2025年FIYS的1人モックドラフト

ドラフト


今年もドラフト会議前に、1人モックドラフトを開催してみた。一昨年、昨年に比べ、時間が取れなかったため、準備が不十分なままモックドラフトに臨んでしまったのだが、それでも3年連続で実施することが出来たため、今年もこのブログに結果を掲載することとした。素人の一人遊びですが、良かったらブログを読んでいただきたい。
昨年の記事はこちらから→「2024年FIYS的1人モックドラフト | ヤクルトファンの日記」、「2024年FIYS的1人モックドラフト反省会 | ヤクルトファンの日記

FIYS的1人モックドラフトルール
・候補者は、リストアップした225名の中から選定
・1位が競合した場合には、あみだくじで決定
・2位指名以降は、実際のドラフトと同様の順番で指名




配慮点
・社会人選手の指名凍結者は不明。
・順位縛りも不明。
・FIYSは、野球経験者であるが、メカニック部分の知識は疎い。
・現地観戦はほぼ行っていない。主にテレビ、ネット動画での確認。
・主な参考媒体「野球太郎」、「ドラフト会議ホームページ」
※あくまでも、一ヤクルトファンとしての、素人の予想遊びとなっています。


実施した結果は、以下の画像の通りとなっていますが、画像が見づらく申し訳ありません。








ヤクルト
1位 小田(青学大)内野手(立石×)
2位 毛利(明大)投手
3位 窪田(札幌日大)外野手
4位 渡邉(仙台大)投手
5位 林(嬉野)投手
6位 松井(豊橋中央)捕手
7位 岡田(高岡商)投手
・終わってみれば投手4名、捕手、内野手、外野手各1名の指名となった。立石は抽選で逃してしまったが、小田、毛利の上位2名は個人的に推している選手であるため上手く獲得出来たかな?と思っている。この2人と渡邉を確保できたことによって、他の4選手は高校生を指名することが出来た。高校生のチョイスに関しては、今年は例年に比べて目ぼしい選手の絶対数が少なく感じる部分もあり、かなり悩んだ。2軍でじっくり育成してもらいたいという期待を込めている。
しかしスラッガータイプの野手を獲得できなかったことはマイナスポイントである。3位、4位のチョイスはもっとよく考えるべきだったと反省している。

ロッテ
1位 中西(青学大)投手
2位 伊藤(早大)投手
3位 谷端(日大)内野手
4位 鈴木(大商大)投手
5位 早瀬(神村学園)投手
6位 横田(山村学園)内野手
7位 渡辺(東大)投手
・ロッテに関しては、まずは投手の頭数を揃えるという部分を意識して指名させてもらった。チームとして枚数が不足している左腕を1人も指名できなかったことは誤算と言えば誤算なのだが、中西、伊藤という計算が立つ大学生投手を2枚獲得出来たことは良かったと感じている。鈴木含めて1年目から1軍で投げてもらいたいという意図である。
谷端、横田に関しては、上手く指名出来たと思うし、渡辺俊介の息子であるアンダーハンドの渡辺向輝を指名出来たこともプラスである。

広島
1位 齋藤(亜大)投手(立石×、平川×)
2位 高橋(JR東日本)内野手
3位 阪上(近大)外野手
4位 野口(近大)投手
5位 鈴木(東海大甲府)投手
6位 小出(大産大)捕手
7位 池田(IL徳島)内野手
・個人的には上位3人中2人を野手にしたいという思いを持っていたのだが、1位入札で立石、平川と立て続けに外してしまい、投手の齋藤の獲得に切り替えた。計算出来そうで将来性にも期待できる齋藤の獲得は大きなものになったのだが、その後の6人は、もしかすると計算が立ちづらい6名になってしまったかもしれない。しかし、野手に関してはスラッガーとアスリート系を指名したいと考えていたため、高橋、阪上はそのポイントにフィットしてくる。全体的に見ればまずまずのバランスにはなったように感じる。

西武
1位 藤原(花園大)投手
2位 山城(亜大)投手
3位 村上(ENEOS)外野手
4位 冨士(日本通運)投手
5位 松山(西部ガス)捕手
6位 エドポロ(大院大)外野手
7位 佐藤(健大高崎)投手
・投手、野手どちらも上位で評価の高い選手を獲得したいチーム状況にあるのだが、私は、西武の1位入札は藤原をチョイスした。今現在の投げるボールのキレ、威力は全ドラフト候補の中でも屈指の存在だと思っている。山城は、コントロールが安定すればすぐに1軍で通用するだけのポテンシャルを持っていそうだし、冨士もリリーフであれば面白いのではないだろうか?弟と切磋琢磨してもらいたいという意図もある。7位の佐藤はじっくり投げる体力を作っていきたい。
村上、エドポロには長距離砲として化ける可能性があると思っているし、松山は使い勝手の良さそうな捕手である。

