大勝の後の大敗

ヤクルト1-9ソフトバンク

あまり試合を見れていないし、今日の試合も見ていないので大きいことは言えないが、今日は、今シーズンのワーストゲームだったのではないだろうか?

ヤクルト赤川、ソフトバンク大隣で始まったこの試合。注目の捕手は、今日は中村が起用された。赤川の立ち上がりはいつも通りに感じた。のらりくらりと2回まで得点を許さない。一方の大隣は、間違いなく最悪の調子だったと思う。初回、2回ともに先頭打者の田中浩、雄平がヒットで出塁、その後2つの四球で2アウト満塁のチャンスを作ったが、先制点を奪うことはできない。嫌な展開となる。
すると3回赤川は、先頭の明石に3ベースを打たれてしまう。2アウトまでこぎつけるが、ペーニャ四球の後松田に豪快な3ランホームランを許してしまう。もちろん大きな3失点なのだが、今日はこの後もチャンスが訪れる。5回には、3つの四球でこのゲーム3回目の満塁のチャンスを貰うが、中村の代打相川は三振に倒れ、またも得点を奪うことが出来ない。
すると6回に多村に2ランホームランを浴びてしまう。これで勝負あり。
その後も平井がペーニャに弾丸ライナーでレフトスタンドに飛び込む2ランを浴びたり、ここまで自責点0の投球を続けてきた阿部がヒットを集められ2点を失うなど投手陣に良い所はなかった。
打線は、8回にも0アウト2,3塁のチャンスを作るも森福から得点することが出来ず、結局9回に飛び出したミレッジのソロホームランによる1点のみに終わった。14-3で勝利した翌日に1-9の大敗。大隣の調子が悪かっただけによろしくない敗戦だった。

普段ソフトバンクの試合を見ることがないので分からないのだが、大隣はこんなに制球が悪い投手ではないはずだ。明らかに不調だったのではないだろうか?結局大隣は、6回を投げ、被安打4与四球7の無失点。大量得点を奪うチャンスがあったのに捕えることができなかった。1,2回のチャンスにしっかり得点を奪えていれば間違いなく違った展開になっただろう。4,5回にもチャンスで1本が出なかった。打撃陣には大いに反省してもらいたい。
投手陣は、赤川が少し調子を落としているようだ。松田、多村には完璧に捕えられてしまった。ペーニャのホームランも含めて素晴らしいホームランばかりだった。9回のレギュラーとは言えない選手達の連打といいソフトバンク打線の凄さを思い知る一戦となった。

良かったことと言えば雄平に2本のヒットが飛び出したことだ。昨日のタイムリーに続き、小川監督のスタメン起用に応えた形だ。私は、もう雄平の先発は当分ないのではないかと思っていたのでスタメン起用には少し驚いたのだが、やはり小川監督の目は確かなようだ。
それでも残念だったのは、5回の2アウト満塁のチャンスに中村に代えて相川を送った場面だ。もちろん結果論になってしまうのだが、中村を先発で使った以上、中村で勝負してほしかった。試合終盤での代打なら納得いくのだが…

今日のようなゲームもシーズンを通せば何試合かはあるものである。気持ちを切り替えて週末のオリックス2連戦は是非とも連勝してほしい。ここでつまずくようなら交流戦の雲行きが一気に怪しいものとなってくる。

にほんブログ村 野球ブログ 東京ヤクルトスワローズへ
にほんブログ村







コメント

タイトルとURLをコピーしました