ヤクルト0-8DeNA
打てない。守れない。相手チームにこういった形で力負けするゲームが増えるのでは?という危惧が開幕前にはあった。もちろん今シーズン中こういった完敗はあったのだが、その他のロースコアのゲームを拾うことが出来ていたため、切り替えやすい敗戦だと割り切ることが出来た。しかし、ロースコアのゲームに持ち込んでも勝ちを拾えないゲームが増える中で、こういった完敗を喫すると単純に実力のなさがはっきりと浮かび上がってきてしまう。順位上は、3位ヤクルト、4位DeNAなのだが、実力的にはDeNAの方が上であることを感じざるを得ない状況になっている。
DeNA先発の深沢には、前回登板でプロ初勝利を献上してしまっているのだが、今日は、前回以上にあっさりとアウトを重ねられることになってしまった。深沢は、専大松戸高校時代から好きだったサイドハンドの好投手ではあるのだが、ヤクルト以外にここまでの投球を見せられるのか?と言われればまだまだ疑問符が付く投手だと感じている。
今日は、1軍に戻って来た丸山和を1番、長岡を2番と数少ない左打者を1,2番に並べた。この2人がポイントになるかな?と見ていたのだが、2人合わせて3安打を放ったものの他の打者が深沢を攻略できず、完封負けを喫してしまった。極端に行くのであれば、右サイドハンドの深沢相手に岩田、武岡のスタメン起用も考えて良かったのでは?とも思うのだが、この辺りは、池山監督がシーズン通しての野手オーディション的な起用法を継続しているため、強く批判することでもないのかな?と感じている。
それでもわずか4安打に抑え込まれ、2時間26分で試合が終わってしまっては、あまりにも味気ない。先制を許し、差を広げられてしまうと今のヤクルト打線はあまりにも無力である。
ヤクルト先発の松本健は、ある程度試合を作れる総合力に長けた投手ではあるのだが、今の打線の状況を考えると、先制点は絶対に許したくないという気持ちでマウンドに上がったはずである。1点の重みを誰よりも強く感じていたはずである。好調DeNA打線相手に3回までは無失点投球を披露してくれたのだが、1点も与えたくない中でDeNA打線と対峙することは簡単なことではなかった。
4回に先頭の牧に死球を与えてしまうと、佐野のヒットでピンチを広げてしまう。1アウト後筒香にタイムリーヒットを許し、先制点を与えてしまうと林にも2点タイムリー2ベースを浴び、3点のビハインドを作ってしまった。何とか粘っていたのだが、この回与えても良い点は、1点のみだった。2アウトからの林の2点タイムリー2ベースは、今のチーム状況を考えると致命的だった。松本健は、続く5回にもDeNA打線に掴まってしまい、3点を追加され、5回を投げ切れずに降板となってしまった。
前回の阪神戦で久々に良い投球を見せ、ボールのキレが戻ってきてるように感じたのだが、今日は4回、5回に滅多打ちにあってしまった。シーズンの疲れ、暑さでのダメージなど苦しい時期に差し掛かっているが、こういう時でも何とか試合を作る松本健の姿を見たいものである。
昨日、今日のようなゲームが増えてくる可能性もあるが、それはそれで仕方ないことである。私が開幕前に感じていた9回終了時点で「3-3」というスコアを基準としたゲームマネジメントの中で1つでも多くの勝ち星を拾ってもらいたい。
P.S 開幕前の下馬評が高くなかったチームが前半戦に快進撃を見せたものの、その後大きく失速することは稀にあるものである。2015年のDeNAや2024年の広島は印象に残っている。ヤクルトも同じように失速してしまうのだろうか?
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