追い付け…ない。

2026試合結果


ヤクルト6-8巨人

吉村が序盤で崩れてしまったのだが、打線が粘り強く追い上げ、何度か追い付けるのでは?という場面を作ったのだが、後一歩のところで追い付くことが出来なかった。一度でも追いついていれば、また展開も違ったと思うのだが、ここで追い付けないのが今のヤクルトということになるのだろう。若手のオーディションと考えれば面白いゲームではあったのだが…

先発の吉村は、初回にダルベックに3ランホームランを浴びると2回には、増田陸にタイムリー2ベース、佐々木にタイムリーを浴び、2点を追加されてしまう。さらに4回には浦田にタイムリー3ベースを浴びると長岡のタイムリーエラーも重なり、結局5回7失点で降板となってしまった。
今日の吉村は多少コントロールにバラつきがあったかな?と感じるのだが、これだけのボールを投げて5回7失点という数字を見ると、ここ10年~15年でNPBのレベルも随分高くなったなと感じることが出来た。150キロを超えるストレートにカット、スライダー、タイミングを外すカーブ、ウイニングショットとして使えるフォークを持ちながら、多少コントロールがばらついたり、ボールのキレが落ちるだけで打ち込まれてしまう。ボールのキレ、コントロール以外に吉村の癖が相手にバレてしまっているというような事情がある可能性は否定できないのだが、ここまで対応されてしまうと中々厳しいものがある。
リリーフ陣では6回にマウンドに上がり平山、浦田、佐々木を三者連続三振で抑えた石原の投球が光っていた。シーズン中にも投球フォームを微調整している姿が見られたのだが、ここに来てフォームが固まってきたように感じる。腕の角度、足の踏み出し位置、投げ終わった後のフォロースルーなど、見ていてしっくりくるようになってきた。フォームに躍動感が出ており、ストレートの球速もコンスタントに出るようになってきている。今日のようなボールを投げ込めるのであれば、シーズン終盤、ヤクルトリリーフ陣を支える存在になれるのではないだろうか?シーズン中にグッと伸びる選手が出てくるということは、選手自身だけでなく、首脳陣にも勇気を与えるのではないだろうか?

打線は、1番ショート長岡、2番センターモンテル、3番ライト増田、4番ファースト山田、5番キャッチャー古賀、6番レフト西村、7番セカンド内山、8番サード赤羽、9番ピッチャー吉村というオーダーとなった。選手個々人を見ていくと、今日ノーヒットに終わってしまった増田以外は、何かしら見応えのある場面を作ってくれたと感じた。
長岡は、反撃の狼煙を上げる先頭打者ホームランに5回にはあわや同点3ランホームランというレフトフェンス直撃のタイムリー2ベースを放ち、存在感を放ってみせた。守備でミスが出てしまった部分は反省材料だが、やはりチームの若きリーダーである。
モンテルは、5回にどん詰まりではあったが、タイムリー内野安打を放つと8回には2ベースヒットでチャンスメイクをしてみせた。武器であるスピードを活かしながら、打席でも必死に喰らい付くことが出来ている。
山田は、第1打席で今シーズン初ヒットを放つとフェンス直撃のヒット含め3安打で1軍のゲームで結果を残してみせた。
古賀は、5回に放った左中間フェンス直撃の2ベースヒットが印象的だった。インハイのシュートに詰まったように見えたのが、その実、腕を上手くたたみながらしっかりミートしており、打球は左中間フェンスまで届いた。このバッティングには、驚かされた。古賀の器用さが詰まった一打だった。8回のセーフティスクイズ失敗、その後のダブルプレーは痛いプレーだったが、古賀の打撃面での特徴が出たゲームでもあった。
西村は、ノーヒットで迎えた9回に追い込まれながらもマルティネスのインハイのストレートをセンターへ弾き返してみせた。春先には田中がマルティネスを打ち崩した場面があったのだが、ここに来て西村が野手オーディションの注目株となっている。
内山は、3回のチャンスできっちり2点タイムリーヒットを放ってみせた。打てなければチャンスが潰れ、試合の流れは完全に巨人に傾きそうな場面で貴重な一本を放ってみせた。
赤羽は、則本のストレートを完璧に捉える滞空時間の長いホームランを放ってみせた。赤羽の魅力の一つはこのパンチ力である。
代打で存在感を放った宮本、サンタナの打席内容も見事だった。オーディション的な野球を展開しながらベテラン、助っ人外国人選手もチームのためにプレーする姿を見ることが出来たことは、一ファンとして収穫となった。

それでも勝てなかった、追い付けなかった事実は残るのだが…




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コメント

  1. ツバメひとすじ より:

    吉村投手は今シーズンの開幕投手ですから、5回7失点は いただけません。
    立ち上がりが悪いことが多いのは、何とかしてもらいたいものです。

    野手陣は 得点を重ねて粘ったのですが、8回の岩田のバント失敗が、一番痛かったですね。
    ここで送ることに成功していれば、もしかしたら勝敗が違っていたかもしれません。
    岩田選手は 今シーズン、打席で相手投手に球数を投げさせる粘りを見せるし、足と守りで貢献できている良い選手だと思いますが、今日に限っては残念でした。

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