ヤクルト2-6阪神
今シーズンの吉村は、今日の敗戦で4勝10敗という成績となり、防御率も4.61と低迷している。画面上で見る限りでは、そこまで調子が悪いとは思えないのだが、結果が伴ってこない。今日も課題の立ち上がりを上手く投げ切ると、その後は中盤まで阪神打線を抑えたのだが、5回に相手先発の高橋に先制タイムリーを許すと、その後佐藤輝に2ラン、近本に3ランを被弾してしまい、6失点で負け投手となってしまった。今シーズンヤクルトの先発投手で最も結果を残しているのは、山野であるため、現在のエースは山野ということになると思うのだが、開幕投手を務めたことからも分かるように、本来エースの座に君臨しなければならなかったのは吉村である。吉村には、今シーズンで言う所の阪神や巨人のような上位のチーム相手でもしっかり結果を残してもらいたい投手である。「強い相手でもチームを勝利に導く。」そんな投手になってもらいたい。
相手先発が今シーズン絶好調の高橋ということを考えれば、先制点は許したくなかった。4回まではランナーを出しながらも無失点で抑えていたのだが、味方打線も抑え込まれる中で5回に失点してしまった。0アウト1,2塁のピンチから連続三振で2アウトとし、ピッチャーの高橋を抑えれば、5回も無失点で切り抜けられる所までこぎつけたのだが、ここで高橋にタイムリーヒットを許してしまった。高橋は特別打撃が良い投手という印象はないため、しっかり抑えてもらいたかったのだが、ストレートをしっかり捉えられてしまった。2アウトでピッチャーの高橋というシチュエーションだっただけに痛い失点となってしまった。
今日の吉村は、ここから粘れなかった。6回には佐藤輝に低めのフォークを左中間スタンドに運ばれる2ランホームランを許してしまう。これは打った佐藤輝を褒める他ないのだが、吉村は佐藤輝に対してかなりの苦手意識を植え付けられてしまったのではないだろうか?ちょっと投げるボールが無くなってきている印象である。
そして7回には近本に3ランホームランを浴び、試合の大勢が決まってしまった。この場面に関しては、ピッチャーの高橋に繋がれてしまったことが痛かった。
今日の吉村は、序盤は上手く粘れていたし、球数もそれ程多くなっていなかった。球速的にも降板する7回まで落ちる様子もなく、全体的に悪くない内容だったはずである。それでも6点を失ってしまったという事実が重くのしかかる。これが阪神の実力ということなのだろう。
打線は、2回に山田、増田の連打から1アウト2,3塁のチャンスを作ったのだが、ここで先制点を奪うことが出来なかった。4回の2アウト1,2塁という場面では吉村が初球のスライダーを捉えると打球はレフトポール際僅かに左へ切れる大ファールを放ってみせた。阪神ベンチが内山を申告敬遠で歩かせたということは、吉村の状態を見て1点勝負も想定しての事だったと思われる。そんな中であわや3ランホームランという打球だったのだが、ほんのわずかに切れてしまった。
前半戦に比べれば多少高橋にも付け入る隙があるかな?とは感じるのだが、先制点を奪うまでには至らなかった。相手のミスも絡む中で7回にようやく2点を返し、高橋をマウンドから降ろし、一気に反撃に転じたかったのだが、代わった岡留の前にサンタナがダブルプレーに倒れてしまい、ここでほぼほぼ勝負ありとなってしまった。
吉村の大ファールに関しては、まぐれ当たりという部分もあったため、「後少し運がなかったな。」くらいの振り返りで良いと思うのだが、2回に関しては、何とか先制点を奪いたい場面だった。試合の主導権を握りたいのだが、阪神相手だとそう簡単にペースを掴むことは出来ない。
明日の山野で何とか1つ勝ちたい所である。
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