投打の柱で連敗ストップ

ヤクルト6-4DeNA

投の柱小川、打の柱山田哲の活躍により連敗を5でストップした。連敗ストッパー小川である(というより小川先発試合以外では勝てない状況…)。

小川はこれで7勝目である。私には昨シーズンとのボールの質の違いについてはよく分からないのだが、今シーズンはある程度相手打者をコントロールしながら投球している印象がある(特にノーヒットノーランのゲーム以降)。昨シーズンはランナーを出した後に突如として打ち込まれ大量失点を喫してしまうこともあったのだが、今シーズンはしっかり粘ることが出来ている。今日のゲームでも降板する7回まで毎回ヒットを許したのだが、失点は梶谷と桑原打たれたソロホームラン2本による2点のみである。この辺りは昨シーズンとの大きな違いだと感じる。
小川に関しては、ルーキーイヤーからボールは走っているように感じるのに何故か打ち込まれると感じることがあり、ここ数シーズンはそういった場面が特に目立っていた。自分で修正出来ないようなクセのようなものが出てしまっているのかな?と感じることもあったのだが、その辺りを上手く修正できたということはないだろうか?もちろん私のような素人には真偽不明なのだが…。7回で106球を投げ、被安打8(被本塁打2)、与四死球1の2失点。小川の投手としての総合力の高さを示すような投球内容である。

リリーフ陣は8回清水、9回石山という理想的なパターンに持ち込むことが出来た。石山は梶谷に2点タイムリー3ベースを浴びてしまい、多少冷や冷やする場面もあったのだが、ボール自体は走っていた。4点リードの場面で2点を失ったとしても信頼が揺るぐことはない。今は8回清水、9回石山という形は崩しようがない。悪くない失点だったと思う。

打線は青木、山田哲、村上の3人で9安打と主軸がしっかり仕事をしてくれた。特に山田哲は満塁ホームランとタイムリーヒットを含む4安打と久々に大暴れをしてくれた。小川がノーヒットノーランを達成した翌日の試合でも山田哲は猛打賞の活躍をしているのだが、その時に比べればスイングに力強さが加わってきているように感じる。先日に続いて2番青木、3番山田哲という入れ替えを行ってきたのだが、これも山田哲の状態が上がってきたと感じているからこそ出来る入れ替えなのではないだろうか?第1打席でのライトフェンス直撃の2ベース、第2打席のライトスタンドへ運んだ満塁ホームランともにスイングに力強さを感じることが出来た。もちろんまだスイング、フォロースルーに違和感を感じることはあるのだが、少しずつ状態を上げてきているように感じる。何とかコンディションを保ちながら、バッティングの状態も上げていってもらいたいものである。
山田哲が4安打5打点と大爆発した影で後を打つ村上も猛打賞を達成したのは見事である。今日のゲームで打率を3割4分台まで上げてきた。この調子なら最後まで首位打者争いが出来ると感じるし、首位打者争いが出来れば自然と打点、ホームランも増えてきそうである。それだけに山田哲が復調してくればもう少し戦えるはずである。

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コメント

  1. sabo より:

    今日だけみれば素晴らしいチームですよね(笑)

    小川は先週と違い調子は悪い方に近いと感じましたが今は自信がついて打者を操れますね。しっかりゲームを支配してました。お見事のナイスピッチング。
    去年との違いですがやはり球種のクセがバレてたのかな。ユニフォームをグラブに乗せるのはおまじないではない!?(笑)
    今年はフォークが良いところで効きますね。

    打線も主軸三人がガッツリ活躍ですね!何より山田哲人。次も頼むぞ山田!

    来週のローテーションですが、クックが降りて火曜山中、土曜石川でしょう

    山中は年齢的にも苦手神宮の克服よりとにかく勝つ確率の高い球場でということでしょう。

    石川も得意のホームにスライドというのが私の予想。

    山中はかなりやると期待。継投がうまく行くか、そもそも点取れるかが不安か。

  2. 超匿名 より:

     小川はエースと呼ぶのに相応しい成績ですね。去年はエースらしい働きが出来る投手がいなかったので大型連敗になりましたが、今季は彼のおかげでニュースになるような連敗はなさそうですかね。投打の主役が活躍したナイスゲームでした。
     これでシーズンの半分を消化しました。投手陣の顔ぶれからするとリーリフ陣への負担が続く展開が予想されます。オールスター休みがないのが苦しいですね。打つ方では塩見、投げるほうでは梅野や寺島の復帰が待たれます。

  3. タラちゃん より:

    「試練の8月」の通り、7勝17敗1分けと。
    小川様様って感じですね。
    先発ローテもことごとく表のローテ来ましたし、いつものシーズンなら成績落とす5月中旬くらいに来ているのである程度想定内。あと2つくらいは勝てたかな?とも思うところ。

    月が替わり、ツキも変わる。

    で、9月「反撃の9月」
    今野(リフレッシュ休暇)、荒木、田代↓
    代わりに、
    塩見は昇格でしょう。イノーアをまずはビハインド要因で。ここに松本友の野手か、寺島ってところじゃないですか?
    それでも30人、水曜かな?山中先発は。

    これで村上サードで打撃を落とさないで運用できる布陣に。
    雄平、川端で代打2枚となり、
    外野守備をアップさせながら、9月反攻と行きたいですね。
    哲人もようやく復調してきましたしね。

    今後の予想先発は、
    甲子園では髙橋と青柳とは厄介、9/18~のカープ戦は天敵の大瀬良来るが、
    読売は裏ローテ。戸郷を裏ローテのカード頭にするっていう方針みたいだが、そんなにヤバい先発はそんな感じであるので、
    ここから反攻でしょ。
    2018も交流戦明けから調子戻り、交流戦1位になったわけですし、反攻ですよ。

  4. FIYS より:

    saboさんへ

    確かに今日だけ見れば素晴らしいチームでしたね。

    何となくなんですが、小川はボールが走っている割に打ち込まれたり、いいコースのフォークを簡単に見逃される場面があるのが気になっていたんですよね。

  5. FIYS より:

    超匿名さんへ

    小川はエースの投球内容ですね。

    まずは塩見に期待したいです。

  6. FIYS より:

    タラちゃんさんへ

    9月攻勢と行きたいですが、高橋、青柳が相手となると厄介ですね。最近の高橋は惚れ惚れするようなボールを投げている印象なんですよね。

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