橋本星哉を支配下契約

ヤクルトが橋本星哉と支配下契約　背番号は「９３」　「持ち味であるバッティングでチームの勝利に貢献できるように」 – サンスポ (sanspo.com)
サンケイスポーツ引用

上記のサンケイスポーツの記事の通り、これまで育成選手だった橋本星哉が支配下契約を勝ち取った。現在のヤクルトは、正捕手の中村からレギュラーを奪う勢いの活躍を期待していた内山、古賀が怪我で離脱しており、捕手事情が苦しくなっていた。そんな中で2軍で多くの出場機会を得て、打撃面で結果を残していた橋本に白羽の矢が立った。
興国高ー中央学院大という経歴の捕手なのだが、私は、ドラフトでヤクルトが育成指名するまで、この橋本のことは全く知らなかった。しかしルーキーイヤーから2軍でしっかり結果を残してみせた。打撃面ではミートが上手く、2軍レベルであれば、しっかり自分のスイングが出来ていた。ライナー性のあたりを広角に放てる打撃にセンスを感じさせたし、外野も守れる身軽なフットワークも魅力的に映った。春季キャンプでは、1軍に抜擢されるなど首脳陣からも評価されていることが伺えていた。捕手としての能力という部分は、私はあまり見ていないため分からないのだが、捕手も出来るユーティリティプレーヤーとして、チームに必要なピースになってくれる可能性はあると思う。
正直「93」という大きな背番号は似合わない。来シーズンには、もっと軽い数字の背番号に変更されるのではないだろうか？1軍でも箸にも棒にもかからないということはない選手だと思う。まずは1軍で自分の働き場所を得てもらいたい。楽しみな選手である。