川島慶三選手

今日は、残念なニュースが飛び込んできた。１０月初めに右肘を痛めて登録抹消されていた川島慶三選手が、２０日に靭帯再建手術を受け、全治約１年とのことである。昨シーズンも右肘手術で１年間を棒に振り、今年も開幕戦で骨折してしまい、復帰したのは７月だったのだが…またしても怪我で長いリハビリ生活となってしまった。
この川島慶三選手、私はとても期待していた選手だった。以前ブログにも書いたのだが、私はドラフト会議が大好きである。０５年のドラフト会議では、川島慶選手に注目しており、密かにヤクルトが指名することを期待していたのだが、日本ハムに指名される。
その川島慶選手が、高田監督の就任とともにトレードでヤクルトに入団した。するとすぐにスタメンの座を勝ち取った。翌年は二桁本塁打も記録した。身体能力抜群で足が速く、長打力もある。守備では内外野をこなせて、守備範囲が広い。こんな選手は中々いないと思う。すぐにでも大輪の花を咲かせ、スイッチヒッターではないのだが、松井稼頭央選手のような人気実力を兼ね備えた選手になるのでは、と期待していたのだが、その後は大きな怪我に泣かされている。
そろそろ宮本のポジションを奪うような選手が出て来て欲しい中で、私の中では、サード川端、ショート川島慶が実現すれば面白いと思っていたのだが、来シーズンは厳しくなってしまった。川島慶選手ももう年齢的には中堅どころである。怪我をしてしまったのは、仕方がないことでしっかり治してほしいが、崖っぷちに追い込まれたと言っても過言ではない状況である。戻ってきたときには、大活躍してくれることを願って復活の時を待ちたいと思う。

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