43号、44号ともに驚愕の一発!

ヤクルト7-2中日

昨日の負けが嫌な負け方だっただけに、今日のゲームに引きずってしまわないか心配だったのだが、そんな心配を吹き飛ばしてくれたのは、やはり村上のバットである。43号となったバックスクリーン左へのホームランも44号となったライトスタンドへの豪快なホームランも超一流の長距離打者ならではの驚愕のホームランとなった。この2本のホームランで岩村が持つヤクルト球団の日本人シーズン最多ホームラン記録に並んだのだが、そんなことは小さなことである。もっと大きな記録を目指せる選手である。

昨日の負けがあったこともあり、序盤から出来るだけ優位な展開に持ち込みたかったのだが、2回に村上の四球からチャンスを作り、オスナのタイムリーで先制点を奪うと、その後、小笠原が原に押し出し死球を与え、思わぬ形で追加点を奪ってみせた。しかしその後の1アウト満塁のチャンスで山田、キブレハンが抑え込まれてしまったため、どこかモヤモヤする部分も残っていたのだが、それを吹き飛ばしてくれたのが村上だった。3回1アウトランナーなしの場面で打席に入るとカウント2-2からの変化球をバックスクリーン左に運ぶソロホームランを放ってみせた。中日バッテリーからするとおそらく、ほぼ狙い通りの配球が出来たと思うのだが、それでもウイニングショットとして選んだ低めの変化球をコンパクトなスイングで、全く崩されることなく捉えてしまうのだから恐れ入ってしまう。村上の存在は本当に頼もしい。
7回にはキブレハンに来日初ヒットとなる2ベースが飛び出すなどしてチャンスを作ると、塩見の犠牲フライで1点を追加し、尚も2アウト2塁の場面で村上に打席が回ったのだが、ここは小笠原が投じたインコースのストレートを完璧に捉えてみせた。球数が120球を超え、多少威力が無くなっていたのかもしれないが、決して簡単ではないコースをライトスタンド中段まで運んでしまうという1本目同様素晴らしいホームランとなった。
インコースはライトから右中間方向へ、アウトコースはレフトから左中間方向へ、全ての球種に対して強引にならず逆らわずに飛距離を出せるのだから驚いてしまう。似たタイプの左の長距離砲を過去の選手含めて探してみても、ちょっと比べられる選手がいないように感じさせる凄みが村上にはある。おそらく、各球団のバッテリーは村上の打撃を崩すために様々なことを考えていると思うのだが、とにかくこの村上が崩れないのである。打席での安定感が際立つ選手である。これはもうルーキーイヤー、2年目のシーズンから感じていたことなのだが、当時はまだコンタクト率が低く、打率も上がってこなかったのだが、打席で相手バッテリーの思惑通りに崩されることは少ない打者だと感じていた。三振も多かったのだが、その割に相手バッテリーが村上を攻め辛そうにしている場面が多かったことを記憶している。おそらく相手チームにとっては、当時から数字以上に怖さを感じさせるバッターだったのではないだろうか?その後、3年目、4年目と進化を続け、プロ5年目ですでに歴史に名を残すような選手に成長してきている。DeNaの追い上げもあり、苦しい状況が続くのだが、この村上の存在がチームを鼓舞し続けてくれている。シーズン50本塁打や三冠王も視野に入ってきているのだが、私が見たいのはあくまでもリーグ優勝と日本一である。チームをリーグ優勝、日本一に導く「4番村上」の姿を是非見せてもらいたい。

投手陣では、先発の原が死球を喰らうアクシデントにも負けず、6回1失点と試合を作り、キャリアハイとなる7勝目を上げてみせた。今日は、被安打5(被本塁打1)、与四死球3という数字が示すように、決して良い投球とは言えなかったのだが、こういうゲームでも試合を作り、自身に勝ち星が付いたという所に原の成長を感じることが出来る。正直ルーキーイヤーから先発ローテーションを任されている投手であるため、7年目で7勝がキャリアハイというのは相当物足りないし、今シーズンの投球内容も決して褒められるようなものでもないのだが、それでも先発投手として勝ち星が増えるということは大切な要素であることに違いはない。シーズン最終盤に向けてもう一段ギアを入れてもらいたい。

P.S 今日は小笠原対策ということもあり、1番山田、2番キブレハンというコンビを組んできましたね。キブレハンは、ここまで結果も内容も良くなかったのですが、今日の2安打で多少気分的には楽になりますかね?
山田は最終打席で根尾にぶつけられてしまいましたね。2016年シーズン後半に田原、岩貞に死球を喰らってしまったことを思い出しました。左脇腹への死球ということで少し心配です。

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コメント

  1. 超匿名 より:

     原は序盤早々に死球を受けた時はどうなることかと思いましたが、なんとか勝利投手になることが出来ましたね。これまでも幾度も物足りないと思うことがありました。晩成型であることを期待したいところです。
     広いバンテリンで一日に複数本の完璧な本塁打を打てる日本人野手は、セリーグでは村上だけでしょう。凄過ぎですね。

  2. FIYS より:

    超匿名さんへ

    村上については、ホームランの数だけでなく、内容も素晴らしいですよね。バンテリンドームでこれだけ軽々とホームランを打てる選手は、本当に村上だけかもしれませんね。

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