中日
1位 石垣(健大高崎)投手◎2
2位 増居(トヨタ自動車)投手
3位 秋山(中京大)外野手
4位 藤井(浦和学院)内野手
5位 大川(明大)投手
6位 笹浪(IL徳島)外野手
・ここの所上位では大学社会人の投手を指名することが多かったため、今年は少し冒険して高校№1投手の石垣に入札し、見事交渉権を獲得してみせた。このことによってその他の投手は増居、大川という即戦力に向かうことが出来た。
外野手の2人に関してもレギュラー争いに加わる力はあると思うし、スラッガー候補として藤井が獲得出来たことも大きかった。中々味のある指名になったと思っている。

楽天
1位 櫻井頼(東北福祉大)投手(石垣×)
2位 池田(東洋大)内野手
3位 奥村(横浜)外野手
4位 田和(早大)投手
5位 大栄(学法石川)捕手
6位 稲川(九共大)投手
7位 高田(仙台育英)内野手
・今回のモックドラフトは準備不足もあり、正直どのチームも上手く指名できなかったという思いを持っているのだが、特に楽天は迷走してしまった。正直2位で捕手を考えていたのだが、ここで長考してしまい、思い切って池田彪に舵を切ったのだが、その後の指名も一貫性に欠けてしまった。バラエティ豊かと言えば聞こえは良いが、ちょっとアベコベ感は強いかもしれない。それでも1位で即戦力の櫻井頼を獲得出来たことは大きかった。
奥村は私自身は野手評価であるため、外野手として指名させてもらった。

巨人
1位 櫻井ユ(昌平)内野手(立石×、松下×)
2位 岩城(中大)投手
3位 宮下(東洋大)内野手
4位 谷脇(日本生命)投手
5位 藤森(明徳義塾)捕手
6位 田村(京産大)投手
・立石、松下と立て続けに抽選を外してしまったのだが、岡本和の穴埋めと即戦力投手の獲得という明確な意図を持った中で指名を重ねることが出来た。もしかすると今回のモックドラフトの中で最もイメージ通りに指名を進められたかもしれない。櫻井ユと宮下を高く評価している人にとっては納得のいく指名になったのではないだろうか?
即戦力投手も実戦型の投手が揃ったし、捕手も高校生捕手を1人指名したかったため、藤森を獲得できてホッとした。

オリックス
1位 竹丸(鷺宮製作所)投手(立石×)
2位 森(大阪桐蔭)投手
3位 勝田(近大)内野手
4位 岡城(筑波大)外野手
5位 谷内(エイジェック)投手
6位 岩本(JFE西日本)投手
・スラッガーの獲得が出来なかったという部分はあるのだが、実戦派のサウスポー3枚と将来のエース候補森、野球巧者の勝田、スピードタイプの岡城と将来チームに欠かせないような渋い活躍を期待したくなる選手を数多く獲得することが出来た。立石を獲得できていればまた印象が変わると思うのだが、どこはかとなくオリックスらしさは出せたように感じる。5位谷内、6位岩本は強力である。

DeNA
1位 松下(法大)内野手(立石×)
2位 冨重(BC神奈川)投手
3位 松浦(ENEOS)内野手
4位 中岡(JR西日本)投手
5位 赤木(仏教大)投手
6位 西原(上武大)外野手
7位 濱岡(川和)投手
・近年のDeNAのドラフトは1位入札を含めて中々読みづらい。その中で今年は敢えてシンプルに立石に入札すると予想した。宮崎の後釜はどうしても獲得したい部分があるだろう。そういう意味では外れ1位で松下を確保できたことは良かったと感じる。
2位~4位は、ちょっと「?」を感じる方もいるかもしれないが、投手の頭数を確保(出来れば即戦力)という部分で冨重、中岡に白羽の矢を立てた。
3位の松浦は、スピードとアグレッシブなプレースタイルがDeNAにハマると考え、3位という上位で指名してみた。5位~7位の3名は順位感が読みづらいが化ければ面白い素材型の選手である。

日本ハム
1位 平川蓮(仙台大)外野手○2(立石×)
2位 島田(東洋大)投手
3位 松川(城西大)内野手
4位 高須(明大)投手
5位 工藤(北海学園大)投手
6位 新井(八王子)内野手
アスリート系野手とパワー型投手の組み合わせである。高校生の指名がこれほど少なくなることはおそらくないと思うのだが、それでも投手も野手もある程度日本ハムらしいチョイスは出来たと思っている。1位で平川を獲得した中で現在怪我で本来のプレーが出来ていない松川を3位で指名する必要があったのか?という部分はあるのだが、松川に関しては昨年見た時に2位までには消えると感じた選手だったため、日本ハムであれば指名に踏み切るのでは?と予想した。
6位の新井は、しっかりとした動画を見たことがないのだが、サイズがあって、動きも悪くないと感じる。楽しみな素材である。

