ミレッジも退団へ

ヤクルトのラスティングス・ミレッジ外野手(30)が退団することが22日、決定的となった。

関係者によると、首脳陣が戦力構想外である意向を示したことを受け、この日、球団が保留者名簿から外す手続きを取ったという。

ミレッジは来日1年目の12年に打率・300、21本塁打と活躍。同年オフに3年契約を結び直し、16年は両者が希望した場合に延長される契約となっていた。13年以降は右肩の故障などに苦しみ、今季も24試合の出場にとどまった。
(スポニチアネックス引用)

上記の通り、バーネット、ロマン、デニングに続いてミレッジもヤクルトを去ることになりそうである。ヤクルトに入団する際には「問題児」との報道もあり、ヤクルトのチームカラーに合うのかどうか心配していたのだが、プレースタイルは真面目そのものだった。チームとファンに元気を与えるハッスルプレーは見ているだけでも面白かった。また独特のクラウチングスタイルのフォームから鋭い打球を放ち、元メジャーリーガーの片鱗も見せてくれたと思う。
しかし2年目以降は怪我に苦しむシーズンが続いてしまった。2年目は守備の際に左足首靭帯を断裂、3年目は右肩の関節唇損傷、4年目は右肩の違和感と守備の際に雄平と衝突しての離脱と毎年怪我が付きまとった。特に右肩の故障は本人にとってとても痛い怪我だったのではないだろうか?
怪我前から特別強肩といった印象はなかったのだが、それでもNPB選手の中では平均から少し上くらいの肩の強さだったと思うのだが、怪我以降は強いボールを投げれなくなってきていたのは事実だと思う。本人も故障と隣り合わせの中で持ち前のハッスルプレーが出来ないもどかしさも感じていたのではないだろうか?

年齢的にはまだ若いので個人的には怪我が治れば戦力としても考えられるのでは?と感じていたのだが、首脳陣は「厳しい」と判断したのだろう。好きな選手だっただけに非常に残念なのだが、仕方のない判断だと思う。来シーズン以降ミレッジがどの球団でプレーしていくことになるか分からないのだが、そのハッスルプレーでチームからファンから愛される存在で居続けてもらいたい。

P.S ウチの嫁は野球に詳しくないのだが、ミレッジが打席に入ると「この人打つ気マンマンじゃん!」と言って笑っていた。普段野球を見ない人が見ても一生懸命さが伝わる選手ということなのだろう。

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コメント

  1. K より:

    ミレッジのプレースタイルはヤクルトには合っていたので退団は残念ですね。
    高年俸ですし肩の故障は今後も完治すると分かりませんし守備が出来ない以上はセリーグでは厳しいですから仕方ないですね。(アメリカで続けるにしろ肩が治らないことには野球を続けていけるのか気になりますね)
    報道によると新外国人を投手3人を獲得するみたいですが、ちょっと心配なのでロマンは残してもよかったのではないかと思いますね、あと野手はバレンティンがダメなら今年で同じで純国産打線になりますし野手1投手4の外国人はバランスが悪いような気がするので編成にまた不信感が・・・・・。

  2. FIYS より:

    > kさんへ

    ミレッジの退団はやっぱり残念ですよね(年棒は支払った上での退団という情報もありますよね…)。

    新外国人投手の出来如何ですが、もしかするといなくなって初めてロマンの偉大さを感じるようなことになるかもしれませんね。

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