2026WBCは準々決勝敗退

2026WBC


WBC準々決勝
日本5-8ベネズエラ

アメリカのローンデポ・パークで行われたWBC準々決勝日本ーベネズエラは、点の獲りあいとなり、最終的にはベネズエラに力負けした格好になってしまった。これまで2006年、2009年、2023年は優勝、2013年、2017年は準決勝敗退となっており、最低でもベスト4には進出していたのだが、今回はベスト8止まりとなってしまった。
WBCについては、MLBが主催の大会であり、大会運営については突っ込み所の多い大会となっている。過去の大会を見てみてもレギュレーションが微妙に違っているため、今大会の日本代表が準々決勝敗退に終わったという部分だけを切り取り、日本野球の実力が低下したと判断することは避けたいと思っている。
私は、過去記事→「WBCってどういう気持ちで見ればよいのだろうか? | ヤクルトファンの日記」でも書いているように、WBCという大会のレギュレーションには以前から不満を感じていた。歯に衣着せず発言してしまえば、各国が平等に戦える条件にない大会だと思っていた。そして日本はどちらかというと勝ち上がりやすく優遇された立場で戦える大会だと感じていた。しかし、逆に言えば、メジャーの一線級が出場する大会が出来たのにも関わらず、中々中南米の強豪国との対戦が叶わないままこれまでの大会を消化してきてしまった部分があった。6大会が終わった時点でまだ日本ードミニカ共和国戦が実現できていないことにももどかしさを感じている。そんな中で2013年のプエルトリコ戦、今日のベネズエラ戦は、負けてしまったのだが、私が期待する楽しみなカードであった。2013年のプエルトリコも今日のベネズエラもチームの一体感を感じ、世界一に向けて真剣に取り組んでいることが伝わってくるチームだった。
今日のゲームに関しては、山本がアクーニャJr.に先頭打者ホームランを浴びるなど2点を失ってしまうと、隅田がガルシアに2ラン、伊藤がアブレイユに3ランを被弾するなど、各投手が強力ベネズエラ打線に力負けする結果となってしまった。
MLB球への順応、ピッチクロックをはじめとしたMLBのレギュレーションへの順応という部分で苦しんだ部分はあったのかもしれないが、大会のレギュレーションの中で選手、首脳陣はよく戦ってくれたのではないだろうか?
これまでの大会と比べて、一次ラウンド含め、投手陣が相手打者に長打を浴びる場面が目立ったことは気になったが、今大会の結果を持って、日本が野球の強豪国から脱落したとは思わない。普段からNPBの野球を主に追いかけているファンからすれば、大谷が申告敬遠された後の佐藤の同点タイムリー2ベースや鈴木の負傷退場によって急遽センターのポジションに入った森下の勝ち越し3ランホームランなどを見て心が震えたのではないだろうか?
野茂英雄がMLBへチャレンジして以降、数多くの日本人プレーヤーが海を渡ってきたのだが、割合的には投手の方が活躍してきた歴史がある。イチローや大谷というようなメジャーでも歴史に名を残すような選手も稀に出現するのだが、野手はNPB時代に比べると苦しんだり、プレースタイルに変更を余儀なくされる選手が多かったように記憶している。そんな中で鈴木がカブスで結果を残し、吉田も何とかメジャーに喰らい付いている。今シーズンからメジャーに挑戦する村上、岡本にも日本人野手の可能性を広げるような活躍を期待したいし、佐藤や森下にも後を追いかけてもらいたい。メジャーリーガーを中心としたベネズエラ相手にこれだけ熱くなるようなゲームを展開してくれたことは一プロ野球ファンとして感謝の気持ちでいっぱいである。
おそらくは、準々決勝で敗退してしまったことで井端監督をはじめとする首脳陣や代表選手を責めるような世論も数多く目にすることになると思うのだが、まずはこの難しいレギュレーション、立ち位置の大会でしっかり日本代表として戦ってくれたことを称えたいと思っている。特に井端監督にはこれからも日本球界を支えるような活躍を願っている。

P.S そして大谷翔平というプレーヤーの偉大さを改めて感じることが出来る大会となりました。こういう選手との出会いは、スポーツ観戦を趣味にしている者にとっては何より幸せなことである。




WBC2026観戦ガイド [ 世界文化社 ]

価格:1375円
(2026/3/15 19:50時点)
感想(2件)




にほんブログ村 野球ブログ 東京ヤクルトスワローズへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました