石山踏ん張りきれず、岩崎に投げ負ける

ヤクルト1-6阪神

今日は試合を全く見ていないため簡単にまとめたい。

石山は5回までは1失点と試合を作ったのだが、打線の援護に恵まれない中で6回に福留に3ランを浴びてしまった。相手の先発がここのところ調子を上げている岩崎だっただけにもう一踏ん張りしてほしかったが、そこまで求めるのは酷だろうか。

石山は先日の古野に続いておそらく後先考えずに序盤から飛ばしたのではないだろうか?初回に鳥谷に先頭打者ホームランを浴びてしまったもののその後は、毎回のようにランナーを許しながらも得点は許さなかった。ダブルプレーや盗塁失敗にも助けられ、5回までの球数は61球ということで非常に理想的なペースで推移していたのだが、6回に落とし穴が待っていた。1アウトから鳥谷に粘られ四球を与えてしまうと大和にはバントヒットでつながれてしまう。このピンチで福留を迎えるのだが、ここで石山がカウントを悪くしてしまい、ストライクを取りに行った変化球をライトスタンドに運ばれてしまった。これまでの粘投がパーになるこの回の投球となってしまった。結局石山は続投した7回にも失点してしまい、6回2/3を被安打9(被本塁打2)与四死球1の5失点という数字が残ってしまった。5回まではよく粘れていたのだが、6回、7回のピッチングは悪い時の石山そのものだったのではないだろうか?

リリーフ陣ではロマンを起用したことが引っ掛かった。最近疲れがたまり、失点してしまうことも多いのだが、秋吉と配置転換ということなのだろうか?一昨日、今日と気になる起用法となっている。今日も結局失点してしまったのだが、今後はどういった起用法になるのだろうか?

打線は先発岩崎の前に6回まで1得点に抑え込まれてしまい、反撃することが出来なかった。散発の6安打では中々得点することは難しいのだが、山田の2本の2ベース含め、4本の2ベースを得点に活かせなかったのは痛かった。4回、6回、7回、8回と先頭打者が出塁し、チャンスを作ったのだが、いずれの回も無得点に終わってしまったのが痛かった。1点ずつでも獲ることが出来ていれば試合の流れは変わったはずである。その中で4回、6回、8回は先頭打者が2ベースヒットを放って作ったチャンスだっただけに作戦的なことよりも選手個々の力に期待したかったのだが、今日は抑え込まれてしまった。石山が5回までは粘っていただけに打線ももう少し援護してもらいたかったが仕方ないと言ったところだろうか(サウスポーの岩崎相手にデニングをスタメン起用したことは予想外と言えば予想外だったが…)?

神宮での3連戦だっただけに何とか勝ち越したかったのだが、1勝2敗に終わってしまい、阪神とのゲーム差は3.5に広がってしまった。ヤクルトは2年連続最下位のチームであり、優勝の味を知る選手も非常に少ないというチーム事情がある。あくまで優勝を狙うのであれば正直これ以上は離されたくないのではないだろうか?来週のDeNA、中日との6連戦は出来れば勝ち越したいところである。もう1チャンス、2チャンスはあるはずである。何とか踏ん張ってもらいたい。

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コメント

  1. k より:

    この三連戦は阪神との守備力の差があったように感じました、9回も比屋根・雄平が追いついていたのに捕球できない守備があったのとは対象に阪神は今成の横っ飛びや大和の守備位置の上手さなど見るとヤクルトは大引くらいしか球際に強くないので優勝するには厳しいですね(エラー多いですが今日もピンチで2つ併殺を取ってましたし)
    石山はそれなりに投げていましたし山田のエラーもあったので前回同様あまり責められませんね、試合は古野・新垣・成瀬より作っているので次回の中日戦でやり返して欲しいですね。
    指摘の通り得点機の3度の無死2塁での無得点が響きましたね、ここにきて打線が切れるようになってきましたね。やっぱり今日も失点したロマンは手術明けの年で疲れてますから1度抹消して休めせた方がいいと思います。
    守備のリスクはありますが火曜日からは横浜・神宮と狭い球場なのでミレッジを7番左翼・雄平を5番中堅・デニングを2番右翼にして川端を1番にして打線を前面に出して勝負してほしいですね。このチームは投手が抑えて勝つより先制点を取って責めていく姿勢の方が結果的に投手も頑張れるようになると思うのですが。

