阪神の背中を追う戦いはすでに始まっている

2023試合結果


ヤクルト3-9阪神

阪神は、すで優勝を決め、CS以降に向けての戦いを始めている。ヤクルトはすでにCS進出も可能性も断たれ目標を失いかけている。しかし来シーズンに向けて、リーグチャンピオンである阪神を追いかけるための戦いはすでに始めなくてはならない。今日は阪神に圧倒され、実力差を見せ付けられてしまった。今日のようなゲームを良い意味で忘れないようにして、来シーズンへの準備を行っていってもらいたい。

先発のロドリゲスは、3回で89球を投げ、被安打8(被本塁打1)、与四死球2の7失点(自責点6)でKOされてしまった。立ち上がりに近本、中野にかき回され、自分のペースを掴む前に、阪神打線に崩されてしまった。細かい制球であったり、ランナーを出した後の投球であったり、ペースを崩された後の投球であったりと現在の課題がはっきり表出する登板となってしまった。
ロドリゲスに関しては、獲得した時から、育成も念頭に入れた中での獲得であり、今シーズンから即戦力として期待するのは難しいのでは?ということをこのブログでも書いていたのだが、想像していたよりもフォームも制球もまとまっており、ある程度試合を作れることを見せてくれていた。もちろん今日の登板を見れば分かるように、まだまだ若さ故の完成度の低さも顔を出すのだが、個人的には、パワータイプの先発投手として、来シーズンもヤクルトでプレーしてもらいたい気持ちが強い。獲得時の報道では、今シーズン終了までの契約という報道がなされていたため、球団側がどう判断するか?またロドリゲス側が契約を更新するかどうか?は分からないのだが、25歳で平均150キロ近くのストレートを投げ込むことが出来、空振りを奪える変化球も持っている投手は簡単に獲得できるものではない。出来ない部分を少しずつでも修正することが出来れば、大きな戦力になる可能性がある。来シーズン巻き返すために必要な戦力であり、面白い素材の投手だと思っている。
リリーフ陣については、今日は高梨、大西が2イニングずつを任された。今シーズンは、便利屋的な役割を任される投手の負担が大きくなってしまう場面が目立った。今日のゲームを見ていても、今シーズンを象徴するかのうように高梨、大西に負担が掛かってしまった。特に大西は、シーズン通してかなりタフな起用法が続いていたため、来シーズンの勤続疲労が心配である。その一方で高梨がリリーフの便利屋的な役割を担えそうなのは来シーズンに繋がりそうである。

打線は、阪神先発大竹の前に、村上の2ランホームラン、塩見のソロホームランによる3点を返すので精一杯だった。前半で大差が付いてしまい、村上のホームランも塩見のホームランも試合の流れを変えるには至らなかった。
大竹には、今シーズン3勝を献上してしまっており、最後まで打ち崩すことが出来なかった。ストレートも変化球も制球力があり、完成度の高い投球の前に打線が対応することが出来なかった。ツーシーム、カットボール、スライダーを右打者、左打者関係なく内外角に散らすことが出来、打者のタイミングを外せるチェンジアップを高い精度で投げ込まれると、簡単に打ち崩すことは出来ない。村上、伊藤将もそうなのだが、現在の投手の中では、決してストレートの球速が速い訳ではないのだが、キレと投球術で打者を圧倒していくスタイルは見事としか言いようがない。それでもこのままやられ続ける訳にはいかない。来シーズンに向けてチーム全体で攻略法を探っていかなければならない。

ホーム神宮でのゲームだっただけに、こういう大敗は非常に寂しいのだが、一ヤクルトファンとして今日の負けをしっかり噛み締めたいと思う。




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コメント

  1. 超匿名 より:

     結局は塩見と村上の超一流選手による個の力でしか得点を奪えませんでしたね。阪神は元々リーグトップクラスの先発を揃えているのに、更に十も貯金を作れる投手が加入すれば、そりゃ独走優勝するという話ですよ。
     大西は頑張っていますね。それにしてもヤクルトに含めビハインドや敗戦処理の試合でも150出せる出力を持った投手が出てくるのですから、私がプロ野球を見始めた三十年以上前を思えばこういう点からも時代の変化を感じます。

    • fiys より:

      超匿名さんへ

      30年程前、故野村克也監督が、「ファンを喜ばせるためにも常時140キロ以上のストレートが投げられる先発投手を増やしたい。」とコメントしていたことを思い出します。30年経過すれば野球のレベルも上がりますよね。

  2. sabo より:

    色んな意味で阪神には負けた気がします。
    ただし結局は勝負に運は付き物であり、来季ヤクルトが野手は村上山田塩見中村を中心に、投手は分厚くなった先発とリリーフは清水が復調し皆離脱なく好調を維持すれば十分優勝いけると思います(それが難しいのですが)

    それにしても死球を当てて監督が相手の監督に謝ったり、当てた選手と当てられた選手が肩を組んで笑う写真をSNSに投稿したりする今の野球界を気持ち悪いと感じる私はもう老害なのでしょうね。

    • fiys より:

      saboさんへ

      今年の阪神の独走での優勝を見ると、逆に「21年、22年に上手く戦ったな。」という評価も出来ると思います。来シーズンはしっかり立て直してもらいたいですね。

      SNSについては、私も完全に時代に取り残されていますよ。理解できないこともあります。でもこれが「今」なんでしょうね。

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