ヤクルト0-2巨人
昨日の巨人先発は戸郷、今日は森田だった。昨日は、3回までに3安打で2得点を奪い、もっと得点を重ねられる雰囲気は感じていたのだが、その後ヒットを打つことが出来ず、逆転負けを喫すると今日はプロ初先発となった森田の前に6回まで2安打に抑え込まれてしまい、その後は強力リリーフ陣に抑え込まれ、完封負けを喫してしまった。
正直今のヤクルト打線であれば、戸郷、森田に対してはある程度チャンスは作れると思っていたし、前半でリードを奪って、逃げ切る形が理想的だと感じていた。しかし、昨日のゲームの3回以降、ほぼ完璧に巨人投手陣の前に抑え込まれてしまった。戸郷にしろ森田にしろ、悪い出来ではなかったが、そこまで調子が良いようにも感じなかったため、個人的には、この結果は想定外だった。この3連戦は、何としてでも勝ち越してもらいたかったのだが、3タテされるピンチを迎えてしまった。上手くいかないものである。
森田に関しては、富山商ー法大ーHonda鈴鹿とアマチュア球界では常に高い評価を受けてきた投手である。しかしその反面、怪我に苦しんだ過去があり、ドラフトに掛かるまでに時間がかかった投手である。ルーキーイヤーとなった昨シーズンも左肘の故障で1年間を棒に振っており、今シーズンは生き残りをかけたシーズンとなっている。
今日の投球に関しては、テレビで見ている限りでは、はっきりしたボール球も多く、そこまで良いかな?と感じるような投球内容だったのだが、ヤクルト打線は捉えることが出来なかった。テレビの映像だけでは分かりづらい、ツーシーム(シュート)系のボールを右打者左打者関係なく投げ込むことが出来るため、打者から見ると打ちづらいボールを投げ込んでいるのかもしれない。4回は、内山がチーム初ヒットとなる2ベースヒットを放ち、反撃の狼煙を上げるのだが、村上、山田が打ち取られ、チャンスを活かすことが出来ない。結局、この試合ヤクルト打線が放ったヒットは、この内山の2ベースと岩田の内野安打の2本だけだった。昨日、今日とリリーフ陣にはノーヒットに抑え込まれてしまい、チャンスを作ることすらほぼないようなゲームになってしまった。
正直村上、長岡が戻ってきたことで、ある程度得点力はアップすると思っていたし、今の戸郷、森田相手であれば得点は奪えると思っていた。しかし、結局戸郷相手に2点を奪ったのみで終わってしまった。個人的にはダメージのある2連敗である。
ヤクルト先発のアビラは、前回のDeNA戦同様多彩な球種をコントロール良く投げ込み、まずまずの投球を見せてくれたと思う。しかし、2回に多少アンラッキーな当たりも含む3連打で先制点を奪われると、3回にも泉口にタイムリーヒットを浴び、追加点を奪われてしまった。このまま崩れてしまうと厳しいと感じていたのだが、4回からは、粘りの投球で試合を落ち着かせてみせた。こういった投球が出来るのがアビラの長所である。今後の投球にも注目していきたい。
前回の阪神との3連戦も初戦、2戦目と落としてしまったのだが、今回の巨人との3連戦も2連敗ということで、非常に苦しい戦いが続いている。
明日の予告先発は石川ー田中将である。大ベテラン石川とベテラン田中将のマッチアップはいつも以上に注目が集まるはずである。明日こそ打線が奮起して勝利してもらいたい。願わくば石川の勝ち星が見てみたいものである。
![]() | ヤクルト クイックチャージ 555ml 『つば九郎』パッケージ 1ケース(24本) 2025年バージョン 期間限定 スポーツドリンク 価格:3880円 |


にほんブログ村
コメント