ペルーサと高橋奎二

2026試合結果


ヤクルト9-1広島

皆さんは、ペルーサという競走馬をご存知だろうか?私は、競馬をしたことはほとんどないのだが、このペルーサが現役だった頃と馬券を購入していた時期が重なるのである。ダービートライアルの青葉賞で圧勝したレースを見て、その魅力に惚れ込んでしまった。ディエゴ・マラドーナ愛称から取った「ペルーサ」という名前の響きにすら魅力を感じていた。デビューから青葉賞まで4連勝を記録したことからも分かるように、非常にポテンシャルの高い馬だったことは間違いない。しかし、このペルーサ、私が惚れ込んだ以降、勝つことがなかった。スタートで出遅れてしまうことが多く、本来の実力を出せないレースが多かった。それでもその末脚でファンを湧かす場面もあり、私自身もペルーサの馬券を買い続けていた。晩年札幌日経オープンで勝つのだが、その時私はすでに馬券を購入することは辞めていた。馬券を購入していた期間は短かったのだが、この馬の走りには、良くも悪くもドキドキさせられていた。
そんなペルーサの姿を思わず重ねてしまうのが、高橋奎二である。高い才能を評価するブログ記事と高い才能を活かしきれない批判的なブログ記事を長年に渡って書き続けている。最近ではモデルチェンジを考えた方が良いのではないか?ということも書かせてもらった。しかし、それは高橋の魅力を削ぐことになることも理解しているつもりである。

今日の高橋の投球内容は、良くも悪くも高橋の特徴が表れたものとなった。150キロを超えるストレートとキレの良いスライダー、チェンジアップ、カーブを駆使して広島打線から三振の山を築くのだが、その反面四球も多く与えてしまい、最終的なスタッツは、5回で108球を投げ、被安打1、与四球5、奪三振9の無失点というものとなった。5回で9奪三振というスタッツを見れば分かるように、今日の高橋のボールはキレていた。しかし、下位打線に3者連続四球を与えてしまう場面があるなど、ボールが走っていても投球が安定しない状態は続いていた。この姿が高橋の姿と言ってしまえばその通りなのだが、シーズンを通して先発ローテを守ることを考えると、これだけ計算が立ちづらい投手を使うことは、首脳陣にとっては怖さも感じてしまうのではないだろうか?池山監督就任以降の投手運用から考えると、今の高橋の投球内容は、首脳陣が望むものとは合致していないように感じる。「それでも夢を託したくなる。」高橋奎二はそんな投手である。
リリーフ陣では、8月4日以来の1軍マウンドとなったキハダが5点リードの6回のマウンドに上がったのだが、佐々木、持丸、勝田に四球を与えると大盛に犠牲フライを許し、ここで降板となってしまった。キハダにとっては、痛い登板となってしまった。5点リードの6回という余裕のある場面で三者連続四球は頂けない。この投球内容では、キハダに託せる場面は敗戦処理のような状況下のみになってしまう。ストレートの球速自体はそれなりに出ていたため、後一歩のところまで戻ってきているのかもしれないが、この状況で使うのは怖いものがある。

打線は、初回に増田のタイムリーで先制点を奪うと、4回には山田のヒットを起点に岩田、内山のヒットもあり満塁のチャンスを作ると、今日スタメンマスクを被った松本直に2点タイムリーヒットが飛び出し、着実にリードを広げていった。
そして5回には、山田に今季第1号となるソロホームランが飛び出した。岡本の吊り球気味の高めのストレートに反応すると打球はバックスクリーン左へ飛び込むホームランとなった。高めのストレートに力負けせずにスタンドへ運んだ一発は、山田らしさも感じさせる一発となった。今の山田にアスリート的なボディアクションを期待することは難しくなり、打席でも以前のように身体全体を連動させてボールにパワーを伝えることは難しくなっているように感じるのだが、それでも今ある力を精一杯使って結果を残してもらいたい。スタメン出場するのであればゲーム前半の試合の流れを掴む一打を、ベンチスタートなのであれば、試合の空気を変える一打を期待したい。
6回は長岡のタイムリーヒットで加点すると、7回には内山の2点タイムリーヒットに2つの押し出し四球が絡んで4点を追加し、試合を決めてみせた。

おそらく相性的には戦いやすいであろう広島戦に関しては、勝てるゲームはしっかり勝っておきたい。以前のマツダスタジアムは、広島ファンの相手を飲み込むような応援含めて戦いづらさを感じていたが、今はその空気感は感じない。




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コメント

  1. ツバメひとすじ より:

    今日の高橋はストレートの威力が抜群! でも、あまりにフォアボールが多すぎたため、球数が多くなり、5回までしか投げられませんでした。高橋の投球フォーム 球の勢いは魅力にあふれ 好きなのですが、フォアボールを もっと減らして7回までは 投げてもらわないとリリーフに負担がかかり、ローテーションピッチャーとしては合格点をあげられませんね。

    明日は、久しぶりの小川の先発。Aクラス入りに向けて、是非とも再び戦力になってほしい選手です。

    • fiys より:

      ツバメひとすじさんへ

      これが高橋と言ってしまえばそれまでなのですが、もう少しコンスタントに試合を作ってくれるとありがたいですよね。

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