ヤクルト0-5阪神
今シーズンの阪神との対戦成績は、今日の敗戦で7勝17敗となった。投手陣が踏ん張る中で競り合いに持ち込むゲームもあったのだが、その競り合いを中々拾えなかった。スコア上は僅差でも「明確な実力差があるな。」と感じていたのだが、今日は対阪神という意味でも対高橋という意味でも明確な力負けとなってしまった。
先発の奥川は、今シーズンプロ入り初の規定投球回に到達し、2完封を記録するなど充実したシーズンになったのだが、阪神戦では勝ち星を上げることが出来なかった。決して投球内容は悪くなかったし、今日のようにそれ程調子が良いと感じないゲームでもある程度試合を作れるのは流石である。今ある実力で出来る限りの投球は見せてくれていると感じる。しかし、投手力のある阪神相手となるとQS程度のスタッツでは、中々チームの勝利に繋げることが出来ないのも事実である。今シーズンは規定投球回に到達し、ほぼ1年間通してローテを守ることが出来たため、勤続疲労というものは気になるのだが、可能であれば、来シーズンはもう一段上の投球を期待したい。個人的なイメージは、全盛期の菅野智之のような投球である。
今日の奥川は、2回に大山にソロホームラン、3回に森下にタイムリー2ベースを浴びてしまった。いずれも追い込むことが出来ていただけに、奥川にとっては悔いの残るボールになってしまったかもしれない。それにしても大山の左中間スタンドへのホームランは見事な打球だった。奥川としてもまずまずのコースにスライダーを投げ込んだと思うのだが、そのスライダーを完璧に捉えられてしまった。森下、佐藤という左右の大砲の後ろに勝負強い大山が控えている阪神打線はやはり強力である。
結局奥川は、6回で107球を投げ、被安打7(被本塁打1)、与四球2の2失点で負け投手となってしまった。巧さは感じたが、それでも阪神打線に上回れてしまったし、高橋に投げ負ける格好となってしまった。
2番手の中村優は、先発調整をしながらのリリーフ登板ということで難しさもあったかもしれないが、ピッチャーの高橋にタイムリーを浴びてしまったのは勿体なかった。ストレートのスピードは戻ってきているが、まだまだ課題は多そうである。
打線は、1番ライト増田、2番センター並木、3番セカンド田中、4番サード松下、5番レフト西村、6番ファースト赤羽、7番キャッチャー古賀、8番ショート石井、9番ピッチャー奥川という若いメンバーとなった。このメンバーで今シーズンのセリーグ№1投手と言っても過言ではない高橋を打ち崩すのは至難の業だったかもしれない。1番で起用された増田が2本のヒットを放ったのは、流石だったのだが、この出塁を活かすことが出来なかった。田中、松下、西村と組んだクリーンアップは、松下が1本ヒットを放ったが、今日は高橋の前に格の違いを見せ付けられてしまった。こういった一流の投手とどう対峙していくかという部分は、今後のプロ野球人生においてとても大切なことになってくる。良い経験を積んでいるのではないだろうか?
残り4試合全力で戦ってもらいたい。
P.S 今日は初回に奥川が近本を牽制で刺す場面がありましたね、ここ2年程、奥川は阪神にかなり盗塁を企図されていたと思うのですが、今日の近本の動きは、何かしら根拠を持ってスタートを切ろうとしているような動きに見えました。おそらく奥川の癖のようなものを掴まれていたと思うのですが、ここ数試合奥川が修正をかけているように感じますね。
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