日ハムの開幕投手は斉藤佑樹

日本ハムの栗山英樹監督(50)は19日、今月30日の西武戦(札幌ドーム)で開幕投手に斎藤佑樹投手(23)を起用することを明らかにした。
栗山新監督のこの起用。皆さんはどう考えるだろうか?特に日ハムファンの方がどう感じているのか聞いてみたい。
栗山新監督になり、ダルビッシュが抜けたことから斉藤佑樹の開幕投手の噂は絶えず聞こえて来ていた。しかし流石にこの起用はないのではと思っていたのだが、今日報道陣の前で開幕投手は、斉藤佑樹との発表が行われた。1年目の成績は6勝6敗。オープン戦でも結果を残せていない斉藤の開幕投手には賛否両論あるだろう。私は、ヤクルトファンなのでどちらでも良いのだが、正攻法と言えば正攻法なのではないか?と思えてきた。
ダルビッシュが残留していれば何の問題もなくダルビッシュが開幕投手を務めたことだろう。しかしダルビッシュがチームを去ったことによって、日ハム先発陣に大きな穴が空いてしまった。そこで代わりの開幕投手が必要になってくる。他球団ファンの私からすると順当に行けば、武田勝、ケッペルあたりかなと考えていたのだが、チームの将来を考えた起用をするならば斉藤佑樹に任せるというのも1つの方法だと思う。最初は、話題作りや奇策のように感じていたのだが、よーく考えてみるとかなり正攻法のような気がしてきた。
斉藤佑樹を初めて見たのは、彼がセンバツに出場した時だ。現ヤクルトの上田がいた関西高との引き分け再試合など印象に残るゲームもあったが、この時点での私の印象は、甲子園に毎年数人は出てくる「まとまった投手らしい投手」という印象でしかなかった。しかし夏になると注目されていた大阪桐蔭の中田翔を3三振に抑えて、徐々に人気が出始めると、3連覇を狙った田中将大率いる駒大苫小牧を引き分け再試合の末に破り全国制覇を成し遂げた。これには驚いた。夏の厳しい暑さの中1回戦からほぼ1人で投げ抜いて優勝してしまったのだから…どこが凄いのかはよく分からないのだが、大学でも1年時から結果を出し続けた。プロ1年目は流石に厳しいのでは?と思っていたのだが、怪我で離脱しながらも6勝6敗という成績を残した。この投手やはり何かを持っている。それが何なのかよく分からないのだが、投手としての技術の高さなのではないかと考える。コントロール、駆け引き、牽制、クイックなど全てにおいて平均点以上の技術を持っているため、1球1球の凄さがなくても抑えることができるのではないだろうか?野村克也氏は、「マー君神の子不思議な子」と言っていたが、私からするとこの斉藤の方がよっぽど不思議な魅力に溢れた投手である。
開幕戦、そして斉藤佑樹と日ハムの今シーズンはどんなものになるのだろうか?

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