歴史的大金星!

ラグビー

日本34-32南アフリカ

先程書いたばかりなのだが、ラグビーワールドカップの初戦南アフリカ戦がとんでもない試合になった。ここ数年いや10数年のスポーツ観戦の中でも最も興奮したゲームかもしれない。最後まで勝利を目指した日本代表に世界のラグビーファンが痺れたはずだ。歴史が変わった日である。ヤクルトファンの皆さんもこの快挙を一緒に喜び合いませんか?

南アフリカ相手にこのゲームは…というか南アフリカに勝ってしまうとは…想定外中の想定外である。エディージョーンズを信じて良かった。と言うかここまでの結果が出るとは思ってもいなかった…でもライブで観戦して良かった!
夜中なので本当に簡単にまとめたい。

序盤から南アフリカのアタックに対して低く鋭いタックルで突き刺さってみせた。簡単にはゲインを許さず、互角に戦ってみせた。相手ペナルティから五郎丸のPGで先制し、その後モールでトライを奪われたものの日本も逆にラインアウトからドライビングモールで押し込み、最後はリーチ・マイケルが飛び込んでみせた。この場面を見ただけでも本当に格好良かったのだが、これは奇跡の序章に過ぎなかった。

前半を10-12で折り返しただけでも奇跡的だったのだが、後半も南アフリカ相手に互角に渡り合ってみせた。南アフリカが自陣でペナルティを重ねるたびに日本の武器である五郎丸のPGがことごとく決まり、南アフリカに喰らいつくと一旦はトライを奪われて引き離されるのだが、ラインアウトから見事な連続攻撃を見せ最後は五郎丸がトライとコンバージョンを決め同点に追いついて見せた。このシーンも本当に格好良かった。小野、松島、五郎丸と繋がった攻撃は日本らしい攻撃だったと思う。その後も1トライ1ゴール以上の差を付けられることなく喰らいつくと29-32で迎えた終了間際に敵陣ゴールライン間際で激しく連続攻撃を繰り返し、南アフリカのペナルティを誘ってみせた。五郎丸がPGを狙えば引き分けで終わらすことも出来たのだが、日本代表は最後まで勝利を目指して戦った。シンビンで1人少ない南アフリカ相手にスクラムを選択し、その後の連続攻撃は感動の嵐だった。最後は終了間際に投入されたヘスケスがゴールに飛び込み、逆転に成功してみせた。ラストワンプレーでの大逆転劇!テレビで立ち会うことが出来て最高だった!

南アフリカに勝つなんて思ってもいなかったのだが、本当に勝ってしまったのである。「世界を驚かせる!」とはこういうことなのである。ラグビーと言うスポーツは強豪国が限られているスポーツである。しかしだからこそ、日本のような中位にいる国の押し上げが必要なスポーツに感じる。イングランドのラグビーファンの皆さんの心を鷲掴みにした日本代表の戦いぶりはラグビーと言うスポーツの可能性をまた1つ広げてくれたと思う。今日の日本の勝利でアルゼンチンやイタリア、フィジーや日本と同じプールBに入っているサモアなどの躍進に拍車がかかるかもしれない。

とにかく今日の勝利は日本ラグビー史だけでなく、世界のラグビー史にも間違いなく刻まれるゲームとなった。歴史的快挙である。ラグビーはプレーしたことがなく完全な素人なのだが、こんなに興奮するスポーツも中々ないのではないだろうか?これだからスポーツ観戦は止められない。

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コメント

  1. ケマル より:

    よく勝ちましたね。惜敗でも私はすごいと言っていたと思います。
    ベスト8はまず無理だと考えていたのですが、
    これはひょっとしたらひょっとするがありえるかもしれませんね。

  2. 闘将 より:

    初めてコメント書かせて頂きます。毎日ヤクルトの記事を楽しく読ませてもらっています。ヤクルトファンである一方、幼稚園からラグビーをやってきた私は今日のこの歴史的勝利を家族で泣きながら大喜びしました!世界一厳しい練習を耐えた努力で掴んだ奇跡。努力は裏切らない事を証明してくれました!ラグビーファンにとって忘れられない日になるでしょうし、これを機にラグビーの良さがもっと沢山の人に伝わって欲しいです。
    これからもヤクルトの記事毎日楽しみにしていますし、ラグビーについても引き続き取り上げて頂けますと嬉しいです!よろしくお願いいたします。

  3. FIYS より:

    > ケマルさんへ

    私ももし惜敗だったとしても記事を書いたと思いますよ。こうなったらベスト8を狙ってほしいですね。

  4. FIYS より:

    > 闘将さんへ

    コメントありがとうございます。このゲームを見れて幸せでした。私の趣味はスポーツ観戦なのですが、すべてのスポーツを通しても最高のゲームになったかもしれません。また機会があればラグビーの記事も書きますね。
    最後にPGを狙わず、勝ちに行って勝ち切った場面は感動モノでした。

  5. K より:

    やっぱり勝負事は最後まで攻める姿勢を崩してはいけないと再認識させられましたね、南アフリカの強豪でも守りに入って弱気な姿勢を見せたらやれますね。どんなスポーツでも相手が強いと分かっていても気持ちで負けいない攻め抜く姿勢を貫く事が勝利に繋がる近道だと思いました。(まさに武士みたいなチームですねラグビー日本代表は)

  6. FIYS より:

    > kさんへ

    本当にそうですね。勝負事は最後まで諦めず勝利を信じて戦うことが大事だということを感じることが出来ました。

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