清水空跳100m10秒00!!!桐生祥秀の記録を更新する超特大高校新 東京世界陸上標準突破しU18世界最高も塗り替える/広島IH | 月陸Online|月刊陸上競技
桐生祥秀が10秒01という驚異的な高校記録を作ってから、すでに12年の時が経っていたのだが、今日のインターハイで清水空跳(星稜高校2年)がその桐生の記録を更新する10秒00という驚異的な高校新記録作ってみせた。
過去記事はこちら→「桐生祥秀 | ヤクルトファンの日記」
暑さ対策もあり、大会直前にレギュレーションが大きく変更となったインターハイは、100mの決勝についてもタイムレースとなっていた。その第1組では菅野(東農大二2年)が追い風2.4mの参考記録ながら10秒06という素晴らしいタイムで走っていたのだが、清水は、その記録を上回る驚異的なタイムを叩き出してみせた。清水に関しては、すでに注目されていたスプリンターであり、このインターハイでも大本命ではあったのだが、1組ごと条件が変わるタイムレースという難しいレギュレーションの中でも菅野のタイムを上回り、集中力の高さを見せ付けてくれた。大舞台の追い込まれた環境下で10秒00というとてつもないタイムで走り切ったことに大きな価値がある。
東京世界陸上の標準記録にも到達したということで、これで東京世界陸上に参加する可能性も出てきた。U20世界最高記録を更新と言うことで、世界の陸上ファンが今後清水を注目することになるはずである。
桐生に関しては、条件が整えば圧倒的な走りを見せる速いランナーの代表格という印象があり、強さや安定感が増してきたのは、20代後半を迎えてからだった。
清水に関しては、現時点ではどうしても桐生と比較したくなってしまうのだが、勝負強さという部分では当時の桐生と比べても清水に軍配が上がりそうな気がする。若き日の桐生やサニブラウンと比較されることが多くなると思うのだが、偉大な先輩を超えるようなスプリンターに成長していくことが出来るだろうか?同期の菅野や少し上の世代に栁田(東洋大)がいることも清水にとってプラスに働きそうである。
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