一応面白い試合にはなりましたかね?

ヤクルト8-12西武

ナーブソン、真田が大量失点してしまい、序盤でゲームが決まってしまったのだが、それでも終盤追い上げてみせた。一応見せ場は作りましたかね?完全な負けゲームでも少しの隙があれば大量得点に繋げられる攻撃を楽しみながら観戦するのが一番ですかね。まあ昨日勝っておいて良かった。というのが一番の感想で、個人的には諦めの付く負けゲームとなった。

先発のナーブソンは西武打線にその投球術が全く通用しなかった。初回に四球でランナーを出すと、いきなり中村に3ランホームランを許し、出鼻をくじかれてしまう。そのまま立ち直れないナーブソンは西武打線に連打を浴び、さらに2点を追加されてしまう。あまり試合を見れていないのでナーブソンについてはどういう時に相手打線を抑えられて、どういう時に打ち込まれてしまうのかまだ分からない部分もあるのだが、やはりコントロールに苦しんでいるゲームでは相手打線に掴まってしまう印象が強い。
今日は結局3回を被安打6(被本塁打1)与四死球3の6失点で降板となってしまった。パリーグ最下位に沈んでいるとはいえ、西武は中々の強力打線である。立ち上がりに不安定になっているところを見逃してはくれなかった。

そして2番手の真田も2アウトから粘ることが出来ず、浅村の3ランホームランなどで4点を失ってしまう。一旦崩れかけた試合を打線が盛り返し、「もしかすると?」という気持ちになったところでの4失点は痛かった。1イニングしか投げることが出来なかったことも頂けなかった。
6回には赤川、8回には石山が1失点ずつしてしまい、結局合計12失点というある意味今シーズンのヤクルト投手陣を象徴するようなゲームになってしまった。

試合前にはロマンが登録抹消となり、リリーフ陣の起用法を再度検討しなければならなくなったのだが、検討できるだけの人材がいないことも確かである。どう考えてもロマンの穴は埋まらなそうだ。今後も今日のように投手が大崩れしてしまう試合は覚悟しておかなければならない。

打線は岸相手でも普段の力を十分に発揮して見せた。今日は大差が付いている中での試合だったため、参考記録程度に考えたほうが良いと思うのだが、7回にバレンティンの2ランホームランなどが飛び出し、岸相手に6点奪った場面で岸がかなりがっくりした態度をしているのを見て、ヤクルト打線の強力さを改めて感じることが出来たと思う。
岸が降板となると岸以上の投手がリリーフ陣にいるチームではないので、一気に乱戦の雰囲気が漂ってくる。8回、9回共に満塁のチャンスを作り出し、「あわや。」と感じたファンも多かったのではないだろうか?結局逆転には繋がらなかったのだが、今年のヤクルトの魅力はこの攻撃陣だろう。こういった試合でも諦めずにつないでいく姿勢は非常に好感が持てる。投手が抑えられないのなら打線が取り返す。そういう野球をやっていくしかないだろう。去年と今年とで攻撃の仕方を大きく変えたところは評価したいと思っている。
ケチを付けるならやはりオーダーである。せっかく固定されそうだったオーダーをいじってしまったため、またふわふわし始めてしまった。2番センター比屋根、7番ショート荒木、8番キャッチャー中村をあまりにあっさりと代え過ぎではないだろうか?明日からは神宮なのでDH制が採用される。小川監督はどんなオーダーを考えているのだろうか?この点だけは心配である。
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コメント

  1. でぶちゃん より:

    1人2人の投手補強じゃどうにもならない所まできてますねえ。(補強してもハズレじゃ”元もこうも”ないし・・・相川は2試合連続マスクはキツイねえ木谷先発時のみでいいんじゃない。

  2. でぶちゃん より:

    ロマンは重症のようですね。バカフロント、今日中に群馬にいるザラテ獲れ!

  3. FIYS より:

    > でぶちゃんさんへ

    以前にも書きましたが、投手陣の数が絶対的に不足していますよね。本当に2軍の投手の負担が大きくなっていることも怪我を誘発してしまいそうで怖いんですよね。
    こんな状況でも補強(正直補充でも仕方ないと思っています。)の話が出てこないというのは何なんですかね?

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