ソチオリンピック感想

以前に「ソチオリンピック注目ポイントとメダル予想」という記事を書いていたので今更ながらソチオリンピックの感想を記しておきたい。

今回のオリンピックは、プライベートな用事と大雪とインフルエンザに見舞われてしまったため思うように観戦が出来なかったのだがそれでもやはり見ていて面白いオリンピックだったと思う。

一応メダル予想をしていたので、振り返ってみよう。私の予想はメダル9個、うち金メダルが2~3個と予想したのだが、結果はメダル8個、うち金メダル1個というものだった。まあニアピン賞と言って良いだろう(笑)。

私の予想ではフィギュアの3つと女子ジャンプの1つの4つは固いのでは?と予想していたのだが、この中でメダルを獲得したのは男子フィギュアの羽生結弦の金メダルの1つのみだった。それにしてはよく8個もメダルを積み上げたな。という印象が残った。

日本勢のメダルを振り返って見ると

金メダル 羽生 結弦(男子フィギュアスケート)

銀メダル 平野 歩夢(男子スノーボードハーフパイプ)
      渡部 暁斗(ノルディック複合ノーマルヒル)
      葛西 紀明(男子ジャンプラージヒル)
      竹内 智香(スノーボード女子パラレル大回転)

銅メダル 平岡 卓 (男子スノーボードハーフパイプ)
       小野塚 彩那(女子スキーハーフパイプ)
       ジャンプ団体ラージヒル

幅広い競技でメダルを獲得したのが特徴だろうか?また15歳の平野から41歳の葛西まで年齢の幅が広かったのも一つの特徴だったかもしれない。

個人的に印象に残ったのは葛西紀明のラージヒル銀メダルとジャンプ団体の銅メダル、ノルディック複合ノーマルヒルの渡部暁斗の銀メダルだった。
これは私が小学生、中学生の頃に黄金期を迎えていたジャンプとノルディック複合が10年以上メダルから遠のいた中でメダル獲得ということで非常に感慨深いメダル獲得となった。

葛西に関しては昔から応援していただけに94年のリレハンメル以来のメダル獲得ということで正しく「レジェンド」と言える活躍ぶりだった。ラージヒルでの銀メダルに関しては金メダルのストッホ(ポーランド)との差がわずかなものだっただけに非常に惜しい銀メダルだった。それでも20年以上世界のトップで戦い続けている葛西の実力をオリンピックの大舞台でようやく発揮できた1戦だったのではないだろうか?
団体の銅メダルも葛西、伊東の故障、竹内の難病を抱えた中でのメダル獲得ということもあり非常に感動的なシーンだった。葛西の涙含めチームワークの良さを感じさせるメダル獲得だった。

ノルディック複合の渡部に関しても荻原健司、河野孝典などが黄金時代を築いた頃とは違いジャンプも距離もハイレベルでこなす素晴らしい選手が育っていたんだな。ということを改めて感じることが出来た。荻原次晴氏の涙も強く印象に残った。それだけにラージヒルでの距離での転倒と団体戦に加藤が出場できなかったことが悔やまれる。特に団体戦は加藤、渡部善斗のジャンプを活かして逃げ切るゲームプランを考えていただけに非常に残念だった。(渡部善斗がソチのジャンプ台に苦しんでいただけに厳しい戦いになったのは間違いないと思うが…)

ハーフパイプの平野、平岡も高さがあり、難しい技も他の選手より余裕を持ってこなしている印象が残った。それでもショーンホワイトの凄さは素人目に見ても分かるものであり、メダルを逃しても凄い選手だな!と感じた。

つまらない感想文になってしまったが、日本人選手の活躍が目立った大会だったと思う。フィギュアスケートに関しては、やっぱり見方がまだよく分かっていない。フィリップ・キャンデロロ(フランス)のような印象に残るスケーターの誕生に期待したいのだが…

もう少ししっかり観戦出来ればよかったのだが…

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