ヤクルト6-5中日
大敗していてもおかしくないような試合展開だったのだが、終わってみれば何となく6-5で勝つことが出来た。昨シーズンまでのバンテリンドームナゴヤだったらあまり見かけないような試合展開だったのだが、今シーズンはこういった点の獲りあいも増えている。今日は、おそらく中日にとって非常にフラストレーションが溜まるゲームになったのではないだろうか?ヤクルトとしては、今シーズン鬼門となっていたバンテリンドームナゴヤでどういった形でも勝てたという事実が大きいゲームとなった。
ヤクルト先発の高梨は、初回にいきなり伊藤のエラーで出塁を許すと、その後のピンチで高梨のワイルドピッチで先制を許してしまう。続く石川昂にタイムリー2ベース、2アウト後には福元に2点タイムリーヒットを浴び、初回にいきなり4点を失ってしまう。エラー、ワイルドピッチ、四球が絡んでの大量失点ということで擁護の仕様がない失点となってしまった。
それでも高梨は、2回以降は粘り、5回4失点でまとめてみせた。2回以降立ち直ったとは言いづらい投球内容だったのだが、それでも一昨年のシーズン後半から、こういった粘りを見せてくれるようになってきていると感じる。この粘りが味方打線の逆転、高梨自身の勝ち星に繋がった。今シーズンは怪我での長期離脱があったが、35歳にしてまた成長した姿を見せてくれている。
6回からは継投に入ったのだが、6回は丸山翔が1アウト満塁のピンチを背負い、7回は清水が石伊にタイムリーを許し、その後も1アウト1,3塁のピンチを招く場面があった。
丸山翔は、細川をサードゴロ、サノーを三振に斬って取り、何とか無失点で凌いでみせた。こういうピンチで力のあるストレートと縦の変化で勝負出来る丸山翔は、やはり魅力的な投手である。
清水に関しては、1点差に詰め寄られて後で中日の代打の切り札阿部を三振に斬って取ると、続く1アウト1,3塁、打者福永の打席で盗塁(おそらくは、状況を見て三塁ランナーの花田がホームを狙うダブルスチール)を仕掛けてきたが、ここは古賀の二塁への疑投からの三塁牽制で飛び出し花田を刺してみせた。中日の走塁ミスと言ってしまえばそれまでなのだが、古賀がしっかりやれることをやった中でランナーを刺したということも出来る。こういったプレーに自信を持っている古賀らしいプレーとなった。
8回星、9回ウォルターズも中日打線を無失点で抑え、6-5で逃げ切ってみせた。よく粘ったということになるだろうか?
打線は、4点を失った直後の2回に増田が横浜高校の大先輩涌井からソロホームランを放ち、反撃の狼煙を上げると、相手のタイムリーエラーで1点を追加し、長岡にもタイムリーが飛び出し、この回一挙に3点を奪い、1点差まで詰め寄ってみせた。
すると4回には、伊藤のラッキーな内野安打からチャンスを作ると古賀のサードベースを直撃するこれまたラッキーなタイムリーヒットで追い付くと、続くサンタナが代わった橋本から勝ち越し2点タイムリー2ベースを放ち、試合をひっくり返してみせた。2回も4回も相手のミスやラッキーが重なる中でビッグイニングを作ってみせた。しっかり打ち崩したという印象はないのだが、増田、長岡、サンタナは良い所でしっかり結果を残してみせた。
5回以降も追加点が欲しいゲームではあったのだが、もう1点を奪うことが出来なかった。やはり相手のミスやラッキーが重ならなければ簡単に点を奪うことは出来ない。今日はそういった相手のミスやラッキーなヒットを得点に繋げることが出来たことが逆転勝利に繋がった。
明日からは神宮で広島との3連戦である。しっかり勝利する姿を見せてもらいたい。
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コメント
若い選手の台頭が求められるスワローズで、池山監督は さまざまな若手選手の《オーディション》的起用を行うことが多く、たまに見せる長打力に加え 肩の強さが光る鈴木捕手の起用も多いですが、長年 スワローズに正捕手を担ってきた中村捕手の後を継ぐ捕手としては、やはり古賀捕手が打撃の確実性、肩の強さで、リードしているのは、間違いありません。
野村監督が率い、古田という名捕手がいたスワローズですから、さらに投手のリードを磨いて、名捕手への階段を上がっていって欲しいと思います。
ツバメひとすじさんへ
古賀のディフェンス能力は高いですし、スローイングの正確性は大きな武器ですよね。
中村の後を継ぐ捕手が出てきたな!という印象はありますよね。
石川が引退を表明し、小川も不調の中、ベテランの域に入っている高梨が何とか頑張ってくれるのはありがたいですね。
超匿名さんへ
数年前は、かなり苦しい状況に置かれていましたが、ここに来て新たなスタイルを掴みましたかね?