ヤクルトー巨人　心に残る開幕シリーズ（後編）

ヤクルトー巨人　心に残る開幕シリーズ後編は、０８年からスタートしたい。
０７年最下位に終わったヤクルトは、優勝した巨人に何故かラミレスとグライシンガーを奪われてしまった。そんな状況で巨人との開幕戦を迎えた。ヤクルトファンの皆様はどんな気持ちでこの開幕戦を見ていたのでしょうか？私は、かなり厳しい試合になると予想していました。ただ心の片隅でこれで巨人が圧勝してしまったら…やってられない！という気持ちも持っていました。そしてこの開幕３連戦でヤクルトファンは大きな歓喜に包まれます。開幕戦では、いきなりラミレスに先制ホームランを許すなど苦しい立ち上がりとなったが、ここから高田新監督が掲げる機動力野球がかみ合い、集中打と好走塁で得点を重ね、６－２で勝利する。第２戦でも初回に３点を先制されるが、その後コツコツ得点を重ね、追いつくと７回に一気に逆転し、６－３で勝利する。勢いに乗ったヤクルトは第３戦も福川の満塁ホームランなどで得点を重ね１０－２で大勝する。この時ヤクルトの新たな時代の幕開けを予感したのだが…この開幕３連勝を最後に０８年０９年と巨人に全く勝てないシーズンを送ってしまう。高田監督の理想とする野球が出来た開幕シリーズは、近年のヤクルトの開幕シリーズの中では最も心に残っている。
１０年の開幕シリーズは、開幕戦を石川で落とし、勝てるイメージが全くなかったのだが、２，３戦目を由規と村中の好投で連勝する。この瞬間私は、再びヤクルトの快進撃を予想したのだが…その後全く勝てない日々が続き、高田監督が解任されることとなる。
１１年シーズンは、震災の影響で開幕が延期となり、２年連続で巨人との開幕シリーズとなった。この２連戦はあまり印象に残っていない。サラッと負けてしまった印象だ。
さて今年のヤクルトー巨人の開幕シリーズはどんな展開になるのでしょうか？先発投手陣が強力な巨人は難敵だが、シーズンを面白くするためにもあくまで３連勝を期待したい。


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