大松尚逸を入団テストへ

ヤクルトは昨季限りでロッテを自由契約となった大松の入団テストを実施する。2月に宮崎県で行われる2軍キャンプに、数日間、参加させる方針。チームは経験のある左打者を探していた。

 34歳の大松は昨季は右アキレス腱断裂で1軍出場なしに終わったが、08年に24本塁打をマークするなど勝負強い打撃が売り。ケガの回復具合なども含め、2月の状態を見て判断する。
(スポニチアネックス引用)

上記の通り元ロッテの大松の入団テストを実施するとのことである。この報道には少し驚いた。大松は希少価値の高い左の長距離砲ではあるのだが、ここ5,6年まともに結果を残すことが出来ておらず、昨シーズンはアキレス腱断裂という大怪我を負っている。年齢も34歳ということで若くはない。おそらく外野を守ることは難しい状況だと思うし、ファーストを守るにしても畠山、グリーンとの争いに割って入るだけの力があるとも思えない。08年に24本塁打を記録したように長打力という意味では面白い物を持っている選手だと感じるが、働き場所としては代打一本と言ってもおかしくないような選手ではないだろうか?
大松は真面目で練習熱心との情報もあるため若手のお手本的な意味も込めて獲得を検討している部分もあるのかもしれないが、貴重な一枠を大松のようなベテラン選手に割いてよいものかどうかしっかり判断してもらいたい。

入団テストといえば過去には清水直行もヤクルトの入団テストを受けるという話しがあったが結局中止なってしまったことがあった。そのときの記事はこちらから→「清水直行を入団テストへ」、「清水直行の入団テストは中止に

清水の場合は、自ら入団テストを辞退しているのだが、大松はどうなるだろうか?怪我の回復具合も含めて考えると大松にとって簡単ではない入団テストとなりそうである。

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コメント

  1. 久保田 より:

    必ずしも合格するとは限らないので、テストならいいんじゃないですかね?
    もし、それで使える選手なら掘り出しものですし。
    今浪選手の病気の状態や外人ワクの関係によっては、畠山選手の控えがいないことも考えられます。そこ畠山選手さえも故障あがりですから、フル出場できるかどうかは微妙なのが現状なのではないでしょうか?

  2. k より:

    大松のテストはユウイチや森岡、松井淳が引退して左の代打が不足している影響かなと思いますね。
    ケガからの回復次第ですがヤクルトには合ってるかなと感じますね。

  3. FIYS より:

    > 久保田さんへ

    そうですね。テストでしっかり見極めると言うことは大事ですよね。左の長距離砲は希少価値が高いですしね。

  4. FIYS より:

    > kさんへ

    楽天を戦力外となった岩村を獲得した時と少し似ていますかね?岩村の場合はすぐに獲得の意思を表したと思いますが、大松はまずはテストをしてみてから。ということなのでしょうね。入団にまで至りますかね?

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