キャンプ振り返り

28日ヤクルトスワローズが春季キャンプを打ち上げた。小川監督の今キャンプの採点は、90点ということである。野手陣のアピール合戦が高得点につながったのだろう。
今日は、私がキャンプ前に勝手に挙げた注目点について振り返ってみたい。
① 外野手争い
・青木の抜けた穴を誰が埋めるのか?という部分については、怪我さえなければ上田でほぼ間違いなさそうである。まだまだオープン戦も残っているのだが、走攻守全てにおいてしっかりアピールすることが出来た。このままレギュラーに定着してほしい。
しかし他にもしっかりアピールしている選手がいるため、レギュラー争いはまだ決着がついていない。昨シーズンのホームラン王バレンティンが不調に陥っているため、雄平、武内、飯原、比屋根にもまだチャンスは与えられそうである。

② 遊撃手争い
・キャンプ前は、川端が一歩抜け出ているのではないか?と予想したのだが、川端の怪我が長引き、開幕には間に合わないことが明らかになった。そこで一気にレギュラー候補になったのは2年目の山田である。打撃も守備もまだ安定感はないが、昨シーズンのCSでも見せたように想像以上に対応力がある選手である。開幕スタメンも見えてきた。

③ 新外国人
・ミレッジは、問題児という評判だったのだが、今の所そのような話は聞かれない。最低限の結果は残しており、このまま行けば開幕スタメンは確実だろう。ホームランバッターではないようだが、バレンティンが不調なため、長打も期待される。
ロマンは、猛アピールをしなければ1軍枠に残るのは難しいと予想していたのだが、バレンティンの不調によりチャンスが巡ってきている。実戦でもそれなりの投球内容でまとめている。ナックルボールで話題になるなど今後も注目される。先発ローテーション入りもありそうである。

④ 投手陣
・村中のスロー調整ぶりが気になるが、昨日館山と由規が実戦で投げることが出来たため明るい話題が多かったような気がする。特に6年目の増渕の充実ぶりが目立った。ファンが期待する豪華な先発ローテーションの誕生を待ちたい。私がブレイク期待の選手として名前を挙げた平井と山本哲は、もう少し時間がかかりそうな印象である。特に平井は、実戦で失点を重ねてしまい、まだ力不足の印象が強く残った。

⑤ 怪我人
・川端、福地の怪我が残念だった。開幕は難しくても早めに戻ってきてもらいたい。若手では、山本斉、川崎の怪我がもったいなく感じた。

まだオープン戦が多く残っているのでチーム内の争いは続きそうである。それでも切磋琢磨して非常に魅力的なチームに近付いてきている印象が強い。オープン戦も楽しみたい。

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