ヤクルト4-12DeNA
前半戦のセリーグの「台風の目」的存在はヤクルトスワローズだったのだが、後半戦はDeNAベイスターズが「台風の目」的存在になりそうである。ヤクルトとはまた違った魅力を放つチームである。そのパワフルな野球の前に前カードからヤクルトがDeNAに飲み込まれてしまっている。
ここまで借金生活に突入せずにシーズンを戦い抜いてきたことは、素晴らしいことではあったのだが、今日ついに借金生活に突入してしまった。ここからどこまで粘れるだろうか?
ヤクルト先発高橋の出来は、今シーズンワーストと言ってもよいような出来だったのかもしれない。2回は与四死球が絡んだ中でルーキー宮下に先制2ベースヒットを許し、3回も四球が絡んだ中で宮崎に2点タイムリー2ベース許し、5回にはエンカーナシオンにソロホームランを打たれてしまった。
5回で90球を投げ、被安打7(被本塁打1)、与四死球5の4失点という数字が残ってしまった。奪三振が1つしかなかったことからも分かるように、ボールのキレがイマイチだったのではないだろうか?こういう時にどこまで粘れるか?という部分は、高橋の課題ではあるのだが、強力DeNA打線を前にすると中々難しいものがある。一応先発投手の責任イニングである5回を投げ切ってくれたのだが、それくらいしか褒めることが出来ない投球だったのかもしれない。
リリーフ陣は、長谷川ー大西ー石原と前半戦は結果を残せなかった投手でリレーしたのだが、長谷川が3失点、大西が4失点、石原が1失点と結果を残すことが出来なかった。長谷川は、牧に3ランホームランを浴び、大西は勝又に満塁ホームランを浴びてしまった。
長谷川に関しては、今シーズン初登板となったのだが、一番の武器であるストレートが全く通用しなかったのが気になった。今日の状態では、1軍のゲームで使うのは怖さがある。
大西に関しても、まだ本来のボールのキレ、威力が戻っておらず、DeNA打線に難なく対応されてしまった。大西に関しては、実績のある投手だけにまずは、元の状態に少しでも戻すことが必要になってくる。清水も復活するまでに時間がかかったのだが、大西も焦らずに自分の姿を取り戻してもらいたい。
石原も決して厳しいシチュエーションを任された訳ではないのだが、2試合続けて失点を喫してしまった。チャンスを活かしたい所なのだが、現状1軍レベルでは厳しい部分もあるだろうか?
それにしてもDeNAの野手陣はロマンが詰まっている。野手転向後猛練習で力を付けた勝又、チームの顔的存在である宮崎、佐野、牧、新外国人野手エンカーナシオン、正捕手山本をトレードで放出しても困らないくらいの若き実力派捕手松尾、大型で動ける蝦名、梶原、ルーキーながら結果を残している宮下、その他にもベテラン筒香、タレント性抜群の度会、スピードで勝負出来る三森など魅力に溢れた選手が揃っている。ファンにとってはたまらないラインナップなのではないだろうか?
ヤクルトも前半戦のセリーグを盛り上げたように、池山監督が今いるメンバーで魅力的なチームを作ってみせたのだが、DeNAと比べてしまうとどうしても小粒に映ってしまうことは否めない。
今日は、5回までDeNA先発尾形の前にノーヒットに抑え込まれてしまい、6回にようやく内山がチーム初ヒットを放つと、そこからサンタナ、長岡のタイムリーで2点を返し、7回は代わった浜地から相手のミスも絡む中でもう2点を返したのだが、見せ場は少なかった。昨日の巨人戦では1安打で抑え込まれてしまい、今日も5回まではノーヒットということで他球団との地力の違いが目立ってきている。それでも明日からもゲームは続いていく。池山監督らしく、選手の一挙手一投足に一喜一憂しながら、チームを盛り上げていってもらいたい。
ヤクルトとDeNAの順位が交差する日もそう遠くはないかもしれませんね…
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