毎年の事なのだが、今年も戦力外の選手について触れなければならない時期となった。プロスポーツチームが存続し続けていく以上、選手の入れ替わりは必須である。上記のサンスポの記事の通り、今日は6選手に戦力外通告がなされたとのことである。各選手について簡単に触れていきたい。
青柳晃洋
・個人的には帝京大時代から面白いサイドハンドの投手だなと期待していた投手だった。阪神ではエースとして結果を残したこともあり、ヤクルトも苦しめられた。ストレートに威力があり、変化球もキレるのだが荒れ球であり、的の絞りづらい投手だった。ハマれば攻略が難しいタイプの投手という印象がある。メジャー挑戦は失敗に終わり、その後にヤクルトに入団する形になったのだが、阪神時代のような投球を披露する場面は見られなかった。
青柳を獲得した際には、このブログでは不安要素の方を多く取り上げていたのだが、その不安が現実のものとなってしまった。年齢的にはまだもう一勝負出来るはずである。おそらく崩してしまっていると思われるフォームを修正して、もう一花咲かせてもらいたい。
「青柳晃洋を獲得へ | ヤクルトファンの日記」
田口麗斗
・2021年シーズン開幕直前に廣岡とのトレードでヤクルトに入団した田口は、抜群の制球力と必殺のスライダー、気持ちの強さを武器に2021年、2022年のリーグ連覇に大きく貢献してくれた。ヤクルトでは石川以降、完成度の高いサウスポーが中々現れなかったのだが、田口は非常にテクニカルなサウスポーだった。先発として試合を作る器用さ、リリーフとして出力を上げ打者をねじ伏せる強さの両面を併せ持った投手だった。24年シーズン、25年シーズンとコンディション不良もあり、成績を落としていたのだが、今シーズンは過去2シーズン以上に状態が上がらず、1軍での登板機会も少なくなっていた。それでも現状チームに頼れるサウスポーが少ないこともあるため、このタイミングでの戦力外通告には驚いてしまった。先発への再チャレンジがあっても良いと思っていたし、コンディションが整えばまだまだ1軍で勝負出来る投手だと思う。個人的にはもう1年ヤクルトでプレーする姿を見たかった。
「廣岡⇔田口の電撃トレード | ヤクルトファンの日記」、「交流戦の開幕戦は、ヤクルトファン満足度99.9% | ヤクルトファンの日記」
長谷川宙輝
・ソフトバンクの育成契約からヤクルトへ移籍した時は、非常に魅力的なサウスポーが入って来たと思ったものである。元々ヤクルトファンだったという経歴にも好感を抱いた記憶が残っている。
高津監督1年目のシーズンに移籍してきた長谷川は、そのシーズンリリーフとして44試合に登板してみせた。相当粗削りだったが、「エイヤッ!」と豪快に腕を振る投球スタイルはそれだけで魅力的に映った。その後コンディション不良も重なる中で、本来の力投型のスタイルが失われ、フォーム作りという部分に苦しんでいた印象がある。もう少し投手としての完成度を高めることが出来れば、もう1段階、2段階レベルの高い投手になった可能性のある投手である。
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沼田翔平
・沼田の印象は「小柄ながらよくまとまった好投手」というものである。旭川大高時代から印象は変わらない。巨人から育成契約で獲得した時にはサイドスローに転向していて驚いたのだが、その後腕を上げたフォームに戻し、支配下契約を勝ち取ってみせた。2軍レベルであればある程度抑えられるだけの投球術があったのだが、1軍の舞台では結果を残すことが出来なかった。小柄な右腕で総合力で勝負するタイプの投手がプロの舞台で結果を残すことは簡単ではないのだが、巨人で育成ドラフトから這い上がり、育成契約で移籍したヤクルトでも支配下契約を勝ち取った所に沼田の投手としての技量の高さと精神的な強さを感じた。社会人チームからのオファーなどありませんかね?
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山野辺翔
・2025年シーズン途中に二遊間に離脱者が相次いだことからヤクルトが白羽の矢を立てたのが山野辺だった。外野も守れるユーティリティ性がチーム内で重宝された。1軍だけではなく2軍のゲームを回すという意味でも獲得が必要な選手だった。ヤクルトでは大きな活躍は出来なかったのだが、改めてユーティリティプレーヤーの必要性を感じることが出来た。走攻守で1つでも飛びぬけた能力があれば、また未来が違っていたプレーヤーという印象を持っている。
「西武から山野辺翔を金銭トレードで獲得 | ヤクルトファンの日記」
根岸辰昇
・2024年育成ドラフト1位でヤクルトに入団したノースカロライナA&T州立大出身の変わり種選手である。左投左打の一塁手ということで打撃でどこまでアピール出来るか?という部分一点に注目をしていたのだが、1年目も2年目も2軍でインパクトのある結果を残すことが出来なかった。元々一塁手としての守備力にも定評があったのだが、やはり打たなければ生き残ることは難しくなってしまう。
「2024ヤクルトドラフト指名選手 | ヤクルトファンの日記」
これから選手それぞれ様々な選択をすることになると思うのですが、悔いのない選択をしてもらいたいと願っています。これまで長きに渡りチームを支えて下さり、ありがとうございました。
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