ヤクルト3-9阪神
開幕前下馬評が低かったヤクルトが開幕から7勝1敗というロケットスタートを切り、今日から昨シーズンのセリーグチャンピオンである阪神と敵地甲子園で戦うこととなった。今シーズンの大本命である阪神相手にヤクルトの勢いがどこまで通用するのか注目されたゲームだったのだが、4つのエラーが全て失点に絡んでしまうという残念なゲームとなってしまった。4回表までは理想的な試合展開に持ち込めていただけに、守れなかったという現実が重くのしかかることとなった。
今日のゲームをブログで振り返る時に、どの部分に着目するか少し迷った。才木や森下、佐藤輝といった阪神の主力となる選手の充実ぶりに着目して記事を書くのも一つなのかな?と思ったのだが、やはりヤクルトに目を向けた記事を書いておくべきだと感じた。
今シーズンのヤクルトは、開幕前に守備面での課題を指摘されることがあった。基本が徹底されていない場面が目立つとの話しも出ていたように記憶している。実際シーズンに入るとここまで7勝1敗という好成績を残していることもあり、守備面の課題について触れることが少なくなってきているように感じたのだが、今日のゲームを見れば分かるように、守備面の課題が解決した訳ではない。9失点の内、大西が佐藤輝に2ランホームランを浴びた2失点以外の7失点は、全てにおいてエラーが絡んでおり、投手の自責点は0である。私は、今シーズンのヤクルトのポイントに「投手陣の防御率2点台」というものを挙げさせてもらい、「3点を巡る攻防」が大切になってくると書かせてもらっている。投手陣の踏ん張りは勿論のことなのだが、ロースコアのゲームに持ち込むためには、守備陣の奮闘も必要になってくる。
例えば今日のようなゲームであっても、4回表までは、ヤクルトの方が良い流れで試合を進めているように感じた。どれだけ才木の内容が良かろうと、小川が無失点ピッチングを続ける中で、4回にオスナのタイムリーでヤクルトが先制点を奪ったように、このままロースコアの展開に持ち込めば、勝機も見え始めるような展開に思えた。
しかし、4回裏に2アウトランナーなしから佐藤輝、大山の連打でピンチを招くと木浪のセカンドゴロを伊藤がトンネルしてしまい、タイムリーエラーで同点に追い付かれてしまった。小川がベテランらしいよくまとまった投球を披露してくれていただけに、痛いタイムリーエラーとなってしまった。ここからは、ヤクルトの課題ばかりが目に入るゲームとなってしまった。5回にはサンタナの落球もあり、ピンチを招くと中野の犠牲フライで勝ち越し点を許し、続く森下には、左中間に飛び込む2ランホームランを浴びてしまった。すると小川がここで阪神打線を切ることが出来ず、佐藤輝、大山にヒットを打たれた所で降板となると代わった田口も木浪にタイムリー内野安打を許してしまい、この回一挙4点を失ってしまった。
6回も2アウトランナーなしから田口が四球と自らのエラーでピンチを作ってしまい、佐藤輝に2点タイムリーを浴びてしまった。
ここまでの7失点は、エラーがなければ3つのアウトを奪うことが出来ていたシチュエーションの失点ばかりであり、投手の自責点は0だった。シーズン前に恐れていたことの一つにこういった守れないゲームで試合自体が壊れてしまうことがあるのではないか?という不安だった。今日はまさにその不安が的中するゲームとなってしまった。実績の少ない今のメンバーで戦う以上、こういったミスが出てしまうことは仕方ないのだが、それでもプロとしてこういったゲームの数を少しでも減らしてもらいたいと感じる。本命阪神相手にこういった試合内容のゲームをしていては、1つ勝つことも難しくなってしまう。
しかし、逆に4回表までの野球が出来れば、今日の才木相手のゲームだとしても勝機があることを確認出来た。まずはしっかり守って、勝機を見つけ出したいところである。
それにしても今日の才木の投球は、敵ながらあっぱれという他なかった。才木のような正統本格派は、ここ20年程を振り返ってもパリーグに多かった印象であり、セリーグでは数少ない正統本格派の投手だと感じる。スケールが大きく、力のあるストレートと鋭く落ちるフォークボールを武器に打者を圧倒していく姿は、圧巻である。
そんな才木に対して、ヤクルト打線は好球必打で浅いカウントからどんどんスイングを掛けていったのだが、それでも前にボールを飛ばすことが難しく、8回までに16三振を喫してしまった。三球三振も多く、才木はこれだけ三振を奪っても8回まで105球で投げ切ってみせた。これだけの投球をされてしまうと打ち崩すのは難しい。
それでも今日のゲームで7番ライトでスタメン起用された丸山和が才木のストレートを捉えてライトスタンドへ飛び込む2ランホームランを放ったことは競争を活性化させるという意味でも明日に繋がるホームランになったと感じる。
ディフェンディングチャンピオンであり、今シーズンの大本命である阪神相手にミスばかりのゲームをしていては勿体ないし、勝ち目もなくなってしまう。今日のような残念なゲームを少しでも減らしていきたいところである。
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