高橋君、ツーシーム系習得にチャレンジしてみないか?

2026試合結果


ヤクルト3-7阪神

2度の雨での中断があるなど難しいゲームとなったのだが、その中で先発の高橋が7失点してしまい、試合を落としてしまった。一旦は逆転に成功する場面もあったのだが、リードした時間はほんのわずかだった。今日の高橋は、タイムリー2ベースヒットを放つなど、気持ち的にはノッているようにも感じたのだが、阪神打線に掴まってしまった。高卒11年目の29歳。このままのスタイルを維持して結果を残しに行くことも一つの選択肢ではあるのだが、リスクを背負ってツーシーム系の球種習得にチャレンジするという選択肢もそろそろ本格的に考えなければならない時期に差し掛かっているのかもしれない。

今日の高橋のボールの走り、キレについては、悪くはなかったように思う。まずまずのボールが投げられていたのではないだろうか?初回は近本、中野を打ち取った後に森下四球、佐藤輝ヒットで繋がれてしまった。中断明けに大山に先制2点タイムリー2ベースを浴びるという立ち上がりになってしまった。雨での中断があり、非常に難しいシチュエーションではあったのだが、2アウトランナーなしからの2失点は痛かった。
自らのタイムリーヒットもあり、逆転した直後の3回には、森下に逆転2ランホームランを浴びてしまった。甘いと言われれば甘いコースのカットボールだったのかもしれないが、あのコースのカットボールを苦も無く捉えられる森下は、やはりインコースの捌きは球界でもトップクラスの上手さがあると感じる。坂本勇人、山田哲人、鈴木誠也、岡本和真辺りと比べても遜色のないインコースの捌きを見せてくれている。上手さと強さを兼ね備えているため、相手バッテリーは非常に攻め辛い打者である。
そして6回には、伏兵坂本に3ランホームランを浴びてしまった。阪神打線の中では、確実にアウトを奪っておきたい打者なのだが、野球IQの高い捕手であるため、初球のストレートを狙いすましていたのではないだろうか?高橋ー鈴木のバッテリーの一枚上を行かれてしまった。この3ランはあまりにも痛かった。
高橋については、このブログで何度も書ているようにボールの質と成績が比例してこない投手だと感じている。140キロ台後半から150キロ台前半を記録するストレートは数字以上にキレている時もあるし、スライダー、カーブ、チェンジアップ、カットボールも1つ1つの球種を見れば良いボールである。出始めの頃に比べればコントロールも安定してきている。しかし、絶好調の時以外は、1つのアウトを取ることに苦労してしまう場面が目立つ。今日もそんな日だったのではないだろうか?自然と球数が増えてしまい、相手打者に対応されてしまう。
今シーズン中にモデルチェンジを図ることは難しいことは分かっているのだが、来シーズン以降を見据えた時に他の球種の質が落ちてしまったり、使える球種が減ってしまうリスク覚悟でツーシーム系の球種の習得にチャレンジしても良いのではないか?ということを素人ながらに感じ始めている。森下のホームランも坂本のホームランもあまりにもキレイに捉えられてしまっている。打者から見ると思った以上に対応しやすい投手なのかもしれない。今の高橋は、自分の納得のいくボールを投げることで、相手打線を抑えにかかっているのだが、限界が見えてきているような気もする。どこかで相手打者から嫌がられるスタイルを模索する必要はあるように感じる。そのキーを握る球種がツーシームになるような気がしている。
リリーフ陣では、荘司が2イニング、田口が1イニングを投げ、今日はサウスポーリレーとなった。荘司は、2軍調整も挟み、ようやくボールのキレが戻ってきているように感じた。田口に関しては、個人的にはもう一度先発にチャレンジしてみても良いのでは?という気持ちを持っている。リリーフ時のような出力を上げての投球は出来なくなるのだが、元々投手としての高い総合力を持った選手であり、先発として試合を作る能力に長けていた投手である。今シーズン中は難しいとしても、来シーズン以降先発再挑戦はあっても良いような気がしている。

打線は、2回に下位打線から繋がり、高橋のタイムリー2ベースと長岡の2点タイムリーヒットで一度は逆転に成功した。4点ビハインドとなった後の6回~9回は毎回先頭打者が出塁したのだが、4点を追いかけるために打って繋ぐことは至難の業である。6回は0アウト1,2塁から繋げられず、7回は長岡の強烈な打球がファーストライナーダブルプレーとなる不運もあった。9回も1アウト満塁とし、ドリスを引きずり出すことに成功したのだが、反撃もここまでだった。やはり今の打線で4点を追いかけるということは簡単ではないし、阪神は阪神で4点のリードを上手く使いながら野球をしている印象が残った。池山監督の打って繋ぐ野球については、非常に面白い野球だと感じているし、そういった野球がチームにとってプラスに働くこともあったのが、今シーズンの前半戦だった。今は投手陣が崩れてしまっていることもあり、打線が繋いでいくことが難しくなっている印象があるが、各選手が「打って繋ぐ」という意識を持って打席には入れていることは、今でもプラスに働いていると思う。
勝とうが負けようが今出来ることを継続していってもらいたい。

P.S 長岡は、右の腰辺りを気にする仕草が目立って心配ですね。その中で結果を出しているということは、長岡の身体の強さを証明していると思うのですが、膝の古傷も抱えているだけに自分の身体との付き合い方という部分が課題になってきそうですね。




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