先行逃げきりならず。雨の中で集中力も欠けてしまったかな…

ヤクルト3-10xDeNA(7回途中降雨コールド)

試合前から雨予報の中でのゲームであり、出来るだけ先行した中でゲームを進めたかったのだが、初回の3点のリードを今シーズン初登板となった小川が吐き出してしまい、3回表のチャンスを逃した後で、ロペスに勝ち越し2ランホームランを許すと、ヤクルトの選手の集中力が切れ始めてしまい、大敗となってしまった。正直試合が成立した時点ですぐにコールドになってしまうかな?というような雨の降り方とグラウンド状態だったのだが、試合は7回まで続けられた。しかしバレンティンを中心にヤクルト選手の集中力が切れてしまったと感じるプレーが目立ってしまい、残念に感じた。試合の流れとDeNA主催のゲームだった事から試合が成立した時点でかなり厳しい立場に置かれてしまったことは間違いないのだが、最下位のチームなのだからもう少し気持ちを見せてもらいたいなと感じる部分もあった。

先発の小川は疲労骨折から復帰し、今シーズン初登板となったのだが、初回にボールが高目に浮いてしまい、DeNA打線に掴まってしまった。結局今日は宮崎、ロペスにホームランを浴びるなど3回2/3を投げ、被安打6(被本塁打2)、与四死球3の5失点で負け投手となってしまった。
2軍でも結果を残せないまま1軍での初登板という形になったため、台所事情が苦しい中で無理して1軍に上げてなければ良いな?と思っていたのだが、ボールの威力自体はまずまず戻ってきているように感じたためホッとした。3点のリードをもらった中での登板でありながら初回に先頭打者の神里に四球を与えてしまうなど、実戦感覚が戻りきっていないと感じる場面もあったのだが、このまま身体に違和感が出ないようであれば、今後徐々に状態を上げてきてくれるのではないか?と感じさせる投球だったと思う。宮崎、ロペスのホームランに関しては、打った2人を誉めるべきホームランだったと思う。最後は雨にも苦しむ形となってしまったが、今日は素直に小川が戻ってきた事を喜びたいと思う。

リリーフ陣はいつ試合が止まってもおかしくない状況でしかもDeNAにリードを許している状況だったため、普段とは違った継投で山本哲、中澤が汚れ役を担ってくれた。2人とも失点を重ねてしまったため、褒めることは出来ないのだが、とりあえず他のリリーフ陣を休ませる事が出来たため「お疲れ様」という言葉を掛けたいと思う。

打線はやはり山田哲とバレンティンがある程度の状態を維持しているため、相手バッテリーにプレッシャーを掛けることは出来ている。今日は初回に慎重になる京山から3つの四球でチャンスを作るとバレンティンの2点タイムリーヒットで先制し、その後も西浦四球の後雄平の犠牲フライで1点を追加してみせた。今日のゲームでは結局この3得点のみに終わってしまったのだが、山田哲、バレンティンがポイントゲッターになるだけではなくチャンスメーカーの役割を果たす事でチャンスを数多く作ることは出来ている。それだけにチャンスで山田哲、バレンティン以外の選手がどれだけ結果を残せるかに掛かってくる事になりそうである。3回も青木ヒット、バレンティン2ベース、坂口四球で0アウト満塁のチャンスを作ったのだが、その後西浦、雄平、中村が京山の前に抑え込まれ得点を奪う事が出来なかった。こういうシーンを出来るだけ減らしていかなければならない。

P.S 今日のゲームはテレビ観戦することが出来たのだが、7回まで試合を続行させた事に驚いた。昔に比べてグラウンドの水はけが良くなっていたり、グラウンド整備の技術も上がっているとは思うのだが、私の中ではやっても試合成立までかな?と感じていたのでよく7回まで引っ張ったなと感じました。リードをしている余裕もあったとは思うのですが、打席での集中力は明らかにDeNAの選手達の方が上でしたね。

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コメント

  1. k より:

    試合展開的には勝てた試合ですよね、三回の無死満塁で一点も取れないのが敗因でしたね(ヤクルトは雨で途中コールドとかになりそうな試合は弱いですよね)
    手術明けの小川は、なまだまだって感じですね。二軍でも防御率悪かったですけど課題は球が高いのと球威も変化球の切れも足りないかなと(真っ直ぐで押し込めない)それとフォームも昨年と一緒でしたね二段モーションに戻すのかなと期待しましたが・・・ケガ明けなのですぐには期待するのは酷かもしれませんね(次もダメなら下で再調整ですね、下で高橋圭が好投してるので上で投げさせるのも面白いですね)。
    あと、やっぱり気になるのは川端のスタメンですね。連勝の流れは2番西浦が効いていたので1番~5番は固定と考えていたので打順の変更は疑問ですね、6番と7番は今後の課題ですね(今のヤクルトは投手が抑えることは難しいのて打線が引っ張らないと勝てる確率は低くなるので大引・雄平・川端のレギュラー扱いは厳しいですね)
    来週は苦手な地方球場とマツダなので2勝出来ればですが下位打線がカギなので下と入替えを検討してもらいたいですね(雨降ってましたが今日の内容では山本哲も厳しいかな)

  2. 南国燕 より:

    今日の試合は3回の満塁のチャンス。西浦は甘いファーストストライクを見逃し厳しいセカンドストライクを振りに行く始末で結局三球三振。
    雄平もチャンスで打てないと、全く悔しがらない姿は昨年と全然変わらないですね。
    まぁ小川が完全復活とは言いませんが徐々に調子を上げてもらいたいです。

  3. sabo より:

    小川は思っていたより良かったくらいですね。2016年くらいの状態に見えました
    ストレートも145以上出てたし、スライダー、カット、チェンジアップも投げれてた。あとは精度ですね。そこを修正して2017年バージョンにしてもらえば問題なし

    来週も投げるでしょうし、次は「投げられれば」ではなく「勝てる投手」として見たいです

  4. FIYS より:

    >kさんへ

    3回の無死満塁を活かせなかったのがあまりにも痛かったですね。

    山本哲はリリーフとしては球威不足に映りますよね。左右の違いはあるのですが、晩年の山部と被る部分がありました。本格派から技巧派にうまく転身出来れば良いのですが…ちょっと厳しそうですよね。

  5. FIYS より:

    > 南国燕さんへ

    3回の攻撃があまりにも痛かったですね。

    小川は徐々に調子を上げて行けそうな雰囲気はありましたよね。

  6. FIYS より:

    > saboさんへ

    私も小川に関しては思っていたよりも良かったです。徐々に調子を上げて行ってくれるのではないでしょうか?

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