ヤクルト3-1DeNA(延長10回)
試合は9回に動き、最終的には延長戦にもつれ込んだため、8回無失点の好投を見せた奥川に勝ちは付かなかったのだが、相手エース東と互角以上に渡り合ってみせた。いつもの投球をいつものように披露する奥川らしさ満載のゲームだったのではないだろうか?怪我による長期離脱、そのことによる批判やバッシングを浴びていた時期を知っているだけに、笑顔を見せながら投球する奥川の姿を見るだけでグッとくるものはある。その中で今シーズンは結果も付いてきている。一旦登録を抹消し、3位DeNAとの3連戦の初戦に奥川をぶつけたのだが、その期待にしっかり応えてくれた。
今日の奥川は絶好調という出来ではなかったと思うのだが、いつも通りの奥川の姿を見せてくれた。長いシーズンを戦う中でコンスタントに安定した投球を見せてくれる奥川の姿は「プロっぽさ」を纏っている。4回は筒香への四球後に連打を浴び、0アウト満塁のピンチを招いてしまったのだが、その後は勝又、宮下、戸柱と抑え、先制点を許さなかった。今日のゲームに関しては、1点の重みが非常に大きいゲームだっただけに4回と6回のピンチを凌ぎ切ったのは大きかった。6回を投げ終えた時点で球数は94球を数えていたのだが、7回、8回も続投し、結局8回で113球を投げ、被安打5、与四球3の無失点というスタッツを残してみせた。初回から4回までで3つの四球を与えるなど、序盤はコントロールにも苦しんだのだが、その中でも8回まで投げ切り、無失点に抑えた部分は高く評価できる。3位DeNAを追いかけるための切り札的存在として、3連戦の初戦を任されたプレッシャー、相手先発がエースの東だったことのプレッシャー、試合が0-0で推移し続けたことによるプレッシャー、0アウト満塁、0アウト1,2塁というピンチでのプレッシャーと奥川にそれなりの負荷がかかったゲームだったと思うのだが、いつもの投球スタイル、いつもの笑顔でDeNA打線を抑え込んでみせた。最終的に勝ち星は付かなかったのだが、逞しさを感じる投球内容となった。
9回はウォルターズが並木の転倒も重なる中で、宮下に同点タイムリー2ベースを浴びてしまったのだが、その後のサヨナラのピンチを何とか凌いだことで、10回の勝ち越しに繋がった。
10回を任された清水は、2点のリードがあるとは言え、筒香、松尾、宮崎という怖いバッターをしっかり三者凡退で抑えきってみせた。0-0の均衡が破れた9回から一気に試合が動き出し、落ち着かない雰囲気もある中でしっかりクロージングしてみせたことは評価できる。
打線は、初回に1アウト1,2塁、4回に0アウト1,3塁というビッグチャンスを作ったのだが、初回は山田がダブルプレー、4回も後続が打ち取られ、先制点を奪うことが出来なかった。奥川同様、東もピンチでも冷静な投球を見せていた。ヤクルトとすれば1点でも先行しておきたかったのだが、東はそれを許してくれなかった。
試合が動いたのは、9回だった。この回からマウンドに上がったレイノルズの乱調に付け込み、4つの四球を選び、長岡の押し出しで先制点を奪ってみせた。コントロールが悪いイメージはない投手なのだが、今日は制球に苦しみ、ヤクルト打線がその乱調に付け込んでみせた。泥臭い先制点となった。
10回は、1アウトからオスナが四球、並木がセーフティバントで出塁し、2アウト後、赤羽がアウトコースのカットボールをちょこんと合わせると打球はライト前に落ちる2点タイムリー2ベースヒットとなった。赤羽の打球については、決して良い打球ではなく、ラッキーなポテンヒットという言い方も出来るのだが、赤羽の粘り強さや生命力を感じる決勝打となった。こういう勝負強さも赤羽の武器の一つである。
まだまだDeNAとの差は大きいのだが、明日、明後日も今日の勝利を活かして、戦ってもらいたい。
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コメント
奥川は、絶好調のピッチングではなかったかもしれませんが、それでも無得点に抑えるのは 完全に 山野と先発2枚看板となりましたね。
Aクラスを争う DeNAの3連戦の初戦で、東に負けなかったのは、大きいです。3連勝すれば、クライマックスシリーズ進出の芽も出てきます。
明日は、山野。負けるわけにはいきません!
ツバメひとすじさんへ
奥川は安定感のある投球を披露してくれていますよね。
山野で連勝と行きたかったですが…残念な結果になってしまいましたね。
この試合の勝ち投手にはなれませんでしたが、奥川は勝ちの期待のできる、試合を作ってくれる存在だと思わせてくれるようになり嬉しいです。
超匿名さんへ
そうですね。奥川に関しては、一つハードルを上げて見ても良いくらいの投球を披露してくれていますよね。