2025年FIYS的1人モックドラフト反省会

ドラフト


今日は、ドラフト直前に行った1人モックドラフトの反省会を行いたいと思う。
過去記事
・「2025年FIYS的1人モックドラフト | ヤクルトファンの日記
※見づらい画像で申し訳ないのですが、下記は1人モックドラフトの結果です。








FIYS的1人モックドラフトルール
・候補者は、リストアップした225名の中から選定
・1位が競合した場合には、あみだくじで決定
・2位指名以降は、実際のドラフトと同様の順番で指名




配慮点
・社会人選手の指名凍結者は不明。
・順位縛りも不明。
・FIYSは、野球経験者であるが、メカニック部分の知識は疎い。
・現地観戦はほぼ行っていない。主にテレビ、ネット動画での確認。
・主な参考媒体「野球太郎」、「ドラフト会議ホームページ」
※あくまでも、一ヤクルトファンとしての、素人の予想遊びとなっています。


一応上記のルールで実施させてもらった。いくつかのポイントに絞って振り返ってみたい。

①ドラフト1位
・ドラフト1位に関しては、モックドラフトで指名された12名中8名が指名された。
今年は、当日までに1位を公表したのは広島(立石)、西武(小島)、巨人(竹丸)の3球団だった。私がモックドラフトを開催した時には、広島のみが公表している状況だった。その中で1位入札に関しては、私のモックドラフトと一致していたのは、広島、日本ハム、阪神の3球団のみだった(いずれも立石に入札)。
正直、巨人の竹丸(鷺宮製作所)、DeNA、ソフトバンクの佐々木(スタンフォード大)に関しては、全く読めなかった。その他のチームに関しては、なくはない指名だったかな?と感じている。
巨人に関しては、岡本和がポスティングシステムでメジャーに挑戦するとの報道がなされていたため、1位は野手にこだわると見ていたのだが、即戦力投手を指名してきた。そしてDeNA、ソフトバンクに関しては、私がモックドラフトで指名しなかった佐々木へサプライズ的に入札してきた。ドラフト数日前から佐々木を取り巻く空気感がどことなく変わってきていることは感じていたが、それでもこの1位入札は読めなかった。
モックドラフトでは、立石に8球団が入札する形となったのだが、実際には立石の入札は3球団に留まった。佐々木への2球団の入札含め非常に楽しめるドラフトとなった。
外れ1位に関しては、広島と日本ハムの平川(仙台大)指名がモックドラフトと実際のドラフトとで一致した。広島に関しては、上位3人の内2人は野手を指名するのでは?という見立ての中で平川指名に向かい、日本ハムは、如何にも日本ハムが好みそうなアスリート型の野手ということで、立石の次は平川では?という部分で指名に踏み切っていた。この部分については上手くハマることとなった。広島に関しては、モックドラフトでは平川を外してしまい、外れ外れ1位で齋藤(亜大)に向かったのだが、その齋藤は実際のドラフトでは広島の2位で指名されたため、この流れは上手く一致したこととなる。
その他モックドラフトで1位指名された選手に関しては、櫻井頼(東北福祉大)は中日の2位、櫻井ユ(昌平)はロッテの4位で指名された。
佐々木、大川(明大)の1位指名に関しては、完全に予想外だったのだが、その他の選手に関しては、まずまずの人選となった。

②ドラフト2位
・2位に関しては、巨人田和(早大)、日本ハムエドポロケイン(大院大)、ソフトバンク稲川(九共大)辺りがモックドラフトでは下位で指名されていたため想像以上に評価されていた選手となる。その他の選手に関しては、モックドラフトでも3位までに指名された選手となっている。逆にモックドラフトで2位で指名してズレが大きかった選手は、高橋(JR東日本)がソフトバンク5位、増居(トヨタ自動車)がヤクルト4位、池田(東洋大)が指名漏れ、冨重(BC神奈川)が巨人育成1位、高木(中京大)が広島7位となった。
池田に関しては、秋の打撃内容を見て、もしかすると上位指名もあるのでは?と感じたのだが、氏名に至らなかった。社会人、独立リーグの選手の順位感は毎年中々掴めないものがある。そして今現在怪我持ちの選手についても順位感は掴めないものがあることを実感することとなった。

③私がピンポイントで狙った指名について
・「1人モックドラフト」を行う中で、自分の中でこの選手は上手く指名出来たと感じる選手が数名いたため、その選手についても触れておきたい。

