ヤクルト0-5ロッテ
私は今シーズンの松本健の投球をかなり信頼している。ボールのキレ、コントロール、シチュエーションに応じたピッチング、全てが高いレベルで噛み合い、そう簡単には崩れない投球をしてくれている。今日もロッテジャクソンとの投げ合いに持ち込めば、勝機はあると見ていた。今日の松本健は、初回からいつも通りの投球を見せてくれていたと思うのだが、ロッテの各打者にアジャストされてしまう場面が増え、1つのアウトを取るのに球数が多くなる場面が目立ってしまった。それでも何とか4回までは無失点で抑えていたのだが、5回に3点を失い、5回投げ切れずにマウンドを降りることとなってしまった。打線は打線でジャクソン相手に先頭打者を4度に渡って出塁させたのだが、繋いで得点を奪うには至らなかった。松本健が粘れず、打線が繋がらなかったことがそのまま0-5というスコアに繋がってしまった。
おそらくではあるが、今日の松本健の調子はそこまで良くはなかったのではないだろうか?それでも投手としての引き出しの多さがあるため、打者の内外角を広く使ったり、フォークで高低差を付けたりと工夫をしながら4回までは無失点投球を続けてくれた。球数を掛けながらもこういった粘りの投球が出来ることも松本健の武器である。
しかし、5回に小川、佐藤、西川に3連打を浴び、0アウト満塁のピンチを招くと、ここで山口相手に投じた初球のシュートが押し出し死球となってしまい、先制点を与えてしまうと、続くソトには犠牲フライ、2アウト後には安田にタイムリー2ベースを浴び、この回一挙に3点を失い、5回を投げ切れずに降板となってしまった。4回2/3で球数が94球に達してしまったように今日の松本健の投球は終始苦しかった。5回を投げ切れなかったのだから先発として合格点は与えられないのだが、それでも悪いなりに粘れるという松本健らしさも見せてくれた。全て悪かったという訳ではない。今後も粘りの投球を続けていってもらいたい。
リリーフ陣では、8回のマウンドに上がった荘司が一旦は2アウトランナーなしとしながらもそこから繋がれ、西川、山本大にタイムリーを浴び、ここで試合の大勢は決まってしまった。2アウトランナーなしまで持っていきながらの2失点は少し気になった。
打線は、1番塩見、2番サンタナ、3番長岡、4番オスナ、5番岩田、6番内山、7番古賀、8番松本健、9番武岡と組んで来た。神宮に戻った所でファンを含めてチームに勢いを付けるために、池山監督が確信犯的に1番に塩見を入れてきたのではないだろうか?実際初回に塩見が打席に入る際の盛り上がりは作ることが出来ていた。
その塩見は、第1打席でヒット、第2打席で2ベースと結果を残してみせた。特に第2打席の2ベースは、インハイの見逃せばボールというコースのボールに反応だけで対応したような一打だったのだが、如何にも塩見の野性的な反応が見れて嬉しくなった。こういった打撃で結果を残してしまうのが塩見の特徴の一つである。5回の0アウト1,2塁のチャンスではショートゴロダブルプレーに倒れてしまったのだが、1塁まである程度のスピード感で走り切ることが出来ていた。長いリハビリ生活を続ける中で、ここまで出力を上げて走ることが出来るようになったことが素晴らしい。今日のゲームは塩見にとっては明日以降に繋がるゲームになったのではないだろうか?
打線は、ジャクソンの粘りの投球の前にランナーを出しても得点を奪うまでには至らなかった。7回のチャンスで松下が喫した空振りの三振時のジャクソンのストレートは156キロということで最後までスピードが落ちなかったのだが、チャンスは作れていただけにどこかで1点を奪っておきたかった。しかし、今のスタイルで攻撃する限りは、こういった結果に終わるゲームが出てきても仕方ないと割り切ることも必要である。
8回の守備の際に古賀が交代する場面があったのだが、どうやらアクシデントがあったようである。状態が心配される。
明日は台風が接近するため、ゲームがあるか分からないのだが、集中を切らさずに準備をしてもらいたい。
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