ヤクルト3-4x広島
2試合続けて3-4というスコアでのサヨナラ負けとなってしまった。昨日も今日も十分に勝機があるゲームをサヨナラ負けで落としてしまったショックは大きい。今シーズンのヤクルトは開幕前から下馬評が低かった。それでも池山監督がチームをまとめ全員野球でセリーグの「台風の目」的存在になり、盛り上げてきた。交流戦では一旦は失速してしまったのだが、その後雨天中止を挟みながらも何とか盛り返し、もう少し粘れるかな?という状況を作っていたのだが、7月に入り、6連敗となってしまった。6連敗が始まる前のゲームでは、泥臭い野球で勝利を掴むなど3連勝を果たしていたため、DeNA、広島相手にここまで連敗が重なってしまったことは、首脳陣にとっても誤算ではあると思う。勝てるゲームを勝てないと、大型連敗にハマってしまう可能性が高いのが、今シーズンのヤクルトの実力なのだと思う。これまでの貯金も活かしながら上手く粘ってもらいたかったのだが、急な失速となってしまった。昨日、今日のゲーム、どちらも落としてしまったことは非常に痛い。明日の予告先発はウォルターズー栗林、金曜日からは甲子園で阪神との3連戦、翌週からは巨人、DeNA、中日との9連戦である。連敗が続く可能性もある中で池山監督に打つ手は残っているのだろうか?
今日の奥川の投球は、安定していた。広島も制球が良い奥川相手に追い込まれる前に好球必打で打っていくというチーム方針があったのではないだろうか?この広島のチーム方針と奥川の投球が上手いこと噛み合い、奥川はアウトを重ねていくことが出来ていた。しかし、4回に名原の2ベースから1アウト3塁のピンチを招くと、菊地にサードの頭をしぶとく超えるタイムリーヒットを許してしまい、同点に追い付かれてしまった。菊地のあたりについても決して捉えられた打球ではなかったため、仕方のない失点だったと思う。
その後は立ち直り、アウトを重ねていくと、7回表の1アウト満塁のチャンスでそのまま打席に入った奥川が勝ち越しのタイムリーヒットを放ち、自身を助け、このまま逃げ切りを図りたかったのだが、その裏にファビアンに同点2ランホームランを浴びてしまった。
前のイニングでランナーとして残ったという部分に僅かながら不安が残ったのだが、先頭の菊池から三振を奪い、前のイニングと変わりなく投げれているかな?と感じた。しかし坂倉にヒットを許すと2アウトからファビアンに初球のストレートをバックスクリーン左へ運ばれてしまった。個人的には決して失投ではなかったと感じるのだが、広島の積極策が当たる形となってしまった。結局奥川は8回で108球を投げ、被安打6(被本塁打1)、無四球の3失点という数字が残った。数字自体は悪くないし、自らのバットでも結果を出し、プロ野球の先発投手として成長した姿を見せてくれたのだが、この投球が勝ちに繋がらない所が、今のヤクルトの苦しいところである。
それでも今シーズンのここまでの奥川の投球は、見事であると感じる。もちろん2021年シーズンの投球は凄かったし、数字的にもこのシーズンがキャリアハイではあるのだが、今シーズンは、長いイニングを投げ、ローテもある程度守ってくれている。故障に関しては、隣り合わせであり、シーズンを完走できるかどうかは分からないのだが、プロの投手としての逞しさを感じさせてくれる。今後の投球にも期待したい。
9回は、昨日結果を残した星をマウンドに上げたのだが、今日はコントロールに苦しみ、2つの四球も絡んだ中で2アウト満塁のピンチを招くと代打モンテロに押し出し四球を与えてしまい、サヨナラ負けとなってしまった。以前の星は、今日のようにコントロールに苦しみ、ストライクを取りに行った甘い球を痛打されることがあったのだが、最近はそういった姿を見せることは減っていた。しかし、今日はストライクを取ること自体に苦戦する姿があった。燻っていた頃の星の姿が重なった。昨日はキハダが逆転サヨナラホームランを浴び、今日は星が3つの四球で押し出しサヨナラ負けと、2日続けて苦しいサヨナラ負けとなってしまった。山野、奥川が頑張った中での2夜連続のサヨナラ負けは、ファンにとっても堪えるものがある。
打線は、初回に今日は3番に入った増田にソロホームランが飛び出し、幸先良く先制点を奪ってみせた。インサイドアウトのスイング軌道で玉村のストレートを捉えたホームランは、多くの野球少年のお手本になるようなバッティングだった。この後玉村がアクシデントで降板するなどヤクルトにとっては、そういったアクシデントにも付け込まなければならない展開になったのだが、中々追加点が奪えず、結果として苦しいゲームになってしまった。7回に奥川のタイムリーと内山の犠牲フライで2点のリードを奪ったのだが、大型連敗中は、取れるときに取っておかなければ、試合の流れを掴むことは難しい。サンタナをスタメンから外し、守り勝つ野球に活路を見出したかったと思うのだが、結果は出なかった(ゲームマネジメント的にはある程度狙い通りのゲームに持ち込めたと思うのだが…)。
6連敗のスタートとなった巨人戦、延長戦を落としたDeNAとの初戦、そして昨日、今日の広島戦と勝ちを拾いたいゲームをことごとく落としてしまったことは痛恨である。これが実力と言ってしまえばそれまでだが、この6連敗は明らかに誤算である。
価格:5940円 |
にほんブログ村

コメント