西武1位 藤原(花園大)→実際には楽天1位
・西武は1位で小島(明大)を指名した。ドラフト前から1位入札の本命との話しも出ていたため、予想通りの入札と言えばそうなのだが、私は、今井、高橋の去就が分からないことを考えれば、即戦力として藤原への入札はあり得ると感じ、自信を持って入札した。個人的には悪くない指名だったと思っている。

阪神2位 藤川(延岡学園)→実際にはオリックスの外れ1位
・藤川に関しては、高校生投手の中では石垣(健大高崎)に続く№2だと明確に評価していたため、阪神の2位で自信を持って指名した。実際には阪神は、立石、谷端(日大)、岡城(筑波大)と野手を3人指名したため、藤川が残っていたとしても指名した可能性は低いかもしれないが、オリックスが外れ1位で指名したことによって、高校生投手の中では評価が高かったことが分かった。

ソフトバンク3位 大塚(東海大)→実際には日本ハムの3位
・大塚に関しては、1位候補との事前報道もあったのだが、ドラフトの流れによっては下位まで残る可能性もある選手だと思っていた。モックドラフトも流れによっては、1位も下位もある状況だったと思うのだが、その中でソフトバンクが3位で指名した。実際には日本ハムの3位ということで、順位感的には上手く指名出来た。

オリックス3位 勝田(近大)→実際には広島の3位
・オリックスは、しっかり守れる器用な二塁手は補強ポイントに一致すると見て、少しサプライズ気味に3位で指名したつもりだったのだが、実際のドラフトでも広島に3位で指名された。勝田が打撃含め高く評価されていることが分かった。小柄でもこれだけ評価されているということは、1年目から俄然注目してみたい選手となった。

巨人4位 谷脇(日本生命)→実際には指名漏れ
・巨人4位の谷脇に関しても先発もリリーフもこなせそうな即戦力リリーフとして上手く指名出来たなと感じていたのだが、実際のドラフトでは巨人は上位で大社の投手を立て続けに指名したため、モックドラフトとは大きくズレが生じてしまった。ドラフト指名の当落線上にいた選手ではあると思う。

ロッテ7位 渡辺(東大)→実際には指名漏れ
・ドラフト指名がなければ引退を表明していた渡辺に関しては、父と瓜二つのアンダースローということで、父の古巣ロッテの指名があり得るのではないか?と見ていた。実際私は、渡辺は引退するには惜しい投手だと思っていたため、NPB球団に指名されることを願っていたのだが、指名されることはなかった。

こういった思い切った指名が出来るのが1人モックドラフトの魅力である。

④ピタリ賞、ニアピン賞
・「モックドラフト」は、決して当てモノではないのだが、ピタリと一致する指名があった場合には気持ち良いものである。

ピタリ賞
阪神1位立石(創価大)

オリックス2位森(大阪桐蔭)

ニアピン賞
広島外れ1位平川(仙台大)→モックドラフトでは外れ1位で入札し、日本ハムが獲得

広島2位齋藤(亜大)→モックドラフトでは広島の外れ外れ1位

楽天4位大栄(学法石川)→モックドラフトでは楽天5位


その他
順位感的には、3位で大塚(東海大)、秋山(中京大)勝田(近大)、奥村(横浜高)、5位で藤森(明徳義塾)、赤木(佛教大)、鈴木(東海大甲府)がモックドラフトと実際のドラフトとで一致していた(1位、2位を除く)。

まずまず上手く指名出来たかな?という感覚は持っている。

⑤感想
・毎年同じ感想になってしまうのだが、とにかく準備が大変である。12球団のチーム状況、引退、戦力外選手の確認、ドラフト候補のリスト作りは最低限必要であり、この部分にどうしても時間を要してしまう。今回で3年目ということで楽しさは感じられるようになっているし、ヤクルトのドラフトをよりリアルに考えられるというメリットは感じている。出来れば来年も続けたいのだがどうなるだろう。
・ヤクルトのドラフトに関しては、一応モックドラフト通りの指名が本ドラフトでも可能な状況ではあった。しかし、4位以降の4選手については、本ドラフトには掛からなかった選手であるため、決して上手く拾えたとは言えない結果となってしまった。目利きという部分でイマイチだったということになってしまうだろうか?
・昨年も書いたのだが、私のモックドラフトは、あくまでも二次情報、三次情報を使った中でのものだが、その中で自分が評価している選手を事前報道よりも高く指名するなど自分の色を出すことが今年も出来たと感じている。ネットを通して他の方のモックドラフトと見比べるのも楽しいものである。
今年もお付き合いしていただいた読者の方には感謝申し上げます。緩い目で見ていただけると助かります。




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