私は、メジャーリーグに関してはほぼ追いかけていないため、正直日本人選手以外に関しては、ほぼ知識を持ち合わせていない状態である。時折地上波のニュースで大谷をはじめとする日本人メジャーリーガーの対戦相手、チームメイトととして選手が紹介され、その時に印象に残っている選手を数人記憶している程度である。昔ほどメジャーリーグの細かいニュースを追いかけることはなくなった。
しかし、大谷に関しては、毎日のように地上波のニュースでその活躍ぶりが紹介されるため、常識を超えるようなプレーを身近に感じることが出来ている。今シーズンは昨シーズンに続いてワールドシリーズを連覇した中でシーズンMVP(3年連続4度目)も獲得するという凄まじいシーズンとなったのだが、当たり前のように快挙を達成してしまうためこちらの感覚が麻痺してきている状態である。
正直、大谷に関しては、多少なりとも野球に興味を持っていれば嫌でも情報が入ってくる状況になっているため、ブログで記事を残す必要もないし、改めて大谷について素人が書いた記事を読みたいと思う方も少ないと思うのだが、野球ファンの端くれとして、大谷については自分の為にも触れておきたいと思っている。歴代の野球選手、どこを探しても比較対象が見付からないような「神様」のような選手について触れない訳には行かないと思っている。
過去記事はこちら→「2024年の大谷翔平 | ヤクルトファンの日記」
2021年~2025年のスタッツは以下の通りである。
2021年シーズン投手成績
23試合 130回1/3 9勝2敗 防御率3.18
2022年シーズン投手成績
28試合 166回 15勝8敗 防御率2.33
2023年シーズン投手成績
23試合 132回 10勝5敗 防御率3.14
2024年シーズン投手成績
登板なし
2025年シーズン投手成績
14試合 47回 1勝1敗 防御率2.87
2021年シーズン打者成績
155試合 537打数138安打 打率.257 46本塁打 100打点 26盗塁
2022年シーズン打者成績
157試合 586打数160安打 打率.273 34本塁打 95打点 11盗塁
2023年シーズン打者成績
135試合 497打数151安打 打率.304 44本塁打 95打点 20盗塁
2024年シーズン打者成績
159試合 636打数197安打 打率.310 54本塁打 130打点 59盗塁
2025年シーズン打者成績
158試合 611打数172安打 打率.282 55本塁打 102打点 20盗塁
昨シーズンは投手としては全休し、リハビリに費やしながら打者一本で驚異的な数字を残したのだが、今シーズンは、想定よりも早い6月に投手として公式戦のマウンドに戻ってきてみせた。オープナーとしての役割を果たしつつ、その登板自体をリハビリの一環として充てるようなドジャース陣営の思い切った起用法がどう転ぶか分からなかったのだが、終わってみればワールドシリーズをはじめとするポストシーズンでは、先発として長いイニングを投げ、勝ち投手にもなるなど、シーズン最終盤でしっかり状態を上げてみせた。出力が高いだけに、今後も自分の身体と相談しながら投手として投げていくことになると思うのだが、長期リハビリからの復活のシーズンとしては、上々のシーズンになったのではないだろうか?ストレートのスピード、キレ、変化球のキレともに怪我前の状態と大きくは変わらない状態にまで戻してきているように感じた。来シーズンは先発としてどの程度ピッチングを披露してくれるか楽しみである。
打者としては、開幕からしっかり結果を残し、ドジャースのスタートダッシュに大いに貢献してみせた。シーズン後半に入ってから投手陣の駒不足もあり、チームが苦しんだことを思えば、前半戦で大谷の活躍もあり、勝利を重ねたことが最終的にはワールドシリーズ制覇に繋がったのではないだろうか?サヨナラホームランやワールドシリーズでの1試合3本塁打、1試合9出塁など印象的な活躍も目立ち、MLB最強打者と言っても過言ではない数字を今シーズンも記録してみせた。
NPB時代のことを思えば、MLBでプレーするようになってからの打球速度と飛距離には驚かされるばかりである。
打つ、投げる、走るというプレーを超ハイレベルでこなし続ける大谷には脱帽である。日本野球とアメリカ野球の良い部分を吸収し、そこに圧倒的なフィジカルが加わったことでとんでもないモンスタープレーヤーが誕生したということになるのだろうか?
大谷に関しては、圧倒的な「個の力」をチームの勝利に結びつけているという部分でもスペシャルな野球選手だと思っている。大谷という強烈な光にチーム全体が照らされているように感じる。
冒頭でも書いた通り、私のような素人が大谷について語っても何も面白いことはないと思っている。大谷の凄さなど改めてブログ記事で触れる必要はない。それでもこのような特別なプレーヤーの全盛期をリアルタイムで見られている訳だから記事に残す意味はあると思っている。
大谷も来年は32歳である。時の流れは思った以上に早いものである。だからこそ「今」目の前にある大谷翔平の一挙手一投足を楽しみ尽くしたいと思っている。
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