カーペンターは自由契約

カーペンターが自由契約となった。噂になっていたバリントン、ミコライオが獲得できなかったため、もしかすると残留の可能性もあるのかな?と感じていたが、結局自由契約となった。
これで外国人投手に関しては、バーネットとロマンが残留し、ナーブソンとカーペンターが自由契約となった。ナーブソンとカーペンターは、1シーズンのみで自由契約となってしまった。正直これは痛い。ヤクルトというチームが優勝争いに顔を出すためには助っ人外国人の活躍は必須と言っても過言ではない。そんな中で私がヤクルトファンになってから(80年代後半から)は、野手を中心に素晴らしい選手を獲得してきてくれた。投手に関しては、野手に比べれば当たり外れが大きい印象があるのだが、今シーズンの補強に関しては、「外れ」だったと言うことになるのだろう。

カーペンターに関しては、190センチの長身から投げ込まれる150キロ台中盤のストレートが一番の武器だったと思うのだが、球速表示の割にバッターに見極められてしまい、コントロールも安定しなかったため苦しい投球に終始してしまった。投手としてもう一皮剥ければ日本でも十分戦力になりそうな予感もしたのだが、ランナーを出した後のピッチングに難があり、試合終盤を任せるのはあまりにも頼りなかった。
年齢的にはまだ20代ということで化ける可能性のある投手だとは思っているが、この投手を残しておけるだけの余裕が今のヤクルトにはないのも事実である。ナーブソン同様カーペンターの自由契約も仕方ない所だろう。

これで来シーズンの契約を結んだ外国人選手はバレンティン、ミレッジ、バーネット、ロマンの4人である。来シーズンは外国人5人体制で臨むという話もあったため、おそらくもう1人新外国人を獲得することになるだろう。カーペンターが自由契約になったということで投手の獲得が有力とみられる。個人的にはパワー系リリーフ投手を獲得してほしいと思っている。変な言い方になってしまうが「カーペンター系」の投手である。カーペンターは活躍できなかったが、この手のパワー系のリリーフ投手を獲得しようとする意図は間違っていないと思う。後はスカウトの腕の見せ所である。新外国人獲得の情報を楽しみに待ちたいと思う。

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コメント

  1. 匿名 より:

    記事と全く関係ないコメントになりますが、ハムロッテからの賠償が金銭に決定しましたね
    ホッとした半面複雑です

  2. FIYS より:

    > ーさんへ

    両チームともに金銭補償を要求するとは思っても見なかったので個人的には予想外でした。それでもファンとしては「-さん」と同様ホッとしたというのが率直な感想です。また記事を書いたので良かったらそちらの記事もご覧ください。

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