柿沼友哉と日隈モンテルを獲得

ストーブリーグ


ヤクルト、ロッテ戦力外の柿沼友哉&西武戦力外の日隈モンテルと契約基本合意 – サンスポ




本日、ロッテを戦力外となった柿沼と西武を戦力外となった日隈モンテルの獲得が発表された。特に「育成契約」との文言がないため分からないのだが、支配下契約で獲得ということなのだろうか?

現在のヤクルトのチーム状況、ドラフトで捕手の獲得がなかったことから、最低でも1名は戦力外選手などからの補強があるかな?と予想していたのだが、ヤクルト球団が獲得に向かったのは、ロッテを戦力外となった柿沼だった。2015年の育成ドラフトで日大国際学部からロッテに指名された柿沼は、ルーキーイヤーに支配下契約を勝ち取り、その後徐々に1軍での出場機会を得られるようになってきた。打撃面で数字を残すことは出来なかったが、強肩を活かした守備では、一定の評価を受け、先発マスクを被ることもあった。ロッテに欠かせない捕手のバックアッパーという立ち位置を獲得していた時期もあったのだが、昨シーズンは3試合の出場に留まり、今シーズンは1軍での出場機会を得ることが出来ず、そのまま戦力外となってしまった。
来シーズン33歳を迎える柿沼に期待される役割は、1軍の第三捕手であったり、2軍での捕手、投手の育成という部分が主になるのではないだろうか?決して華やかな役割を期待されての獲得ではないと思うのだが、捕手登録である内山は内野手をメインにするとの報道がなされ、橋本、松本龍についても捕手一本という選手ではないため、ある程度の実績があり、汚れ役も厭わない柿沼のような立ち位置の捕手は、チームに必要な存在だった。数年前のようなプレーが期待できる状態なのであれば、面白い補強になるかもしれない。かつてヤクルトに在籍した井野が柿沼にとってのロールモデルになるだろうか?

日隈モンテルは、ヤクルトに在籍した日隈ジュリアスの弟である。ジュリアスは投手としての潜在能力の高さが評価されていたのだが、弟のモンテルもやはり潜在能力の高さ、身体能力の高さが評価されての獲得だと思われる。今シーズンは西武で支配下契約を勝ち取り、1軍の試合にも出場したのだが、結果を残せず戦力外となっていた。
これまでの経歴を見ただけでも苦労人であることが伝わる。また野球歴、実戦歴という部分では、まだまだ他のNPBプレーヤーに比べると劣っている部分があると感じる。しかし、それだけに年齢の割に伸びしろが大きい選手のようにも感じる。今シーズン支配下契約を勝ち取った一番の決め手はやはり身体能力の高さだったと思うのだが、モンテルに関しては、「NPB投手のボールにどこまで喰らい付けるか?」という部分がポイントになると思っている。打撃で結果を残せるか否かによって、未来は大きく変わってくるように感じる。まずは2軍でどの程度の数字が残せるか注目してみたい。

柿沼にはチームの縁の下の力持ち的な役割をモンテルには、身体能力を活かした華やかなプレーを期待したい。




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