーン内で勝負し、力でねじ伏せることが出来る。このスタイルの先発サウスポーは希少価値が高い。今日はボールのキレで勝負する本来の姿でロッテ打線を抑え込んでみせた。毎回こういった投球を見せることは難しいことは分かっているのだが、コンスタントに試合を作れるようになってもらいたい。復帰後、5回2失点、6回2失点、7回無失点と何だかんだで数字上は結果を残してくれている。ボールの威力とキレで勝負出来る高橋のような投手はやはり魅力的である。
8回は星がピンチを迎えながらも凌ぐと、1-0という最少得点差のゲームで9回を任されたキハダが、今日もランナーを許しながらも最後はソトを力でねじ伏せ、試合を締め括ってみせた。1-0というスコアのキハダの投球は中々スリリングではあるのだが、気持ちの入った投球はクローザーに相応しい。
こういう勝ちの拾い方が出来るのも今年のヤクルトの特徴の一つなのかもしれない。
P.S モンテルのセンターでのファインプレーは見事でしたね。打撃も好調ですが、身体能力を活かした守備でチームに貢献してくれるとありがたいですよね。
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