ヤクルト2-0巨人
驚きの高梨の快投、驚きの増居起用、最後はキハダと完封リレーで鬼門東京ドームで勝ち越してみせた。表のヒーローは7回1アウトまでパーフェクトピッチングを見せた高梨だと思うのだが、3投手を巧みにリードし、打席でも得点に繋がる送りバント、2ベースと結果を残した古賀に関しても今日のゲームのヒーローである。
表ローテ3番手を務めている高梨は、ベテランとなり、少しずつ使える球種を増やし、何とかプロの世界にしがみついている。投球スタイルが変化してきたと感じた24年シーズン後半から少しずつ今の投球が板に付いてきていると感じる。しかし今日に関しては、ストレートのキレ、威力、変化球のコントロールが安定していたため、若い頃の高梨を思わせるような投球内容だったように感じる。この投球を引き出したのはキャッチャーの古賀ということになるだろうか?高梨と言えば、元々はストレート、カーブ、フォークの3球種で勝負するオールドタイプの本格派という印象なのだが、今日はまさにこの3球種を軸に投球することが出来ていたのではないだろうか?高梨のボールがキレているからこそのリードだったのではないだろうか?
高梨に関しては、私自身そこまで信用し切れていないのだが、おそらく今日のような絶好調の状態でマウンドに上がれることはそれ程ないはずである。ボールがそこまで走っていない時にどういう投球が出来るか?という部分が大切になってくる。
2点リードで迎えた8回のマウンドに上がったのは、プロ初登板となるルーキーの増居だった。この継投は、相当驚いた。増居に関しては、元々は先発として計算していた投手だと思う。投球スタイル的にも先発タイプなのかな?と思っている。それだけにこの僅差のゲームの8回のマウンドに増居をチョイスしたことは、私の中では想定外だった。
増居に関しては、彦根東ー慶大ートヨタ自動車と常に大舞台を経験しており、クレバーな投球に特徴のある投手である。今日も増居自身は、緊迫した場面でもポーカーフェイスでいつも通りの投球を披露してくれた。坂本に四球、代打増田陸にヒットを許し、1アウト1,2塁というピンチを招いたのだが、ここから代打大城、佐々木と連続三振に斬って取り、役割を果たしてみせた。
リリーフ起用の利点とすれば、出力を上げることが出来るという部分だろう。おそらく先発時よりも力感のある投球が出来ていたのではないだろうか。今日はストレート、スライダーを軸にした投球だったのだが、まだまだ引き出しはあるはずである。この投球についても古賀が上手く引き出してくれたのではないだろうか?
そしてセーブシチュエーションで迎えた9回は、昨日に続いてキハダを起用してきた。先頭の代打松本に四球を与えてしまった際に嫌な空気も流れたのだが、その後の中山、泉口、ダルベックはストレートで押し切ってみせた。今日は全球ストレートということでこの唯一無二のスタイルは見ていて面白い。松本に対してコントロールが定まらず、置きに行くようなストレートを投げていた部分が少しだけ気になった。右打者の方が多少投げ辛い部分があるだろうか?
打線に関しては、11安打で2点ということで、繋がったという言い方は出来ないのだが、今のメンバーと戦い方を考えるとこういう結果になってしまうことは致し方ないと割り切ることが必要である。それよりもある程度調子が良さそうに感じた井上相手にヒットを重ねることが出来た部分を評価したい。得点は、3回のオスナの止めたバットに当たったファーストゴロによる1点と、5回の岩田のピッチャーゴロを井上が処理できずに入った内野安打での1点の合計2点のみだったのだが、3回は、長岡、サンタナ連打の後、古賀がしっかり送りバントを決めて作った1アウト2,3塁、5回は、サンタナ四球、古賀2ベースで作った1アウト2,3塁という経過があり、様々なパターンで1アウト2,3塁という形を作れたことが大切だと思っている。どちらの得点にも絡んでみせた3番古賀の役割が大きかった。
今日でセリーグ全球団と1カードずつ消化したのだが、ヤクルトは、10勝4敗(中止1試合)の貯金6というスタートダッシュを決めることに成功した。私自身は全く想像していなかったため、この結果には驚いている。今回の巨人との3連戦のようにロースコアのゲームに持ち込んで1つでも勝ちを拾えれば、他球団に喰らい付ける可能性が出てきたのかもしれない(それでも阪神の実力が抜けていますが…)。今後の戦いも楽しみである。
P.S 今日のゲームの1回表に古賀の当たりがライトゴロになる場面がありました。ライト前フラフラっと上がった飛球だったのですが、巨人セカンド門脇のトリックプレーに一塁ランナーのサンタナがまんまと引っ掛かってしまいましたね。門脇の動きがあまりにスムーズだったため、普段から意識して練習に取り組んでいることが伝わってきました。かなり上手い部類のトリックプレーだったのではないでしょうか?
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