堀島行真は大きく見える!

男子モーグルの決勝3回目が行われ、今季W杯全戦表彰台のエース堀島行真(トヨタ自動車)が銅メダルを獲得した。今大会、日本勢メダル第1号となった。

上位6人で争われる決勝。4番目に滑走した堀島は、81.48。滑り終えた時点でトップに立ち、3位以内を確定させた。

バルター・バルベリ(スウェーデン)が83.23で金メダル、ミカエル・キングズベリー(カナダ)が82.18で銀メダルだった。
(スポーツ報知引用)

前回大会でも堀島の迫力満点のエアには魅せられたのだが、今回も堀島の大きくて高さのあるエアが印象に残った。予選1回目で準々決勝に進出出来ないなど、最後まで本調子には思えなかったし、決勝ではミドルセクションでターンが乱れてしまい、苦しくなったようにも感じたのだが、そこから何とか立て直し、タイムでのポイントも稼いだ中で何とか銅メダルを獲得した印象である。決勝は一発勝負ではあるのだが、採点競技であるため、ワールドカップなどの世界最高峰の舞台でしっかり自分の滑りをアピールできている選手程アドバンテージが貰える種目という印象もある競技である。堀島は10代後半から世界のトップの舞台で自分の実力を示してきた実績がある。その実績込みでの銅メダルとも言えるのではないだろうか(私自身はモーグルを観戦することはほぼないので分からないのだが…)?モーグルをしている堀島は、実際の体格よりも大きく見える。これは選手にとってとても大切なことなのだと思う。
それにしても決勝に残った6選手が6選手ともにプレッシャーの掛かるであろう決勝で見事な滑りを披露してくれたことに驚いた。絶対王者キングズベリーの滑りももちろん凄かったのだが、そのキングズベリーを上回ったバルベリのスピード感溢れるターンも見応え十分だった。東京オリンピックの際にも感じたのだが、こういったフリースタイル系の競技は、オーディエンスの存在も相まって1つの競技として完成するという印象があるため、コロナ禍によるオーディエンスの少なさに寂しさは感じるのだが、こういった環境下でもしっかり魅せることを忘れない各選手に大きな拍手を送りたい。

P.S 前回の平昌オリンピックで銅メダルを獲得した原大智の外さない滑りにも感動しました。前回大会も今大会も全てにおいてほぼベストの滑りを見せてくれたように感じました。前回が銅メダル、今回が準決勝敗退ということでそれだけ世界のレベルがまた一段と上がっているということなのでしょうか?

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