奥川恭伸VS森下翔太

2026試合結果


ヤクルト0-2×阪神(7回裏降雨コールド)

雨が降りしきる中でのゲームとなった今日の試合、ヤクルト先発奥川は、投げることの楽しさを思い出したかのような投球を披露してくれた。前回の登板は、2024年シーズンに復帰後ベストピッチだったのでは?と感じたのだが、今日も良い投球を見せてくれた。2024年シーズンは投げることの喜びを感じたシーズン、2025年シーズンは、自分の思い描く投球とのギャップに苦しんだシーズン、迎えた2026年シーズンは投げることで喜びを表現できるシーズンにしてもらいたい。

奥川は、初回からストレート、スライダー、フォーク、カーブといずれもしっかり制球出来ており、阪神打線を抑え込んでいった。昨日のブログ記事でも書いたのだが、阪神戦の立ち上がりというものは他球団との試合に比べて難しいと感じる。近本、中野、森下、佐藤輝、大山と続く5人は強力であり、少しでも隙を見せると一気に主導権を握られてしまう危険性がある。そんな阪神打線相手に初回の奥川は、近本三振、中野サードゴロ、森下三振と完璧に投球で立ち上がってみせた。この投球を見ただけで前回同様の投球が期待できると感じた。実際に3回までは、阪神打線をしっかり無失点で抑えてみせた。
しかし、4回に森下に先制ソロホームランを浴びると、佐藤輝、大山にも連打を浴びてしまい、もう1点失ってしまった。結局試合の流れ、打順のあやもある中で奥川は5回2失点で降板となってしまった。
それでも前回、今回と2試合続けてある程度奥川らしさを出して、結果を残したという部分には大きな価値があると思っている。多少の投げミスはあるのだが、今シーズンの奥川はストレートで押し込むことが出来ているため、失投をごまかせる部分もあると思っている。タイミングを外すカーブも効果的に使っており、中6日でしっかりコンディションを作ることが出来れば安定して試合を作ってくれるのではないか?という期待感はある。
一つ気掛かりなのは、阪神戦では盗塁を許す場面が目立つことである。阪神は対奥川の際に盗塁の企図数が目に見えて増えている印象がある。おそらく根拠を持ってスタートを切れるだけのデータを持っているのだと思う。何とか対策をしたいのだが、昨シーズン同様、今日も走られてしまった。チーム全体で阪神の盗塁を防ぐ方法を考えなければならない。

好投していた奥川を打ち崩したのは、阪神森下のバットだった。昨シーズンのブログ記事でも触れたと思うのだが、森下のインコースの捌きは、全盛期の山田哲人を彷彿とさせる。インコースのストレートを強く弾き返すことが出来るため、バッテリーは攻め方が非常に難しくなっている。今日のホームランに関してもカウント0-2と上手く追い込むことが出来たのだが、フォークを見極められた後、カーブでタイミングを外すことに成功したように見えたのだが、森下の軸まで崩すことが出来ておらず、レフトスタンドへ運ばれてしまった。正直私は、森下の中大時代のスタッツ、動画を見て、プロではどうかな?という印象も持っており、そこまで期待値の高い選手ではなかった。しかし、ルーキーイヤーから結果を残し、昨シーズンは目に見えて成長した姿を見せてくれていた。強いスイングで確率も高めてきており、打ち取りづらく怖い打者の一人になって来たなと感じていた。昨シーズンまでは村上、岡本和というセリーグを代表する長距離砲がトップの評価を受けていたと思うのだが、今シーズンは森下がトップの座に躍り出る可能性があると見ている。山田哲人、鈴木誠也の系譜に名を連ねる選手になるのではないだろうか?
奥川は、この森下の1学年下であり、いわゆる同世代である。今の森下を抑え込むことは簡単ではないが、1打席目で三振を奪ったように奥川も並の実力の投手ではない。奥川VS森下が令和の名勝負と呼ばれるようになることを期待したい。

打線は、プロ初先発となった阪神茨木を相手に崩せそうで崩すことが出来ず、6回まで無得点に抑え込まれてしまった。茨木は、しなやかなフォームから投げ込まれる力のあるストレートとタイミングを外すチェンジアップに特徴がある投手だと感じており、潜在能力の高い投手という印象があるのだが、今日はおそらくそこまで調子は良くなかったのではないだろうか?初回、2回、4回と先頭打者が出塁するなど、崩すチャンスはあったのだが、ここで崩しきることが出来なかった。6回の2アウト満塁のチャンスでは代打宮本が茨木のチェンジアップの前に三振に倒れてしまい、最後まで得点を奪うことが出来なかった。いい当たりが正面をつく場面もあり、仕方ない部分もあったのだが、奥川が良い投球をしていただけに援護点が欲しかった。また明日から切り替えて戦っていってもらいたい。

阪神との3連戦を終えた感想としては、やはり「阪神は強いな。」というものだった。投打ともに軸となる選手がしっかりしていることが大きい。横綱相撲で勝負出来るチームという印象である。
ヤクルトとしては、1つ勝てたことをポジティブに捉えて良いのではないだろうか?




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