【ボクシング】井上拓真、那須川天心を返り討ちしV2防衛 天心はリベンジならず/ライブ詳細 – ボクシングライブ速報 : 日刊スポーツ
過去記事はこちら→「井上拓真が那須川天心を判定で下す! | ヤクルトファンの日記」
井上拓真VS那須川天心のWBC世界バンタム級タイトルマッチは、今回も白熱の技術戦となった。皆さんはどう見ただろうか?
前回は、序盤から中盤辺りまでは、ほぼ互角の展開となったものの、後半は、ボクシング技術で上回る井上拓が試合を支配し始め、那須川に手詰まり感を感じるような展開となり、最終的には明確に井上が判定勝利を飾ることとなった。
今回の第2戦は、那須川に勝利した以降、井岡一翔を圧倒するなど充実期を迎えた井上拓にボクシングという競技に慣れ、成長してきた那須川がどのように交わるか?という部分に注目が集まった。前回の対戦時で明確に勝利した井上拓優位の声が多いかと思いきや、井上拓に敗退後、しっかり難敵に勝利し、VS井上拓第2戦に持ち込んだ那須川の成長を推す声も多く、第1戦に続いて、戦前の予想は五分に近いものになっていたのではないだろうか?
立ち上がりは両者ともに慎重に立ち上がった印象だった。井上拓、那須川ともにディフェンスが固く、簡単にクリーンヒットは許さない展開となった。それでも4ラウンド終了時の採点では、二者が井上拓を支持し、一者がドローという採点結果となった。この辺りは、素人には分かりづらいのだが、細かい部分で井上拓が上回っていると判断したジャッジが多かったということだろうか?この公開採点後、気持ちが多少楽になったのか、5回以降は、井上拓が徐々にアグレッシブに試合を動かし始め、このまま井上拓の流れで試合が進んでいくのかな?という展開になっていたのだが、7回に那須川が強烈な左ストレートをヒットさせ、井上拓からダウンを奪ってみせた。
劣勢に立たされた状況で高いディフェンス技術を誇る井上拓相手にダウンを奪う那須川は、やはり格闘技の天才なのだと思う。ダウンを奪った以降、まだ2分30秒ほど時間が残されており、ロープ際で迎え撃つ井上拓に対して、細かいパンチを集めながら、時折強打を振るい、ダウン後にも井上拓を効かせる場面はあったと思うのだが、ここは、井上拓が持ちこたえた。
それでも多少なりともダメージが残っているように感じたため、ここから一気に那須川ペースで試合が進むかな?と感じたのだが、8回は井上拓が積極的に仕掛けて、ペースを那須川に渡さなかった。この辺りは井上拓の経験値とメンタルの強さ、ボクシング技術の高さを感じさせてくれた。7回に関しては、那須川の左ストレートはしっかり入っていたし、その後の井上拓の姿を見るにダメージはあったはずである。それでも8回に前に出て相手を上回るということは、井上拓のボクサーとしての成長、強さを感じるに十分だった。終盤も那須川にペースを握らせず、最終的には、3-0の判定で井上拓が勝利を掴んでみせた。
第1戦、第2戦ともに白熱した試合展開となった。今回は、7回に那須川がダウンを奪ったという部分と8回以降それでもペースを握らせなかった井上拓という両者の良い部分が試合の中でしっかり現れるゲームとなった。井上拓は、現在のバンタム級の中では最強を争うことが出来る存在になっていると思うし、那須川も世界で十分通用するボクサーになっている。井上拓が2連勝したため、現段階では、第3戦を見たいとは思わないのだが、那須川が他団体のベルトを奪取するような機会があれば、井上拓VS那須川の第3戦もあり得るのかもしれない。
兄の井上尚弥が日本ボクシング史上最強のモンスターであるため、中々目立ってこなかったのだが、井上拓もデビューから強い相手と戦い続けて結果を残してきた名ボクサーである。那須川や井岡という名のあるボクサーに勝利したことで、また一段と自信を付けるのではないだろうか?
今回も緊張感のある日本人ボクサー対決を見させてもらった。
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コメント
ボクシングは、「距離を制する者が勝者となる」という競技です。
特に前半は、井上のスピードあるジャブが その距離を制するツールとなり、ダウンを奪われてからは、やや接近戦に戦術をシフトし、兄 尚弥も得意とする右アッパーも効果的にヒットさせました。
那須川がキックボクシング時代に神童の名に値する ハンドスピードを持った選手であることは、この試合でも見て取れましたが、ボクシングは、キックボクシング以上に、世界各国に名選手がひしめく ワールド・プロフェッショナル・スポーツです。
その技術戦において、井上が、スピードと防御から攻撃への切り替えの早さと 攻防のバリエーションで、那須川を上回りました。
ボクシングは、各回の判定で どちらかに差をつけて採点する マスト・システムを取っています。
そこでの点の取り方も、ボクシングの世界で、一日の長がある 井上に経験値による実力が見られた試合でした。
ツバメひとすじさんへ
見応えのある白熱した攻防でしたよね。井上の経験値が勝ったという試合でしたかね。
fiys さんの過去記事に リカルド・ロペス の記事を見つけ、嬉しくなりました。
彼ほど 完璧なボクサー・キャリアを全うした人は、いないのではないかと思います。
アマチュア・プロを通じて、負けを経験していないのですから。
fiysさんも取り上げてくださった 初挑戦で、現在 Pound For Pound No.1 ボクサーの井上尚弥が所属する ジム会長の大橋秀行をKOで勝利した試合で王座についてから、リカルド・ロペスは 計26度の世界戦をすべて勝利し、王者のまま引退しました。
まさに、その攻防の技術・強打に裏打ちされたパーフェクト・ボクサーでした。
具志堅用高と共に 私の青春のボクシング・ヒーローの一人は、1年後世界王者になった KO仕掛け人こと ロイヤル小林を戦慄のボディ・ブローで 6回にKOした アレクシス・アルゲリョで、私の部屋の扉には、彼のポスターが貼ってありました。