阪神
1位 立石(創価大)内野手◎8
2位 藤川(延岡学園)投手
3位 堀越(東北福祉大)投手
4位 浦林(JR東日本東北)内野手
5位 中野(大阪桐蔭)投手
6位 垣内(浦和学院)外野手
立石は私のモックドラフトでは阪神が引き当てました(笑)。出来過ぎですよね…。こうなると2位以降は余裕の指名である。将来性豊かな藤川、中野、剛腕堀越、きっちり守れる浦林に打撃を伸ばしたい垣内と今の阪神で育ててみたい人材が揃った。チーム状況の良さがモックドラフトにも表れた感じである。

ソフトバンク
1位 小島(明大)捕手(立石×)
2位 高木(中京大)投手
3位 大塚(東海大)内野手
4位 篠崎(IL徳島)投手
5位 田中(JFE西日本)外野手
6位 伊藤(れいめい)投手
近年本指名で獲得する高校生の基準が高くなったのでは(完全な素材型を獲得する頻度が低くなった気がする)?と感じるソフトバンクは、1位~3位にネームバリューのある大学生が並んだ。1軍のメンバーと競争できるだけの実力者が揃ったのではないだろうか?
4位~6位は将来性を見越しての獲得である。ソフトバンクもある程度イメージ通りに指名出来たように感じる。

全体の感想
・今年も「野球太郎」、「ドラフト会議ホームページ」を中心に、Xなどでも情報を集めながら何とか225名をリストアップすることが出来たのだが、昨年以上に動画でチェックできていない選手が増えてしまい、自然とそういった選手の指名が遠退いてしまった。各球団の獲得ポイントについては簡単な資料を今年も準備はしたのだが、そのポイントに沿って指名できない場面も所々出てきてしまった。正直どのチームもちょっと違和感を感じるドラフトになってしまったと思っている。やはり自分の頭の中だけで組み立てて指名をしていくと自分の好みというものもあるため、似たタイプの選手がより高い順位で指名されることとなり、偏りがあるモックドラフトになってしまう。この辺りは大きな課題である。
またやはりソフトバンクや阪神といった近年安定して力を発揮しているチームの方が楽な気持ちで選手を指名できるように感じた。チーム状況が安定しているということは大きな強みである。
1位入札に関しては、立石に8球団、石垣に2球団、中西、藤原が単独指名となった。10月17日の時点で1位入札を公言しているのは広島だけであるため、立石に8球団も集まる可能性は高くないのかもしれないが、今年のドラフト候補選手の中では抜けた存在であるため、上位の球団を中心に入札が集まる可能性もありそうである。その中で一本釣りを狙う球団がどの程度出てくるのか?1位候補として数多くの名前が挙がっている大学生投手でより高い評価を受けている投手は誰なのか?という部分は、1位指名、2位指名のポイントとなってきそうである。
・私自身は、毎年どちらかというと高校生を優先して評価する傾向にあると自己覚知しているのだが、今年は、高校生の指名が少なくなってしまった印象である(まだ人数を数えていないが…)。その中で各球団どのタイミングで高校生を指名するか?という部分にも注目してみたいと思う。
贔屓チームのヤクルトの指名に関しては、個人的に最も重視しなければならないと思っていたスラッガー候補を獲得できなかったことに多少の後悔を感じている。

FIYS的1人モックドラフトにおけるサプライズ指名
・楽天2位池田(東洋大)
・DeNA3位松浦(ENEOS)
・オリックス3位勝田(近大)
・ヤクルト5位林(嬉野)

FIYS的1人モックドラフトにおける指名漏れ選手(指名するつもりだったが、流れにより指名できなかった選手)
投手
・江藤(未来富山)、宇佐美(西条)、内藤(静清)、高谷(北海学園大)、神宮(東農大北海道オホーツク)、薮野(桐蔭横浜大)、ヴァデルナ(青学大)、川合(JR四国)、九谷(王子)、池村(トヨタ自動車)、渡邉(IL高知)

捕手
・池田(関根学園)、岡村(富島)、荻原(東芝)

内野手
・半田(日大藤沢)、今岡(神村学園)、繁永(中大)、石井(NTT東日本)、相羽(ヤマハ)

外野手
・山形(立大)、皆川(中大)、杉山(愛知学院大)、西村(ヤマハ)、馬場(BC信濃)




野球太郎No.056 2025ドラフト直前大特集号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]

価格:2799円
(2025/10/17 17:36時点)
感想(1件)




にほんブログ村 野球ブログ 東京ヤクルトスワローズへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました