5割近辺でどこまで粘れるか?といったチーム状況。

ヤクルト3-11阪神

昨日は石川、青木という投打の大ベテラン選手の活躍で勝利を手にしたのだが、今日は最下位に沈む阪神相手に大敗を喫してしまった。結局このカードを1勝2敗と負け越すことになってしまった。一昨日のゲーム、今日のゲームが今のヤクルトのチーム状況の厳しさを表している。しばらくは、5割近辺でどこまで粘れるか?という状況が続きそうである。正直僅かでも歯車が狂ってしまえば大型連敗もあり得る状況にあると思う。何となく2020年シーズンの雰囲気に似てきているのが気になる。GW終了となる5月8日までに12試合を消化する予定になっているのだが、その時点で5割をキープすることが出来るだろうか?借金1つ2つまでなら「御の字」と考えられるほど、チーム状況は良くないと感じる。

ヤクルト先発金久保は雨で30分遅れて始まった試合の立ち上がりに躓いてしまった。佐藤輝、中野と左打者2人に2ランホームランを浴び、いきなり4点のビハインドを背負うことになってしまった。昨日のゲームも同じような展開になりかけたのだが、そこは石川が粘り、失点しなかったことが勝利に繋がったのだが、金久保は逆にあっさり4点を奪われてしまった印象である。今のチーム状況を考えると致命的な4失点になってしまった。3回にも2点を失った金久保は、この回途中で降板となってしまった。ストレートのキレと得意のスライダーを軸に組み立てるのが金久保の投球なのだが、今日はほぼ良い所が見られなかった。
リリーフ陣も木澤、大下、コールと失点を重ねてしまった。木澤に関しては、ツーシームをマスターし、安定してきた印象があるのだが、大下は登板過多、コールは実力そのものに疑問符が付いたままである。リリーフ陣も不安要素が多くなってきている。そんな中で今野が武器であるキレのあるストレート復調傾向が見られるのはプラスポイントである。清水、石山の状態にもよると思うのだが、来週からはもしかすると勝ちパターンで投げる可能性もあるのではないだろうか?

打線はとにかく2番青木、3番山田、4番村上、5番塩見という4人に期待する他ない状況だと思っている(本来はここにオスナの名前も加えたいのだが…)。その他の打者については、とにかくその場その場のシチュエーションを捉えた中で自分に今求められている役割は何なのか?ということをしっかり整理してから打席に入ることを心掛けてもらいたい。太田や長岡、濱田、内山壮、古賀辺りはまだまだ実力も経験も足りていない選手である。そんな中でもキラリと光るものは見せてくれるのだが、継続的に結果を出すことは難しい。今の実力を考えるとよくやってくれていると思う。このメンバーで得点力を上げていくのは中々難しいことは分かっている。やはり主力組である青木、山田、村上、塩見のバットに期待する他ないのではないだろうか?

当分ファンにとっても胃が痛くなるような日が続きそうである。

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コメント

  1. sabo より:

    もしかしたらここまでよく5割で済んだというチーム状況かもしれませんね
    ただビジターだと結構勝てるんですよね
    たまたまだとは思いますが流れもあるし、何より神宮戦しか視聴契約してないファンとしてはもどかしい(笑

  2. FIYS より:

    saboさんへ

    ビジターで勝てていること自体が意外ですよね。サンタナ離脱の影響は大きいと思いますが、何とか喰らい付いていってもらいたいですよね。

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