すでに報道はなされていたのだが、ランバート、バウマンの両投手が自由契約選手として公示された。ランバートにしろバウマンにしろ球団の期待に応えるところまではいかなかったため、この自由契約は致し方ないというところだろうか?
過去記事はこちらから→「マイク・バウマン投手を獲得 | ヤクルトファンの日記」、「ピーター・ランバート投手を獲得 | ヤクルトファンの日記」
ランバートに関しては、3勝11敗、防御率4.26という数字だけを見ると期待に応えられなかったということになるのだが、苦しいチーム事情がある中でもほぼシーズン通して先発ローテを守り、21試合に先発登板を果たしてくれたように、「良く投げてくれた。」という評価も出来ると思っている。獲得時の報道及び動画を見た印象では、コントロールも良く、威力のあるストレートと多彩な変化球のコンビネーションに期待がかかったのだが、実際のランバートは想像していたよりも荒々しさを感じさせる力投型の投手だった。夏場に2試合連続2桁奪三振を記録するなど、ボールがキレれば相手打線を力で封じ込めることが出来るところを示してくれた。その投球を披露してくれた後の登板で先発としての役割を果たせないゲームが続いてしまったことが痛かったのだが、個人的にはもう1年ヤクルトで見てみたい投手だった。感情を表に出しながら力投する姿が印象に残っている。
バウマンに関しては、身体の強さと言うものも評価されていたのだが、キャンプ中に故障で離脱すると、その影響もあってか、中々本来の力強いボールが戻ってこなかった。ストレートの球速表示自体は、ある程度の数字を示していたのだが、相手打者から空振りを奪える球質ではなかったため、短いイニングであったとしても相手打線を抑え込むことが出来なかった。メジャーで登板を重ねてきたタフネス右腕という姿をヤクルトでは見ることが出来なかった事は残念である。
バウマンが機能するかどうか?という部分は、今シーズンのヤクルト投手陣の大きなポイントの一つだった。バウマンが機能しなかったことで投手陣が苦しくなってしまった部分はあったのではないだろうか?
ランバートにしろバウマンにしろ本来はヤクルトに必要なだけの実力のある助っ人外国人だったと思う。結果は残せなかったが、獲得に向かうべき投手は、今後もランバートやバウマンタイプの投手だと思っている。
1年間という短い間でしたが、ヤクルトの一員としてプレーしていただき、ありがとうございました。
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