ミゲル・ヤフーレを獲得

ストーブリーグ


ヤクルト、先発候補の新外国人ミゲル・ヤフーレ獲得発表 奥村国際グループ担当部長「早く日本に順応できそう」 – サンスポ (sanspo.com)

サンケイスポーツ引用




上記のサンケイスポーツの記事の通り、ミゲル・ヤフーレ投手の獲得が発表された。今年は、メジャーでは全く投げておらず、3Aでの成績も防御率5.97ということで、数字を見た印象では、今の実力でNPBの野球にアジャスト出来るかどうかは「?」が付くといったところだろうか?
しかし年齢は25歳と若く、奥村国際グループ担当部長のコメントにも明確に「これから育てていく。」という言葉が使われている。昨年のエルビン・ロドリゲスや21年のケリン・ホセ獲得時にも感じたのだが、これからは、外国人選手もいわゆる「助っ人」として即戦力で期待するだけではなく、素材が良い若手選手を「青田買い」のような形で獲得し、育成し戦力に育て上げるという意図を感じる。この戦略が成功するかどうかはまだ分からないのだが、こういったチャレンジングな補強は行っていく必要があると思っている。外国人選手には出場選手登録の枠があるため、単純に日本人選手との競争という訳には行かないのだが、ロドリゲスやヤフーレに関しては、阪口やルーキーの西舘、松本健との競争という部分もあるように感じる。
ヤフーレに関しては、特別サイズのある投手でもなく、剛腕タイプでもないのだが、多彩な変化球をある程度のコントロールで投げ込める投手のようである。動画を見た限りでは、パワーカーブ気味のカーブと曲がりの大きいスライダーに特徴がありそうである。この辺りのボールを上手く使えるようになり、日本の環境に慣れてくれば、先発として面白い存在になる可能性はあると思う。もしかするとメジャーでは「元プロスペクト」といったような扱いの選手なのかもしれないが、日本に来て、投手としてのスキルを上げていきたいという技術的な向上心、探求心がある投手であれば、まだまだ伸びる可能性のある選手ではないだろうか?
コーチ陣の腕が試されるタイプの助っ人外国人選手である。個人的には、ドラフト中位~下位で獲得したオールドルーキーというような視点で期待し過ぎずに見守っていきたいと思う。









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