キオーニ・ケラが自由契約

ストーブリーグ


ヤクルトのケラが自由契約 今季加入も2軍では防御率7.71、1軍登板はなし…NPB公示(Full-Count) – Yahoo!ニュース




上記の通り、ケラが自由契約となった。
ケラ獲得時のブログ記事はこちらから→ケオーニ・ケラを獲得 | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)

獲得時の記事でも触れているのだが、21年の5月にトミー・ジョン手術を受けており、術後の右肘の状態というものが一番の懸念事項だった。右肘の状態が術前の感覚に戻ってくるようであれば、NPBでも十分に通用するだけの力はある投手だと見ていたのだが、キャンプ、オープン戦から結果を残すことが出来ず、シーズンが始まって以降も2軍で登板を重ねたのだが、思うような成績を残すことが出来ていなかった。またここ1か月程、2軍での登板機会もなかったため、状況が不安視されていたのだが、本日付で自由契約となってしまった。
トミー・ジョン手術に関しては、医療の進歩を感じることが出来、20年前、30年前に比べれば、投手が肘にメスを入れることが当たり前の時代になってきており、リハビリを順調にこなすことが出来れば、術前よりも威力のあるボールを投げる投手も表れてきている。しかし以前の自分の感覚を取り戻すことは決して簡単なことではないようで、日本を代表する投手であるダルビッシュ有や大谷翔平も苦労していたことは記憶に新しいところである。
ケラについても、情報が入ってくることは少なかったのだが、ヤクルトで過ごした数か月は、自分の投球、感覚を取り戻すことが出来ず、苦しむ機会が多い日々になってしまったのではないだろうか?それでも年齢的には、まだまだ野球を続けていくことが可能であると思われるため、もう一度コンディションを整えて、新たな環境で野球に取り組んでもらいたい。上から投げ下ろすオーバースローのフォームから160キロ近いストレートと縦の変化球で打者を圧倒する姿をヤクルトスワローズの選手として見てみたかったのだが、それは叶わなかった。

ヤクルトのフロントとしては、現在ロッテで活躍しているぺルドモのようにコンディションが整えば、十分抑えられるという見立ての中で獲得したと思うのだが、ヤクルトはここ10年以上投手の故障に苦しんでいるチームだけに、今後の投手補強の際にコンディション面の確認を今以上にきっちり行っていかなければならないように感じる。ケラ獲得時のブログでも触れているのだが、少しギャンブルチックな補強であったことは否定できないのではないだろうか?




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