  2. より:

    優勝を狙うためにはかなり厳しい状況になってきましたね。打線に繋がりが欠けてきているのはとても心配です。特に川端畠山雄平の3人。この3人と山田が打たないとヤクルトは勝てないですね。打線は水物なので来週になってら打ち出すかもしれませんが今のままではDeNAと中日にすら普通に負け越すと思います。できれば5勝1敗ぐらいで乗り切ってほしいですけど。それとミレッジですが最近あたりが止まっているデニングと入れ替えてはどうでしょうか?ミレッジはここ最近下で調子を上げているようですし。

  3. 久保田 より:

    石山投手は、惜しかったですね…。山田選手のエラーもありましたし…。とはいえ、それでも踏ん張れれば、石山投手の評価はもっと高まるのでしょうね。阪神は、何故か勝ちますね。得失点差で、あんなにもマイナスのチームが首位にいるのは本当に不思議です。小差で勝ち大差で負ける野球をやっているということなのでしょう。今週の燕、なんとか4勝はしてほしいです。

  4. trefoglinefan より:

     今年のヤクルト先発投手のQS率はどうなっているのでしょうか。5割は割っているのではないでしょうか。本当に壊滅状態です。そうだったらいっそのこと中10日ローテを組んで、数打ちゃ当たる方式にしてむしろ頼りになるロングリリーフを充実させた方がいいと思いました。そのことを丁度拙ブログに記事にしたところです。
     ロングリリーフ要員を充実させると、先発投手を用意できない日には、ロングリリーフ2人で先発1人分と考えて、最初の6~7回を任せることもできますから、今のヤクルトにはそれが合っているような気がいたします。
     「先発投手が揃わない」などと嘆くくらいなら、居ないものと割り切って今のヤクルトに見合った投手起用を模索すべきではないでしょうか。西武はかつてそうやって黄金期を築いたのですから、戦力がない分知恵を振り絞るべきだと思います。

  5. trefoglinefan より:

     今のヤクルトはリリーフ投手をベンチにできるだけ入れないといれない状況です。だったら他の日に先発する投手をベンチに入れる余裕などない筈です。6人の先発を固定できる訳でもないのに、何の為にこのようなことをやっているのでしょうか。どっちみち先発が固定できないのなら、ベンチ入り25人をフル体勢にすることを゛どうして考えないのかと思います。ヤクルトのようなチームは当たり前のことをやっていては戦えないのですから、別の角度からもっとチームをどう改善するか、自チーム独自の戦術がないのかを、もっと考えて欲しいですね。

  6. FIYS より:

    > kさんへ

    阪神も巨人同様守備は上手いですよね。大和は二塁手や遊撃手を本格的にやってもらいたいと感じる選手ですよね。今成も思いのほか動きがスムーズですよね。
    ミレッジはそろそろ見てみたいですね。

  7. FIYS より:

    > sさんへ

    5勝1敗は厳しいでしょうね…DeNAとの3連戦でどれだけ勝てますかね?

    ミレッジはそろそろ見てみたいですね。

  8. FIYS より:

    > 久保田さんへ

    石山は数字ほどは悪くなかったのですね。次回に期待したいです。

    阪神は守備力が高いですかね?

  9. FIYS より:

    > trefoglinefanさんへ

    確かに先発は頼りないですよね。個人的にはやはり小川と石川に柱になってほしいと感じるのですが…

    戦力が足りない分知恵を振り絞る必要性はありますよね。また機会があればブログ拝見したいと思います。 

  10. sabo より:

    正直阪神打線が強すぎでしたね
    鳥谷の先頭打者本塁打にしろベストピッチに近い球をことごとくいい当たりされてしまいました
    この3試合を見る限り今の阪神打線はセリーグ1でしょう
    そういう意味では先発石山はまあまあいけそうですね

    ミレッジをデニングと交代で昇格させてみてもいいですね
    ロマンは代わりがいない(秋吉がロマンの代わりが出来ても秋吉の代わりがいない)ので

  11. FIYS より:

    > saboさんへ

    阪神、巨人にどこまで喰らい付けますかね。今日は痛い敗戦となってしまいましたね。

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