ロマンは10勝ならず

ヤクルト2-4広島(9回裏雨天コールド)

今シーズン本当に便利屋的な役割を担ってきたロマンに10勝目をプレゼントしたかったが、10勝目には手が届かなかった。

今日のロマンも安定感のある投球を見せてくれた。しかし今日も打線の援護に恵まれなかった。今シーズンのロマン登板試合を象徴するようなゲームだった。ロマンは、初回と6回に1点ずつ奪われ2失点。6回の裏に宮本のセカンドゴロと武内のタイムリーで同点に追いつきロマンの負けは消すが、今日はここまで。7回、9回に押本と増渕が堂林にホームランを浴び、2-4での敗戦となってしまった。

ロマンは2点を失ったものの不運なヒットやミスも重なり、決して悪い内容ではなかった。今シーズンは中4日での先発起用をこなしたり、逆にローテーションを飛ばされたり、外国人枠の関係で登録を抹消されたりと厳しい起用法の連続だったが、ヤクルトの苦しい台所事情を救ってくれたのはこのロマンだった。コントロールが悪く崩れてしまう試合もあったが、シーズン通してみれば安定感のあるピッチングを見せてくれた。CSでも先発起用が濃厚と思われる。CSでは打線がロマンを助けてほしい。
CS前に先発投手陣の状態は良くなってきている。館山、石川、ロマン、村中、赤川の順番でどうだろうか?ロースコアの展開に持ち込めばチャンスはありそうだ。
リリーフ陣は、今日は押本、増渕が打たれてしまった。押本に関しては、今更外すわけにもいかないのでCSでも頑張ってもらうしかない。増渕に関しては…どういう起用法が考えられるだろうか?先発投手が序盤でKOされてしまった時のロングリリーフくらいだろうか?これだけ調子が上がってこないのだから起用しないという考えもあると思うのだが…

野手陣も最後までどういうスタメンで臨むのか見えてこない。今のところ福地、雄平が外野のレギュラーとして起用されているが、上田が戻ってきており、ミレッジも復帰する可能性があるようだ。悩みどころである。
そして捕手にも注目したい。今シーズンの貢献度で言えば中村を起用してほしい気持ちが強いのだが、CSの先発が館山、石川と続くならばこの2戦は相川がマスクを被ることになりそうだ。ここで連勝するようなことがあれば相川を固定起用することも考えられる。明日のゲーム野手陣の仕上がり具合に注目したい。

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